ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

北海道旅日記3-1 美瑛の秘境スポット“青い池”

みなさんこんにちは。今回は美瑛の代表的な観光地『青い池』を効率的に観れるという方法も紹介するとともに、『青い池』の魅力を皆様にお伝えしようと思います。

 

実は白金温泉から『青い池』までの距離としては概ね3km。車で5分という場所にあります。また、美瑛市街方面から行かれる際は約17kmほど離れており、車によるアクセスは約20分と見ておくと良いでしょう。ただ、午前10時頃(特にGWやお盆休みなど)をピークに渋滞で混み合うので、行かれる際は良く情報を調べてから行くことをおすすめします。どうしても昼中に見たいなら、第2駐車場利用(青い池までは徒歩にて10分)かツアーで申し込むと良いでしょう。

ちなみに距離は以下の通りです。

★白金温泉からのアクセス★

★美瑛駅からのアクセス★

ちなみに旭川駅や美瑛駅からはバスも出ていますが、どちらも本数が少ないのでご注意ください。また、渋滞で大幅に遅れることもありますので良く調べてから行くことをおすすめします。

参考までに下記の時刻表を記載しておきます。(2019年9月現在)

旭川駅バス時刻表(道北バス白金線)いずれも国立大雪青年の家行き

  • 8:35
  • 11:20
  • 14:55
  • 16:35

美瑛駅バス時刻表 上記と同様

  • 6:55
  • 9:26
  • 12:11
  • 15:46
  • 17:26

ということで、我々は朝食前に一度チェックアウトの精算を済ませて、車を走らせて現地へ!

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早朝の『青い池』第1駐車場。見ての通り空いている

早朝6:00頃の駐車場の様子です。この時間帯の第1駐車場はかなり空いているようです。

 

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青い池の案内図

青い池の順路はこんな感じになっています。 やはり混雑するからなのか車椅子やベビーカーは緑の矢印に従って回るようです。というのも、青い池の岸辺は凸凹道になっていて、車椅子で通るのは危険だからなんだとか。

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青い池の遊歩道

青い池の遊歩道です。道の周りは白樺並木に囲まれています。青い池はこの道の右側にあります。さらに岸辺には柵も立てられています。

ミュウ:ここが青い池なんだね。

ビクティニ:やはり早朝なのか、静かで空気が澄んでいるね・・・。

 

遊歩道の右側を見てみると・・・。

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美瑛の名所スポット『青い池』

そう、美瑛の名所の1つにして北海道における屈指の秘境景観スポットとされる『青い池』です!こちらの『青い池』は十勝岳の麓に位置し、この池のすぐ近くに美瑛川が流れています。そして、この池の最大の特徴とも言える青色のコバルトブルーという涼し気な色が印象的です。しかも、そのコバルトブルーと池に生えている枯れ木や背景の森がいかにも幻想的にして秘境感を醸し出しています。これこそ北海道屈指の人気スポットとも言えるでしょう。

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ビクティニ:こ・・・これが『青い池』なんだね。コバルトブルー色の池こそ、まさに秘境感かつ幻想的な空間を醸し出している・・・。これはとても素晴らしい!!これこそ、私の求めていた景観だ!

ミュウ:本当に青色なんだね。確かに早朝だと、人もまばらだから、落ち着いた気持ちで観れるというのは良いことだよ。もし昼間だったらやばかったかもね・・・。

作者:そうさ。だから早朝に行って正解だったんだよ。昼間だったら人混みでせっかくの自然の雰囲気が台無しだからね。それに渋滞で何時間も待たされ、挙句の果てには池が見れなかったという最悪なオチになっちゃうからね。

ビクティニ:た・・・確かに。作者さんそんな情報良く知ったね。

作者:まあ、この方法は北海道に限ったことではないでしょうけど。

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いかにも神秘的かつ秘境感のある『青い池』

見ての通り、まさに青色のコバルトブルーを醸していますが、なぜここまで青いのかというと・・・。

理由としては白金温泉にある『白ひげの滝』などから流れ出たアルミニウムを含んだ水が流れており、その滝が美瑛川の水と混ざることで『コロイド』という粒子が生成されます。さらに太陽の光と水中のコロイドの粒子が衝突し、波長の短い青い光が散乱されることから、青く見えると言われています。そして、白金温泉の水が光の散乱を助けるイオウ・石灰成分などが、川底の石・岩を白くし、水の青さをいっそう引き立てているようです。コロイドとは、ある物質の粒子が他の物質の中に分散している状態のことを言います(すなわち分子が集まり、普通の顕微鏡では見えぬ程度の粒子となり、浮き漂うような物質のこと。いわば膠質)。また、天候によっては青くならないことがあるようです(例:大雨による悪天候等)。

また、『美瑛』という地名が付いたのは、近くを流れる美瑛川の水源に十勝岳にあり、その十勝岳の地質に含まれた硫黄で川水が濁り、かつては乳白色となって油ぎった状態であったことから、それをアイヌ語にすると「ピイェ(piye)」。つまり、それを漢字にすると「美瑛(びえい)」という語源からなったと言われているようです。

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シャワさん:おお、これが青い池かね?・・・これこそ、私が求めていた景観だ!清々しい水色に森林に囲まれた環境・・・。とても癒される・・・。

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ゴンベ:おお、これは青い池でねえか?これは美しいっぺ!こんなにきれいな池を見たのは初めてだっぺ!
作者:とにかくインスタでうpしよう。

ビクティニ:やっぱり神秘的な池は癒される・・・。

ミュウ:空はどんよりしているけど、まあ青い池は観れてよかったね。

 ビクティニ:そろそろ朝ごはん食べようかな・・・。

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青い池についての解説板

 やはり青い池は青く見える理由も解説されていますね。他にも周辺には白金温泉にある『白ひげの滝』をはじめ、『白樺街道』、『十勝岳展望台』があります。

青い池が成り立ったのは、昭和63(1988)年に噴火した十勝岳から発生した泥流を堰き止めるために建てられた人工の堰堤に美瑛川から流れた河川水が滞留したのがそのはじまりだったんですね・・・。

ビクティニ:だから青い池が出来たんだ・・・。

ミュウ:人工のダムでせき止められているとはいえ、自然の景観であることには変わりは無いけどね。

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・・・ということで、青い池を観た後は朝食を食べ、朝風呂も入ってゆっくりしました。そして、宿を出発した後は四季彩の丘や富良野の有名スポットを訪れようと思います。

ビクティニ:朝ごはんも美味しかったよ。

ミュウ:お風呂も最高だったよ~。

シャワさん:青い池も見れたので癒された。

ゴンベ:北海道らしい丘の景色が観たくなってきたっぺ。

作者:これから美瑛と富良野の有名スポットを観ていくから楽しみにしてね。

 

続く・・・。