ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

広島・出雲 旅日記 2日目

 

 こんにちは。続きからです。

さて、12月21日は出雲大社へ向かいます。そのためには、広島バスターミナルから高速バスを利用します。広島バスターミナルから出るバスに時刻表によると『みこと103便』にて9:15にバスターミナルを出て12:10に出雲市駅到着と比較的早めに到着できます。なので早めに起床し、朝風呂に入って朝食を済ませた後にすぐ出発です。f:id:okuchichibu551:20171228205606j:plain

ミュウ:瀬戸内海の朝日がきれいだね

ビクティニ:今日は出雲大社に行くのか…。この先長くなる予感…

 

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ひとまず8時にチェックアウトします。

ビクティニ:朝食に出たオムレツがうまかったなw

ミュウ:とにかくバスターミナルまで行こうよ

ビクティニ:そうだね

 

 

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まずはタクシーで最寄りの電停(元宇品)まで行き、そこから路面電車でバスターミナルの最寄駅『紙屋町』で下車します。

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ミュウ:9時15分まで間に合うかな…

ビクティニ大丈夫だ、問題ない(キリ

 

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…という事で、バスターミナルまでやってきました。バスターミナルからは出雲の他に鳥取、米子、松江はもちろん、大田、浜田、益田、三次、庄原、東城方面などのバスが出ているようです。席はまだ空いているようでしたので、即チケットを購入!…とはいっても意外と乗る人も多いようです(汗

 

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そんなこんなで9:15に広島を出てそのまま北上していきます。

ビクティニ:長閑な風景の広島も良いよね

 

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途中の江の川PAで休憩します。

ビクティニ:長閑だねぇ~

ミュウ:ほんとに空気が澄んでいて心が落ち着くなぁ~

 

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ビクティニ:この辺『三江線』というローカル線が走っていて来年には廃止になるみたいだけど、時間上無理なのかな…。

ミュウ:しょうがないよ。時間が時間で本数自体も指で数えられるぐらいしかないんだし…。だからといってレンタカーで回ろうにもお金がかかるから断念するしかないの…。

ビクティニ:まあ、SLやまぐちがあるしねw

 

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ビクティニ:すげ~絶景だ!かなり山深いところに来たなぁ~

 

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ビクティニ:おお~、雪が積ってるぞ~!

 

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やがて、ビクティニたちを乗せたバスは島根県に入ります。

 

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ビクティニ:ずいぶん遠くまで来たね…。それにしても何もかも長閑な景色だなぁ~

 

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そして、広島から3時間で出雲市駅に到着です。駅舎も出雲大社の本殿を見立ててますねw

ビクティニ:という事でここまでやってきました~!

作者:ここからレンタカーで直接大社へ行きますよ。

ミュウ:え?レンタで行くんだ…?

作者:事前に調べたところ、大社までの交通の便はそれなりにあって、一応日御碕まで行くバスも出てるけど、本数が少ないからレンタカーで行くことになったんだ。

ビクティニ:確かにあれだけ絶景な所へ行くんだからそりゃ本数も少ないはずだよね…。

 

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こちらが一畑電鉄電鉄出雲市駅です。ここからでも大社へは行けますが、1時間に1本のスパンしか走っていません。

 

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ということで、こちらのレンタカーで目的地へ向かいます。あ、ちなみに12時半からの予約で申し込みましたが、予めスマホからネット予約したため料金が割引になっていますw

ビクティニ:本来は1日で7800円が6500円で借りれたのか。ありがたいね~

ミュウ:ネットってある意味不可欠だよね…

作者:まあまあ、そんなメタイ話はいいから、とにかく出発進行~!

経路としては出雲市駅から見て左側を進み、国道184号と県道28号を道なりに進んで行くとワイナリーがある。そこのT字路を左に進み、国道431号をそのまま進むと・・・

 

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あっという間に…

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出雲大社でございま~す!

ビクティニ:本当にあっという間に着いちゃったw

ミュウ:レンタカーってある意味チートだよね…

 

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ビクティニ:ちょうどお腹空いたから、そこの蕎麦屋さんで『出雲そば』でもいただこうぜ

ミュウ:そうだね

 

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じゃじゃ~ん こちらが有名な…出雲そばでございま~す

 ビクティニ:おお~、なんか盛岡のジャ~ジャ~麺に似てるな

ミュウ:おいしそ~("▽"*)

 

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ビクティニ&ミュウ:いただきま~す!

ビクティニ:揚げ玉がのってるやつが好みかな

ミュウ:いい香り~

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シャワーズ:生卵がのったやつだね 

ブースター:卵に絡めると美味しいんだよね

シャワーズ&ブースター:いただきま~す!

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サンダース:お~とろろそばか~。うまそうwいっただきまぁ~す!!(ガツガツ)うめえ~ww

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改めて、出雲大社の大きな鳥居の前で記念撮影です。

ミュウ:澄んだ空気が良いよね

ビクティニ:全くだぜw いかにも「来たな」って感じだな

ブイズ:早く参拝しようよ

 

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という事で、参道です。なお、参道の真中は神様が通ると言われているので、基本的には参拝者は道の端っこ(右でも左でも良い)を歩くのが常識なんです。

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ビクティニ:小川も風流だよ

ミュウ:周りが自然に囲まれているから、風流だよね

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そして、あの大きな鳥居の先が『松の参道』です。ここでは完全に道の真ん中はいわゆる『神様の通り道』なので真ん中をとおってはいけません。ですので、参拝者はここもなお端っこを通らなけばならないことになります。

ビクティニ:いくら僕らのような伝説のポケモンでもやっぱり『参拝者』だから端っこを通らないといけないんだね。

作者:そういうこと。

ミュウ:それにしても松の木がすごいよね。まるでラピュタのような空間だね。

ビクティニ:それとはまた違うけどね

 

f:id:okuchichibu551:20171228225509j:plain参道の右の方を歩いてみると、波に乗ったような御玉に捧げごとをしている像を見つけました。『ムスビの御神像』です。こちらの御神像は、大国主大国が海神から『幸魂奇魂』の『おかげ』を授かる場面を表しているようです。これにより大国主大国は神性を養い、生きとし生けるものすべてが幸福になるための『縁』を結ぶことが出来るようになったといわれています。

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さて、ついに『出雲大社』の『拝殿』にやってきました!

ビクティニ:立派だね~。 ミュウ:まさにパワースポットだよ。

 

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手水舎も立派です。ここで、両手を清めてから参拝します。

ビクティニ:え~っと、まずは左手やって・・・次に右手・・・かな?

ミュウ:うんうん、あってるよ

ビクティニ:で、左手にちょっと水をためてそれを口に入れてすすぐ。

ミュウ:OK!

ビクティニ:で先程と同じく左手、右手やってから杓の柄に水を流して・・・はいおしまい!

ミュウ:ビクティニくん、よくできました~

 

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出雲大社で行われる『大遷宮』は60年に一度行われるといわれています。その60年ごとの大遷宮を行うことで御神体や御神座を本来あった所から移して、社殿を修造し、なおかつ再び御神体にお還りいただくことなのですが、その意味は次のように

1.木造建築の建物を維持していくこと

2.社殿の建築などを様々な技術を継承していくこと

3.神社はは清浄であることが必要であることから遷宮を行う

などと言われているのです。

なお、最近まで話題になっていた『平成の大遷宮』は2013年5月10日がその当日に行われていたようです。

ビクティニ:あ、そうか。道理で前に来た時よりも少し変わったわけだw

 

 

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というわけで、出雲大社の『拝殿』です。やはり木造建築というだけに立派ですよね!

見ているだけで圧巻されます。大きなしめ縄も特徴的です!

ビクティニ:お~ついにきたな~(゜▽゜*)

ミュウ:みんな参拝してるよ

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シャワーズ:何もかも、立派だね~

ブースター:どんな願い事をしようかな~

サンダース:とりあえず俺は彼女が欲しいでお祈りしとくか~w

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ビクティニ出雲大社で参拝している様子

ビクティニ:ここでは、普通の神社とは違って、ちょっと特殊なんだ。普通の神社なら『二例二拍手一礼』だけど、ここでは『二礼四拍手一礼』だよ。・・・という事で、(二礼) パン×4 (一礼) 日本中の地域の皆様がいつまでも平和に暮らせますように…。そして、僕もディアンシーちゃんと仲良くできますように…。

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もちろん、『御朱印』も忘れません。っていうか、出雲大社本殿の御朱印は意外とシンプルなんですねw

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こちらは『八足門』ですが、その奥には『御本殿』が祀られているようです。

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ビクティニ:先程と同様に・・・『二礼四拍手一礼』だよ。・・・という事で、(二礼) パン×4 (一礼) 日本中の地域の皆様がいつまでも平和に暮らせますように…。また、来年は良い年になれますように…

 

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奥の大きな社が『御本殿』のようですね。

あの御本殿には大国主大神が祀られており、1744(延享元)年に延享の造営で建立されたもので、大社造で国宝に指定されています。
神社建築の中では日本一を誇り、高さは約24m、厚い桧皮葺きの屋根の棟の上には長さ7.9mの二組の千木が交差しています。
また、千木の上方にあいている小さな穴は、実際は大人一人がくぐり抜けられるほどの大きさがあり、御本殿の大きさを伺えますね。

本殿に祀られる御神体は西向きで稲佐の浜の方角を向いておられ、御本殿の正面から参拝すると、神様の横顔を拝んでいる事になります。

なお、御本殿の背景に山は『八雲山(やくもやま)』という山がそびえたっています。

ビクティニ:あれが本殿なんだ。実際に見ると結構大きいね

ミュウ:さっき最初にお参りしたところは本殿じゃなかったんだ…。

ビクティニ:そういえば、二回目にお参りしたところが『本殿』だったというのを今思い出したよ…

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彰古館です。こちらはもともとは宝物館だったようで、登録有形文化財にも指定されています。

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そして、こちらの社は素鵞社(そがのやしろ)といい、この社こそ『ヤマタノオロチ退治』で有名な『スサノオミコト(須佐之男主)』が祀られています。御本殿の後方に位置し、一段高いところにあります。強い御神気を感じる場所とも言われています。

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御本殿裏にはウサギの像が並んでいます。

大国主大神様が神々の従者となって大きな袋を背負いながらイナバに赴かれている途次、赤裸となって苦しみ悩んでいる所でウサギに出会われ治療され助けられたという説があります。それがいわゆる『因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)』というお話しは古事記に記され、語り継がれているといいます。

出雲大社境内では社務所の南東にもありましたが、『ご慈愛の御神像』と呼ばれる『因幡の素兎』がモチーフとなった大国主大神さまとウサギの青銅の御像の他、現在46羽のウサギたちがいます。御本殿裏の他に神苑・神楽殿周辺・祖霊社等にもそのような像があるそうな。

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例えば、先程参道の途中で見つけたウサギたちもそのひとつです。

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こちらは文庫のようです。

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後ろから見た御本殿です。改めて観ると大きくて立派ですね

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『釜社(かまのやしろ)』です。こちらはいわゆる『末社』で、食物を守る神の宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)が祀られています。すなわち、スサノオミコト(須佐之男主)の子孫が祀られているというわけです。また、こちらの社は御祭神の食物を守護されており、全国のお稲荷さんの御祭神でもあるそうです。

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こちらは『東十九社』といい、反対側にも『西十九社』とありましたが、いずれも瑞垣の外にあり、それぞれ1棟ずつに扉が19あります。旧暦10月の神在際の期間、全国の神様が出雲に集まり、縁結びや国政などの会議が行われる際の神々の宿舎という事になります。神様が滞在される1週間はこの社すべての扉が開かれるといいます。

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さて、本殿とは別の『神楽殿』にもお参りしてみましょう。

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こちらが『神楽殿』になります。本来、千家國造家(出雲大社宮司家)の大広間として使用されており、「風調館(ふうちょうかん)」とも呼ばれていたそうです。明治に入ると、出雲大社教が設立されてからは出雲大社教の神殿としても使用され、現在では國造家大広間、並びに出雲大社出雲大社教の神楽殿として御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事などが行われています。
昭和56年に出雲大社教が特立100年を迎えた際、現在の神楽殿として規模を拡張して建て替えられ、その大広間は270畳の広さを誇っており、神社建築にはめずらしく正面破風の装飾にステンドグラスが使われているようです。
正面の特徴的な大注連縄は長さ約13メートル、重さ約4.5トンに及びます。この大注連縄は数年に一度、新しい注連縄へと懸け替えられるといいます。
また、神楽殿後方には出雲大社宮司家の祖先神や天満宮などをお祀りした鎮守社が並んでいます。

ビクティニ:さっきの拝殿や本殿とは一回り大きいよ~

ミュウ:天井も高いね

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そして、写真のように天井が高く、『殿海光神』というメッセージ(?)があります。これで『神楽殿』というのかな…?

 

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 ビクティニ:早速お参りしよう。(二礼四拍一礼) 僕はディアンシーちゃんと(ry

 ミュウ:またそれなのww

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楽殿の目の前には写真のようにお土産屋さんなどがあります。ちなみに私はここで『鷹の爪団』でおなじみの『吉田くん』のグッズを買ってしまいましたw

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先程の松の並木の鳥居とブイズたちです。もし彼らが狛犬だったら似合うと思うのは自分だけでしょうかw

 

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こちらのぜんざい屋さんでおやつにしましょう。

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ビクティニ:おお~、抹茶ぜんざいか。美味しそうだ~

ミュウ:もみじの葉も入ってるよ~

作者:そういえば、俺がこの店に入るの三年ぶりかなw

ビクティニ:そういえば前も来たよねw…(もぐもぐ)…このぜんざい美味い!僕は抹茶系が好きなんだ

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ブイズたち:おいち~い(>▽<)

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 さて、車で少し出雲大社や電鉄大社駅のあるストリートから離れた所にある『旧大社駅』も見てきました。こちらは明治45年(1912)に国鉄大社駅の開通により開業され、大正13年(1924)2月に新たに改築されました。まさに出雲大社門前町にふさわしい、純日本風の木造平屋建てで、和風趣向の際立つ建物です。JR大社線は、平成2年(1990)3月31日に廃止され、その後旧大社駅舎は平成16年(2004)国の重要文化財に指定されたといいます。また、高く設計された天井からは大正風の灯篭型の和風シャンデリアが玄関を含めて30個備え付けてあります。
 待合室は正面向かって右手が二等待合室、中央の大きな一般待合室と二つあり、昭和初期までは分けて使用されていたようです。

 

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ビクティニ:ずいぶん古い駅舎だね~

ミュウ:こんなところにも駅舎あったんだ…

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きっぷ売り場です。内装は当時のままで残されています。

ビクティニ:誰もいないね…。夜に来たらちょっと怖いかも…(^^;)

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観光案内所も当時のままです。こういう当時のままで残しているのもこれまたロマンと歴史を感じさせますよねw

ビクティニ:あのマネキンがちょっと怖いw 本当に駅員がいるって感じがして、夜に来たらなおも怖い…(゜ω゜;)

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ベンチも当時のままです。

ビクティニ:ベンチや窓はいい雰囲気だよ

ミュウ:ここにお弁当持ってきてもいいかも(^^♪

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なんと、こんなところにもSLやまぐち号が?!どうやら乗り入れていたようですねw

ビクティニ:今回はデゴイチが出てくれるといいな…

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こちらで有人改札をしていたようですね。

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線路やホームも使われていないまま当時のままで残されています。なんか殺風景ですね…。

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そして、ホームの端っこにはなんと蒸気機関車D51型が置かれています。

ビクティニ:この機関車ボロボロだね…。せっかくデゴイチもセンス良く置かれているのに…。もったいないなぁ…(´・ω・`)

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機関室内ですが、所々に錆が浮いています。

ビクティニ:やっぱり長い事使ってないのかな…。

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旧大社駅の駅名標です。駅名標自体も国鉄時代のまま残されています。

ビクティニ:せっかくの観光スポットなのになんでこんなに機関車はボロボロなのだろうか…。

ミュウ:周りは民家とかあるのにね…。でも駅舎自体は雰囲気が良かったよ。

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さて、時間が押してきているので、そろそろ日御碕へ行きましょう。

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道中で『稲佐の浜』を通ります。こちらの稲佐の浜出雲大社に集まる全国の神々がこの浜から出雲へ上陸すると伝えられ、今なお神迎えの神事が行われるいわば出雲のパワースポットです。
ただ、冬となると日本海の厳しさが迫る。この落差は、神々が持つ和やかさと荒々しさの両面性に通じ、それを実感する時、人は不思議と癒されるといいます。
日本のなぎさ100選にも選ばれ、白砂、青松にして風光は極めて美しく、夏は海水浴客で大変に賑わうそうです。

なお、前にいった事があるので、今回は割愛させていただきます。後は延々と続く県道29号をひたすら進んでいくわけなのですが、途中で急カーブやトンネルが多いという事で慎重に進んでいきます。まあ、対向車に注意さえすれば問題ないのですがね。

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そして、車で走る事30分、ついに日御碕神社に到着しました。

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ビクティニ:休憩所も昔ながらだね。こういうほのぼのした雰囲気は好きだけど、もう閉まってるなぁ…。観光客が少ないのかな…。よく見たらバスの本数も少ないね。

作者:レンタで来て正解だったなw

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というわけで、日御碕神社でお参りです。

ビクティニ:秘境のように遠い場所でも、神社自体は立派だね

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 ビクティニ:さっきの出雲大社では『二礼四拍一礼』だったけど、ここは普通の神社と同じだから『二礼二拍一礼』だ。お願い事はお察しください…

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日御碕神社にはそれぞれ『日沉宮(ひしずみのみや)』と『神の宮(かんのみや)』の二つの社があります。『日沉宮(ひしずみのみや)』は開化天皇2年、島の上に神殿を築き、これが「出雲国風土記」に載る「百枝槐(ももええにす)社」であるともいわれている)ともいわれ、西の海に太陽が沈むところだと言われているそうです。また、写真の『神の宮(かんのみや)』は神代の昔、素盞嶋尊が柏の葉をとりて占い『吾が神魂はこの柏の葉の止まるところに住まん』と仰せになって投げられた柏葉が隠ヶ丘に止まった、とも伝えられ、日御碕神社の神紋の由来とされているのです。

いわば、日が昇る東の伊勢神宮、日が沈む西の日御碕神社。 すなわち、伊勢神宮が日本の昼を守る神社であり、日御碕神社は夜を守る神社と言われています。

ビクティニ:なるほど~。それだけロマンがあるってことなんだね~。こんな秘境のような場所に位置するだけにさぞかし感動が伝わるだろうね

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ミュウ:早く夕日みたいな~

ビクティニ:もちろん作者も御朱印をもらうのも忘れないよ。あ、御朱印は先程の出雲大社と同様、シンプルなものだったよ

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ビクティニ:夕日がきれいだね。灯台まで行ったらもっときれいに見えるかな~

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こちらは日御碕の周辺の地図のようです。一応遊歩道のような道がありますが、時間が無いので、直接車で行きます。

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ビクティニ灯台付近の駐車場まできたけど、だんだん日が暮れてきたね。

作者:そうだな。

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駐車場からすぐのところに休憩所がありますが、もう閉まってますね。

ビクティニ:ほんとに閉まるの早いな~。

作者:とにかく行ってみようよ。

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灯台へ行く途中で、なんか昔ながらのお店が並んでいるのですが、どれも閉まっているようでした。また、店の外には写真のようにアジやイカなどが一夜干しになっていました。

ビクティニ:こういう昔ながらのお店っていいよね(^^♪)。だけど、みんな閉まってるな~。

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 これが日御碕の周辺の地理ですが、釣りスポットにもなっているようです。

先程、参拝してきた日御碕神社も本当に手前にあるんですねw

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これが『出雲日御碕灯台』です。

島根半島、最西端の断崖にそびえ立っています。

明治36年(1903)に設置され、高さは43.65mと日本一の高さを誇っています。海面から灯塔の頭上までは63.30あります。
光度は48万カンデラで夜間約40km沖合まで達し、100歳を越えても今なお現役で海の安全を守っているといいます。

外壁は松江市美保関町から硬質の石材を切り出して使用した美しい石造り。内壁はレンガ造りで施され、外壁と空間をあけた特殊な二重構造となっています。

その歴史や文化的な価値の高さから、平成10年に「世界の歴史的灯台百選」の一つに、平成25年に国の登録有形文化財に選ばれたようです。

ビクティニ:すっごいでっかい灯台だなぁ~。レシラムの何倍ぐらいあるのかな…。

なお、我々が来た時にはもう灯台は閉まっていて入れませんでした…orz

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なるほど~、西側は日が沈むスポットだけに自然に溶け込んだ環境だというのが良く分かります。

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ミュウ:海が綺麗だね…。

ビクティニ:地形からすると、かなり遠くまで来たもんだよ…。目の前に広がる雄大な大海原こそ、まさに秘境感でさえも感じる…。ただ、こういう環境なだけに風も強いかな…寒い!(><)

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シャワーズ:おお~、夕暮れの海とは最高だな~

サンダース:うわあ~、目の前が海だよ!

ブースター:灯台もすごいよ~(゜▽゜*)

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断崖絶壁の日本海こそまさにもの悲しさを物語っております…。

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日御碕灯台の夕暮れとビクティニとミュウです。夕暮れの天空や大海原に小さな2匹の伝ポケがよく似合います。よく見ると小さな三日月が夕暮れの空に浮かび上がっています。

まさに先程参拝した日御碕神社の「夜を守る神社」とはこういう事だったんですね。

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ビクティニ:ミュウ、僕らと一緒に夢と希望に向かって進んで行こう…僕らはどんな事があっても頑張っていこうね…。

ミュウ:そうだね…。だって僕たちは友達だものね…。

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雲の隙間から出る太陽の光が一層美しさを物語りますね。こういう寒々しい環境だからこそ、自然の美しさと感動が伝わるわけなんですよね…(;▽;) まさに出雲の神様が生んだ感動の夕日スポットですね…。

 ミュウ:ビクティニくん、ちょっと寒いけどこんな素晴らしい景色が見れたのは初めてだよ…。

ビクティニ:僕もだよ…(^▽;)。海も夕日も灯台も、そして、澄んだ静寂な天空も……(涙)。目から塩水が…(涙)

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澄んだ夕暮れの空に三日月が浮かび上がっています。これこそ自然の美しさを垣間見たものです。

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ビクティニ:さて、だんだん暗くなってきたし…、そろそろ帰ろう。風も吹いてきたから寒くなってきたよ~(><)

なお、日御碕の夕日に合った音楽も入れた動画も作成しましたので、どうぞご覧ください。

ビクティニたちが出雲日御碕灯台の夕日を鑑賞1☆(『ONE PIECE』より『DEAR MY FRIENDS』)


ビクティニたちが出雲日御碕灯台の夕日を鑑賞 1

ビクティニたちが出雲日御碕灯台の夕日を鑑賞2☆(映画『クレヨンしんちゃん オトナ帝国』より『ひろしの回想』)


ビクティニたちが出雲日御碕灯台の夕日を鑑賞 2

 

 さて、そろそろ日が暮れてきたので本格的に帰りましょう。

日御碕からは出雲大社までは道なりに進んでいきます。やはり帰りも急カーブの道が延々と続きます。先程の稲佐の浜出雲大社まで来たら、後は出雲市駅まで行って営業所まで返しに行くわけなんですが、カーナビを設定し忘れたため、途中で道に迷い、おまけに渋滞にひっかかりながらも何とか出雲市駅に到着しました。

ビクティニ:途中で道に迷ったの?しょうがないなぁ…。

ミュウ:まあまあ、何とかついたんだからさ。

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先程の出雲市駅に戻ってきました。なお、総計で走った距離は41kmでした。

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さて、今度は一畑電車松江しんじ湖温泉へ向かいます。

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先程の電車はレンタカーの返却の手続きをしている間に発車したようなので次まで40分も待たなければなりません。

ビクティニ:しょうがない、次を待つか…。

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お土産コーナーで買い物をしていたら昔の山陰本線の写真が飾られていました。どうやら当時の山陰本線にはD51の初期型も配属していたんですね…。

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ビクティニ:買い物はしてきたけど、周辺に食べる所があまり無いから電車を待とう。

ミュウ:お腹すいた…。

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電車が来ました。どうやら1000系(元東急車)のようですが、島根県ゆるキャラである『しまねっこ』がラッピングされています。

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ミュウ:寒かったな~

ビクティニ:どうでもいいけど学生多くない?まあ、平日だから仕方ないかw

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途中の川跡駅大社線と別れます。

その後、電車に揺られて松江線を進み、途中の『一畑口駅』でスイッチバックをして進行方向が変わります。・・・そして宍道湖の湖畔に沿って進んでいくこと出雲市駅から約50分・・・。

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松江しんじ湖温泉に到着です。

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ビクティニしまねっこかわいい~(゜▽゜*)

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温泉街では、なんかあかり祭りみたいなイベントをやっていました。

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こちらがお世話になる『すいてんかく』です。

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ビクティニ:お~、いい部屋だな~。

ミュウ:疲れちゃった~。お風呂にはいろ~

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ミュウ:わ~い、お風呂だ~。

ビクティニ:早速入るかw

作者:お風呂に入った後、海の幸をごちそうしよう。

ミュウ&ビクティニ:え?いいの?!ありがとう!

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ビクティニ:いやあ、旅館からはちょっと遠かったけど、松葉ガニ美味かったな~w

ミュウ:僕はホタテのバター焼きを食べたよ。すごい美味しかった~

作者:私は海鮮丼をいただきましたw

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ビクティニ:明日は特に急ぐこともないけど、もう寝るかw

ミュウ:おやすみなさい。

ブイズたち:おやすみ。

ビクティニ:おやすみ。

 

2日目終了

3日目へ続く