みなさんおはこんばんちは。
今回は、あるフリー切符を使うとかなりお得だと思われる「京急みさきまぐろきっぷ」という切符で三浦市を回ってきました。
これが「京急みさきまぐろきっぷ」のワンセットです。往復分の乗車券の他に、ある施設が無料で利用できる「三浦・三崎おもいで券(C券)」や指定された飲食店で京浜急行電鉄が提供しているメニューを注文するとなんと!無料でまぐろ料理が堪能できる「まぐろまんぷく券(B券)」も付属でセットになっています。なお、品川駅から買った場合は3500円です。ちなみに私は西武線民なので、西武線の駅でも販売されているということでより効率よく行けるんですがねw(要は西武と京急で連携している)
三浦といえば「三崎港」。そして三崎港といえば・・・やはりマグロですよね!
今回はニョロゾ(以下にょろ蔵さん)とニョロモ(にょろもうくん)がゲストで来ています。
にょろ蔵:みなさんおはこんばんちは、おれはにょろ蔵。まぐろがうまいと聞いたので神奈川県三浦市にやってきました。ちなみに品川駅から三崎口駅までは快速急行で1時間20分とお手頃です。
にょろもう:ぼくはにょろもうです。ビクティニくんが僕たちに楽しい水族館もあるという事でさそわれたんだ。
三崎口駅から三浦市街へ行くのに路線バスがつながっていて本数はそこそこあるようです。
三崎口駅からはレンタサイクル(乗り捨て)を利用します。
最終目的地は城ケ島で乗り捨てて、バスでここまで戻ってくる感じですかね。
あたり一面に広がる田園地帯に奥に見える大海原の地平線が見える・・・。この景色は房総によく似ていますね。
ビクティニ:大きな畑に海が見えるね。
この交差点を右に曲がって延々と続く道を進むと「油壷マリンパーク」があります。
ちなみにさきほどの「小網代の森」は森林浴も楽しめる公園にも通ってみたかったのですが、自転車では通行できないとのこと・・・orz
なお、右折した道は歩道が狭いので車道の脇を走らないと厳しいかもしれません。なお、この道は意外と交通量が少ないこととから、走りやすかったです(^^)
おまけにアシスタントなので楽々でしたw
さて、先程の交差点から10分ほど進んだところで「油壷マリンパーク」が見えてきました!むろん、ここまでバスが出ていて本数もそこそこあるので、どこかの地方とは違って交通の便には困らないでしょう・・・。
水族館の近くにホテルもありまして、宿泊するのに遠くからきた人(特に九州や北海道など)には御用達だとおもいます。おまけに日帰り温泉も出来るようです。
ということで、京急マリンパークに到着です。作者である私は、ずいぶん昔に家族旅行で訪れたことがあるのですが、最後に訪れたのが15年前で2003年以来です。一方、ビクティニたちはここに来るのが初めてという事でかなり興奮ぎみですw
ちなみにこの水族館自体こそ、名前からして見てのとおり京浜急行グループが運営しており、1968(昭和43)年に開業した歴史のある水族館だそうです。
ビクティニ:はい、水族館に着いたよ!
にょろもう:ここが楽しい場所なんだ~。なにが楽しいんだろう?
ビクティニ:まあ、入ってみれば分かるさ。
さあ、中に入ってみよう!
これが園内の案内図です。園内自体はそんなに広い感じではありませんが、イルカやアシカのショーはかなり本格的らしいということもあり、十分に見応えはあるかな・・・とは思います。ちなみに、園内には野良猫がたまに入ったりすることがあるようです(笑)
園内には「かわうそ」が飼われています。周りの人からは「かわいい~(´ω`*)」という反応でした。自分が昔に家族旅行で行った当時は、かわうそなんて見かけなかった記憶があります。そもそも、15年前の話なのでハッキリ覚えていないのですがね・・・(^^;)
確かに可愛らしいですね(’ω’)
カメも飼われています。そういえば小っちゃい時に小さい水槽に入ったカメを飼っていた記憶が…。
ビクティニ:カメって池にも住んでるよね。この前行った成田山でもいたなあ・・・。
にょろもう:カメって甲殻類なんだよね。
ビクティニ:そうだよ。
なぜかコウモリもいましたw
「カワウソの森」は、その名の通り絶滅機種となりうるカワウソたちが暮らせる環境を残したいという思いから、2010年に開園されたようです。神奈川県ではカワウソが最後に確認されたのが城ケ島にて戦前の1927年とかなり昔に確認されてから現在まで確認されていないとのこと。さらに高知県ではニホンカワウソが最後に確認されたのは1970年代後半で、それ以降、ニホンカワウソの姿が確認されなかった事から2012年には絶滅確定されたようです。また地元の小学校と連携し、絶滅する恐れのある生き物の繁殖保護活動を行っているのです。そんな数少ない生き物たちを末永く後世に残したい気持ちがよく伝わりますね・・・。また、多くの人に自然の尊さを知ってもらうという優しさも伝わりますよね・・・。感謝感謝・・・。
園内にはフクロウも飼われています。水族館にフクロウがいるのも珍しいですね。
池にはたくさんのフナが泳いでいます。フナは池や小川、沼などに生息しているお馴染みの魚ですね。
蓮などの植物が浮いている池はまさに憩いの環境ですね。
ビクティニ:にょろもうくんには住みたい環境だよね。
にょろもう:ぼくはおたま系だから、こんな池に住んでみたいね~。
小さくて分かりにくいですが、この魚の群れは「三浦メダカ」という、三浦市に生息するメダカの一種です。実はメダカも絶滅危惧種の一つにもなっています。
田んぼも表現されています。夏になると苗植えの時期で、秋になると穂が実り、収穫の時期になります。夏場は特に田んぼには様々な生き物が生息したりします。たとえば、カエルやザリガニなども生息する環境ですね。後はトンボも風物詩の一つです。実は昔の西東京は、このように田んぼや田園風景が広がっていたのです。宅地開発などが進んでいたことから、田園地帯の減少になりつつありました。それに加え、その地域に住んでいたタヌキなどの生き物のすみかも減っていったのです・・・。
ビクティニ:田んぼの景色も最近減ってきている・・・。
にょろもう:田んぼの景色もいつまでも残してほしいね・・・。
この水族館は京急が運営しているだけあって、京急の車両の乗り物もありますねw
ここにもかわうそがいますね。かわうそ自体は先程も言ったように絶滅危惧種に認定されているということで貴重な存在とも言えるでしょう・・・。
にょろもう:ラッコに似てるからかわいいよね(^^
ズームしてみるとかわいいですね。
こちらのかわうそは動き回っていますね。
こちらはペンギンがいます。ペンギンは本来なら北極や南極など、寒い地域に生息しているというイメージがありがちなのですが、常温でも生息できます。背景にヤシの木があって、違和感のあるペンギンもまた面白いものですw
ビクティニ:南国にペンギンは意外と似合っているw
にょろもう:こんなに暑いのにペンギンたちは元気そうだ。
なぜこんなところにスズメバチの巣が・・・?
そう、ここは三浦市の自然の資料館だったのです。この資料館では、絶滅危惧種とされている生き物が展示されています。ここに展示されている生き物たちも地元の小学校と連携して保存されています。
これは先程のメダカが展示されています。かつては各地の田園地帯ではメダカを見かける事ができたものの、近年では開発によって減少しつつあるため、絶滅危惧種になっているのは確かだと思います。・・・なので、貴重な自然を残しておきたいところですね・・・。
魚類の他にも、イモリやケンゴロウ、カエルなどの爬虫類も展示されています。
ニホンイシガメも展示されています。水の比較的きれいな河川や沼、池などに生息し、その名の通り日本しか生息しない生き物です。繁殖期は6月~8月で1~12個の卵を1~3回に分けて土の中に卵を産み、約70日で孵化します。赤ちゃんのときは甲羅が平たく、形が硬貨(銭)のように見えることから「ゼニガメ」と呼ばれることもあるそうです。
ビクティニ:どこかできいたことのある名前だな(察し)w
ニホンアカガエルです。体の色が赤っぽいのがその由来で、背中に走る平行な1対の線が特徴的です。低い土地や丘陵地などで昆虫やクモを食べて生活し、冬は、落ち葉の下や水底の泥の中で冬眠をします。親ガエルは1月~2月頃に一度起きて卵を産みますが、産み終わると再び冬眠し、5月頃に冬眠から目覚めます。春に卵からかえったオタマジャクシは、水底の藻 などを食べて成長し、大人のカエルになるまでは約1~2年かかるようです。このアカガエルも絶滅危惧種の一つにもなっています。
ウナギも展示されていました。7月には「土用の日」でウナギの蒲焼の季節にはなりますが、近年では中国からの密漁で生産量が減っていた時期もありました。そんな卑怯な密漁は許されませんね(怒)
他にも、カムルチー・アメリカザリガニなどの外来種も展示されていました。以前は、日本の河川や湖に放流されていたのが問題になったことがありました。なんでも飼えなくなったからといって、河川や湖に放してしまったのが原因だそうです・・・。特に琵琶湖では、オオクチバス、コクチバス、ブルーギル、 チャネルキャットフィッシュなどといった外来種が見つかっており、いずれも大型で中には肉食系のものまで存在していて、日本で生息する生き物にも被害が及んでいたとのこと・・・。人間は本当に自分勝手ですね・・・。みなさんも、外来種のペットを飼うときはよく考えてから飼いましょう。
水族館からは、海が見渡せるという素晴らしいロケーションにもなっていますね。
ビクティニ:目の前に広がる海というロケーションが素晴らしい!
にょろもう:海がきれいだね~。
丸いプールでイルカが優雅に泳いでいました。
ちょうどイルカ・アシカのショーの時間ですね。
いよいよ、イルカ・アシカのショーです。
ビクティニ:お待ちかねのイルカ・アシカショーの時間だよ!
にょろもう:わーい、まってました~!
これがイルカ・アシカショーのステージです。ステージは劇場のようになっており、かなり本格的な使用になっています。こういった演劇式のイルカ・アシカショーって他ではなかなか珍しいですよね~。15年前にも観たことがあるのですが、その当時は「海賊」をテーマにした物語だった記憶があります・・・。しかし、今回は50周年ということでそれを記念にしたショーでした。50周年と言ったらこの水族館は、先程述べたように1968年という事で歴史が古く、今年が2018年なので開業から50年ということなのでしょう・・・。
ビクティニ:さて、どんなショーになるんだろうなw
にょろもう:イルカやアシカがいっぱい出てくるんでしょw
にょろ蔵:ステージ自体は他の水族館のとは違って、劇場のような感じになっているのか・・・。
アシカが出てきました~。
さらに大きな旗をもってプールを優雅に泳いでいました~!ちなみにあの旗は、この水族館のシンボルマークのようです。
様々な音楽に合わせて、泳ぎまわるイルカの泳ぎっぷりは中々のコンビネーションです。音楽なんかはロック調でなかなかハイテンションでしたねw
イルカのジャンプも水しぶきもかなり迫力がありましたが、ステージが広く劇場のような感じになっているため、一番前の列に居てもずぶ濡れになることはないでしょう(笑)
それぞれのイルカの息がぴったり合っていますね~。
音楽会もあって、アシカやイルカが演奏・合唱というなかなか画期的なものです。
左側のアシカはピアノでけん盤を弾いて演奏します。
そして右のアシカはDJと合唱です。・・・というか実際にアシカやイルカの声は会場内ではよく響きますねw
続いてはアザラシの算数教室のようです。足し算と引き算のようですが、答えはなぜかすべて「9」ですw 広島の水族館ではこういった内容はなかったような・・・?
さらにペンギンの行進です。
最後にはイルカのジャンプや・・・。
アクロバットまで披露していました!
アザラシも最後のあいさつもしてくれましたよ!
ビクティニ:最後の最後でクオリティが高くて素晴らしい・・・。
作者:まあ、僕も15年前の家族旅行で観たことがあったからね・・・。
↓実際のイルカ・アシカショーの様子↓
イルカ・アシカショーを観るビクティニとニョロモ(にょろもう)
水族館本館では浅瀬から深海のものまで展示されています。実はこの水族館は開業当初からその規模の大きさ、ぐるぐる回る水槽、そして先程のショーでイルカやアシカに物語形式で披露するという、当時としてはかなり最先端かつ画期的な水族館だったそうです。最近になってから八景島に水族館が出来てから影が薄くなったものの、その歴史深さとレトロ感が逆に個人的には気に入っています。
ビクティニ:若干古めかしい水族館もいいよね。こじんまり感があるというか・・・。
にょろ蔵:うむ・・・。こうして古めかしさを残して、かつ絶滅になりうる生き物たちを大切にするという文化こそ、私は素晴らしいと思っているよ・・・。
ビクティニ:こっちは熱帯魚がいっぱいだ~!房総に行けばいるかな~?
にょろもう:ぼくの好きな熱帯魚だ~!ニモ(クマノミ)いるかな~?
にょろもう:いた~~~!!ニモだ~~~~~!!
ビクティニ:まあ、水族館ならどこにでもいるからおなじみなんだけどね・・・。ちなみにこれは「クマノミ」っていうんだよ。
クラゲの群れも綺麗かつ幻想的です。クラゲ自体は透明であるため、光の反射でより美しく感じられます。ちなみに日本海では「エチゼンクラゲ」で有名ですが、あのクラゲは当然猛毒で、以前問題にもなっていたとのこと。しかし、そんなクラゲでも実は食用にもされているんです。
ビクティニ:みなさんは普段夕食のおかずで「クラゲの酢物」などを食べたりする方も多いと思うけれど、実は塩やミョウバンなどで何時間も脱水させた後、何度も漬けたり加工して、食べれるようにしているんだよ。
にょろもう:知らなかったなぁ~。
これは見ての通り全身に猛毒があるということで知られる「ミノカサゴ」。この魚もわりと浅瀬にも潜んでいます。
ビクティニ:そういや、以前どっかのYoutuberがこれをさばいていた動画を見たことがあるんだけど、大丈夫だろうか・・・。そもそも、猛毒だから食用でもなさそうだしさ・・・。
にょろもう:見た目はきれいだけどその猛毒に刺されたら大変だ~。
ビクティニ:まあ、「きれいなバラには棘がある」ってやつ?・・・関係ないかw
ぐるぐる回る水槽では40種5千匹の多種多様な魚が泳ぎ回っています。相模湾周辺に生息する魚がメインでしょうか?マグロやマアジなどの魚が多かった気がします。
ビクティニ:魚を見ていたら、本当に海鮮丼やちらし寿司が食いたくなってきたな・・・。
にょろもう:ぼくは回転寿司がいいな~。
こちらのホオジロザメは本州の水族館では唯一ということで実際に見るのになかなか貴重な姿です。しかし、人間は当然襲うので危険生物であるのは言うまでもありません。映画ではかの有名な「ジョーズ」ではお馴染みですね。ジョーズ以外にも人食いザメが登場する作品も多々。
にょろもう:うわあ!!ジョーズだ!!!!
ビクティニ:ぎゃーーーー、ス〇ッカーだ~~~~!!!(いつもながらですがw)
にょろもう:それ、某熊と鳥の冒険のゲームの敵キャラでしょw(ちなみにそのサメの名前お察しくださいw)
ビクティニ:お魚パラダイスって楽しいよね。
にょろもう:ぼく、水タイプだからこういう空間には癒されるんだ~。
東京湾のダイオウイカの特別展示も行われていました。2014年8月に神奈川県横須賀市の走水港の沖合にて発見されたようです。ダイオウイカは、日本海では多くの捕獲・目撃例がありますが、太平洋で見つかることは大変稀とのこと。そのことを考えると、東京湾でダイオウイカなんてそうそう見つかるものではありませんよね(笑)
全長はなんと438cm!そして体重は約24kg!!
ビクティニ:こんなにでかいイカが東京湾に現れるとは・・・。おおお・・・恐るべし!!流石映画に出るほどの迫力感があるわけだ!
にょろもう:こんなに大きいイカは初めて見た~!!
これは「メガマウスシャーク」の化石のようですね。口が巨大であることから、その名がつき、深海のサメでは極希少な存在です。また、1976年11月15日にハワイ沖で最初に発見されたという学術的にも珍しい種類とのこと。この水族館では世界で37番目に発見され、全長5.7m、体重1.2tのメスの剥製から抜き取った骨格が標本になって展示されているようです。なお、この吹き抜けにはメガマウスシャークのはく製がありますが、撮影し忘れました・・・orz
作者:このシュチュエーション、なんとなく覚えている・・・。懐かしい~!!っていうか、全体的に当時のままで残っているのが最高だ~!
ビクティニ:見た感じだと、魚の登校風景・・・?
にょろもう:魚のパフォーマンスのためのものみたい・・・。さっきやってたみたいだったけど、見ればよかったかな・・・?
イシダイも展示されています。
古代のサメであるチョウザメ類も展示されています。
この水族館でしか見る事ができないものまで展示されています。
バルチックチョウザメ、シロチョウザメ、アリゲーターガーなどといった珍しい種類のサメが展示されています。
ビクティニ:珍しい恰好をしたサメがいるよ。
にょろ蔵:あれは「バルチックチョウザメ」といって、4本のヒゲを使って海底をあさって獲物を吸い取っているんだ。なんでも大昔からの形を現代まで保ち続けているチョウザメ類の一種で、日本国内ではこの水族館だけで他では見ることが出来ないとても貴重な存在なんだ。
この水族館では「繁殖賞」を受賞しています。先程のメダカやカワウソ、そしてカエルなどの絶滅危惧種を繁殖させて保存させることで、それらの絶滅危惧種の生き物たちは現在に至って生きてきているのです。いや~感心しますね~。
マリンパークの歴史をたどってみると、もともとは京浜急行電鉄によって設立されたのですが、昭和31(1956)年に当時東京大学農学部の教授だった末広泰雄(すえひろやすお)氏が「魚の感覚」、いわば魚の目や耳、嗅覚、味をみる能力などが大変優秀ということで、「サーカス水族館」という科学小説を生み出したといいます。要は、従来の水族館のように一般魚から珍魚までとせず、あえて物語形式で世間に魚のことを知ってもらおうという経緯があったわけなんですね。そして、その小説を読んだ石井千明氏は末広泰雄氏の学者的情熱とヒューマニズムに感銘し、ユニーク感かつミュージカル感のあるというこれまでに無いほどの水族館が設立されたということになりますね・・・。なるほどなるほど・・・。
初代の館長は末広泰雄氏だったのですね!なんでも「さかなクン」よろしく「さかな博士」と言われたほどの魚類生理学者だったんだとか。もともとは「食べられる」概念でしかなかった魚の生理生態をその水族館を通して、我々に魚たちの本来の存在感を知ってほしいということなんですね・・・。要は研究心よりも魚たちに対する博愛心といった感じでしょうか・・・。
また、作曲家だったということでも有名だったようです。毎日音楽会コンクールで優勝されていた山田耕作氏の師事を兼ねて70曲近い名曲を残し、後世に伝えています・・・。だから、先程のショーのミュージカル感があるのは、その出来事が きっかけだったのかもしれませんね・・・。
1968年の開業から多くの人々で賑わっていたんですね・・・。その後は実演や海洋劇場を展開することから、現在のようなクオリティの高い水族館に発展していったのですね。また、職員たちの研究を兼ねて魚たちの特性、能力などを活かして物語のようなコンセプトまで発展することができ、かつアシカやペンギン、ホシエイなどの繁殖にも力を入れてきたことで、繁殖賞も受賞したんですね!
昭和だったころの展示方法はその生き物の特徴だけで展示するという概念でしたが、現在では、本来の生き物のすみかや環境に沿った展示方法がされていますよね。なかでも、「かわうその森」や「みうら自然館」などといった失われつつある環境と原風景をもとにした展示という他では例の無いコンセプトまで発展しています。また、従来と同様に繁殖技術とともに進歩し、様々な絶滅危惧種の生き物たちの繁殖・保存活動を行って現在に至っているのです。そして、2008年にキタイワトビペンギン、そして2013年にはコツメカカワウソがそれぞれ生まれ、テレビ番組でも度々取り上げられています。
もっとも、カワウソが一番かわいがられたと思いますがねw
水族館の入り口にあるホオジロザメの口の模型です。
ホオジロザメの歯は大きいですね・・・。歯が三重になっていて、ほぼ、人間の背丈に入るほどの大きさです・・・。
ビクティニ:ぎゃ~、サメにくわれる~!
にょろ蔵:大丈夫、こいつは模型だからw
アザラシが優雅に池を泳いでいました。先程のアザラシでしょうか…。
他にも、ヒトデやウニなどが触れる磯辺コーナーや・・・
サメにも触れるコーナーも現役です!
さて、水族館を後にし、昼食を食べに三崎港へ向かいます。先程の水族館から坂を下って延々と海岸沿いを行くと三崎港に着くはずです。確かに自転車だと自由が利くのでいいものです。また、風も気持ちいいものです。途中でたくさんの船が停泊している船着き場がありますが、あれは漁港なんでしょうね・・・。
お昼は香花さんでいただきました。一見高そうなお店ですが、ある切符の特典を使うとかなりお得になるというわけなんですw・・・というのも、このお店ではみさきまぐろきっぷの提供店だからなのです!
・・・というわけでいただきま~す!!
そう、これがみさきまぐろきっぷの最大の楽しみなのです!事前にみさきまぐろきっぷのメニューを注文すると無料になるという、かなりお得な特典なんです!お店によってはメニューが異なりますが、こちらのお店はマグロやトロの他にウニやイクラ、たたきなどが入っています。こんな豪華なメニューだけできっぷの特典を使うだけで堪能できるのはまるで夢のようですねw
ビクティニ:超うめ~~~~~!!!!来た甲斐があったな~~~~w
ということで完食しました~!!
「うらりマルシェ」ではマグロをはじめとした海産物や地元の野菜などの農産物も販売しています。野菜では大根やスイカが主です。
漁港の様子です。三崎港は昔からマグロ漁業が盛んで、1日に取扱われるマグロは、約400~1000本が水揚げされており、首都圏を中心に毎日出荷されています。漁船の近代化及び大型化が進んだ昭和初期にはマグロの水揚げ量が全国でもトップクラスとなり、以来日本有数のマグロの町として栄えてきたといいます。なんでも市場には「セリ」が毎朝行われ、威勢のいい掛け声で日々の賑わいを見せています。漁港を中心に広がる町にはマグロや近海魚を扱う直売センターやマグロ専門の食堂が軒を連ね、観光客でにぎわっているのです。だから、都心から日帰りで楽しむ観光客も多いのではないでしょうか。ましてや連休となると昼時にはお店には長蛇な行列ができるほどですしね(笑)
さて、有料橋(自転車は無料?)を渡ると城ケ島です。先程の漁港から自転車で行くのには、長いスロープを上って交差点から料金所がある方へ左折してこの橋を渡ると城ケ島へ行けます。なお、強風や荒天の時は通行止めになることがあるので注意が必要です。もっとも先程の漁港も城ケ島もバスが通っているので、交通の便には困りませんw
ビクティニ:向こうに陸が見えるよ~!
作者:あれは「房総半島」だ。あっちの半島の方がもっと広いよ。
空にはカモメも飛んでおりました。
城ケ島に到着しました。先程の漁港が見えるほど距離感があまりなさそうですが、あの高い橋を渡るようなので実際には時間がかかります。こちらも漁船が停泊しておりますね・・・。
途中にある浜焼きをやっているお店では様々な海産物が生簀に入っていて売られています。中には、あわびや伊勢海老などの高級ものもありました。
蛤をいただきました。やはり浜焼きの蛤だと、サイズが大きめなので若干食べごたえがありました。
さて、城ケ島灯台の入り口付近までやってきました。ここで乗ってきた自転車を乗り捨てるのですが、16時ちょうどが門限で、返した時間が5分前だったのでギリギリでした・・・。しかも返却場所が「釣り堀」だったので、若干分かりにくかったです・・・。
堤防や釣り堀では多くの釣り人たちで賑わっていました。私もいつか釣りもしてみたいものです・・・(ほどほどのつもりで・・・)。
通りが古めかしい感じになっており、浜焼きを食べるのにはまさにちょうどいいくらいのスポットですね。マグロも美味しいですが、イカの浜焼きもいいものです。ここにいるだけで磯の匂いを感じます。
売店では貝殻を使った工芸品や海産物が多く売られていました。
通りから階段を上った先には「城ヶ島灯台」があります。この前に行った日御碕の灯台と比べて小さめですが、これでも海の安全のために役立っているのです。
ちなみにこの灯台は日本で5番目に点灯したもので、現在建っている灯台は2代目のようです。なお、周りには公園が整備されており、西洋をモチーフにした感じになっています。
遊歩道には紫陽花が咲いておりました。
海に紫陽花は意外と絵になりますね~。
灯台に風見鶏もなかなかセンスがいいものです。
陽の光に反射する海面に磯場・・・。昔に家族旅行で磯遊びしたのが今でも憶えています。懐かしいです・・・。そういえば岩場にフナムシがいたのですが、若干トラウマになったことか・・・。
ビクティニ:海もまたいいものだよね・・・。いつか釣りに来ようかなw
にょろもう:ぼく、海が大好きさ~。
日帰り温泉に立ち寄った京急ホテルではやはり京浜急行のプラレールがありました。見た感じだと新1000形のようです。
さて、城ケ島バス停からバスに乗り、三崎口駅に戻ってきました。今回の旅はこれで終わりです。
快適な京急2100形で帰路へ・・・
おわり