みなさん、こんにちは。
道東旅行の最終日となりまして、本日は道東の春を迎える『芝桜』を鑑賞してきました。
ホテルの部屋から屈斜路湖が見えますが、雲に包まれています。でもまあ、ここはもともと霧が発生しやすい場所でもあるので、これも道東ならではの自然の1つといっていいでしょう。湖上に見える黒い島『中島』が見えます。
ビクティニ:みんな、おはよう!今日で道東とお別れか・・・。
ミュウ:朝の湖も涼しげだね。
ゴンベ:むにゃむにゃ・・・もう食べられないっぺ・・・。
シャワさん:起きろ!(みずてっぽう)
ゴンベ:寒い!びゃっくょい!おはようだっぺ・・・。
にょろもう:おはよう・・・。
ホテルの庭園もいい感じに心が洗われます。近くに屈斜路湖があるので、道東の大自然にあるホテルは心から癒やされます。
庭園を見ながら、道東旅行最後の朝食です。朝食も道東ならではの食材がふんだんに使われていています。中でも、別海町や中標津、釧路の酪農で採れたミルクの飲み比べコーナーもあって、楽しい朝食となりました。
ビクティニ:じゃがバタうまい!
ミュウ:北海道のご飯はおいしいね!
にょろもう:おいしい!
シャワさん:これが道東最後の朝食だと思うとちょっぴり寂しいもんだ・・・。でも・・・うまいぜ!
ゴンベ:いただきますだ!ガツガツ・・・うまいっぺ!
さて、朝9時頃に屈斜路プリンスホテルをチェックアウト。
ビクティニ:今日はどこ行くんだい?
ミュウ:今日は芝桜を観に行くみたい。
ゴンベ:芝桜も観てみたいっぺ!
シャワさん:そういえば、この時期は芝桜の季節だったな。
にょろもう:芝桜もみてみたいな。
作者:皆さん、全員そろいましたか?では、出発しますよ。
★屈斜路湖からひがしもこと芝桜公園までのルート★
屈斜路湖から『ひがしもこと芝桜公園』まではクルマにて50分ほどで到達できます。
屈斜路湖を出発し、昨日訪れた『美幌峠』を通過して美幌町に入り、引き続き国道243号を道なりに進んでいきます。美幌方面へ向かう途中のT字路で道道995号線に入りその道を進んでいけば『ひがしもこと芝桜公園』に到着するはずです。ただ、坂道やカーブが多いので、ちょっとした峠越えになりそうです。とはいえ、交通量が少ないので走りやすかったのですがね(笑)
途中で、広大な牧草地に生える二本の桜の木が生える景色を見つけました。
遠くに見える雪山に広大な牧草地、そしてその大地に咲く桜の花・・・まさに北海道の春の風景ですね!まるで小岩井農場の一本桜みたいです。
さあ、クルマを走らせてかれこれ50分・・・。向こうに見えるピンク色に染まった丘が見えます。そう、あそこが『ひがしもこと芝桜公園』になります。
『ひがしもこと芝桜公園』に到着しました。
やはり芝桜の時期ということもあり、駐車場には多くの車が停まっています。『ひがしもこと芝桜公園』は、北海道大空町にあり、女満別空港からクルマで30分のところにあり、空港から近いのでアクセスも良いです。
道東の春を迎える5月、文字通り『ひがしもこと芝桜公園』では芝桜の開花とともに『芝桜まつり』が開催されています。
あたり一面、丘や花畑は白とピンク色に染まり、道東の春を彩る芝桜は、訪れる者を魅了します。
ひがしもこと芝桜公園は藻琴山の麓に位置し、約10ヘクタールという東京ドーム3個分の広さを持つ、北海道では有数の芝桜の名所です。芝桜が咲く丘の歴史は、昭和52(1977)年にただ一人の農家が1株の芝桜が植えられたのがその始まりとされています。のちに、この地にあった温泉に花を添えるため、近所の農家の人々が協力し、あたり一面の丘にまで芝桜を植えていき、やがては大きな芝桜の花畑へ変貌していきました。これが、現在の『ひがしもこと芝桜公園』となり、多くの観光客が訪れます。道東に咲く芝桜は、5月から6月上旬にかけて楽しむことができます。また、開花状況は、毎日HPでアップされているので、訪問前に確認しておくといいでしょう。
★開花状況はこちらで確認できます(ただし開花は5~6月頃)★
我々が訪れた時には、まだ3~5分咲のようですが、それでも十分に芝桜が楽しめます。これからはもっと綺麗にたくさん咲くことでしょう・・・(しかし、今年は満開になった頃、緊急事態宣言が繰り出されるとは知る由もなく・・・)
ビクティニ:北の大地の丘に芝桜が咲いている!秩父の芝桜も観たことがあるけど、北海道の芝桜もこれまた美しい!
ミュウ:ピンク色に染まった丘が、北海道の春を物語っているね!
ゴンベ:ああ、お団子でもあったら最高だっぺ。
にょろもう:これが芝桜なんだね。お花の楽園だよ・・・。
シャワさん:見事な咲き具合のようだな!
芝桜が咲く丘には、牛のイラストも描かれています。
これは牛のご当地キャラクターこと『ノンキーくん』だそうです。そう、大空町は空港のある芝桜が美しい町として知られていますが、実は酪農が盛んな町でもあるからなのです。
この公園には、芝桜を様々な角度から楽しむためにゴーカートや遊覧車が用意されています。
ゴーカートは1周820メートルで芝桜を眺めながら1人でも十分に楽しむことができます。
公園内に設けられた遊歩道を歩いてみましょう。
丘の麓から見上げてみると、丘の上には林や桜の木、白樺など、いかにも北海道らしい芝桜の風景が感じられます。丘に立つ木にも桜の花が咲き、丘の向こうに見える青空が明るい風景を醸し出してくれます。
丘の中腹から見てみると眼下にゴーカート場が見えたりする公園が、まるで遊園地に来たかのような感覚を覚えます。そして、遠くに見える緑や茶色を彩る農場や山々が北海道らしい風景です。
ビクティニ:二年前に行った富良野・美瑛を思い出すね・・・。
ミュウ:そういえば、美瑛でもゴーカートに乗ったなあ・・・。
目の前に咲く芝桜は一つ一つ咲き誇り、絨毯のごとく咲き広がっています。
麓には芝桜の咲く丘、中腹や丘の上に咲く桜の木が、まさしく道東の春ならではの風物詩そのものです。
ビクティニ:芝桜がまるで桃源郷のようだ・・・。
ミュウ:北海道の春はこんなに暖かいものだったんだね。
ゴンベ:あ~、美味しいものが食べられて幸せだったっぺ~。
芝桜公園に生える桜の木にも桜の花が咲いています。5月になってようやく咲き始めた桜の花が見られるのは、遅い春の北海道ならでは。
今度は丘の上から景色を見てみましょう。
丘の上からは手前には芝桜の花畑、奥には畑や山々の風景・・・。
広大な田園風景や山々の背景に、ピンク色に染まる芝桜の風景は、まさに道東の春を彩る美しい景観です。かつてここは『東藻琴村』で、この公園のある場所も、もともとは白樺や笹、トクサなどが生い茂る村有林でした。しかし、一人の農家が自宅で栽培した芝桜の苗を一つ一つ植栽し、約八年かけて作り上げた大きな芝桜のお花畑が道東の観光名所として様変わりしたのです。そして、平成18(2006)年には旧女満別町と合併し、『大空町』として誕生し、いまや大空町は空港のある風光明媚な芝桜が鑑賞できる町へ発展しています。
ビクティニ:遠くに見える田園風景にピンクの絨毯のように広がる芝桜は、春の北海道だね・・・。富良野の花畑とどっちが美しいんだろうか・・・。
ミュウ:ここから見ると、北海道は本当に広いんだなって実感させられるね・・・。
丘の斜面に咲く芝桜と青い空とのコントラストが美しいです。
道東の自然と青空の風景が溶け込んだような風光明媚な景色に心が洗われますね・・・。
ビクティニ:みんな、ここで記念写真撮るよ!
みんな:いいよ!
作者:いいですか~?では撮りますよ~、1+1は?
みんな:2~!
(カシャ!)
芝桜に北の原風景が広がる丘、そして北の大地を覆うような青い空・・・。
どこまでも広がる田園風景と芝桜に青い大空が織りなす景観が、まさにここが『大空町』という町名にふさわしいです。
ビクティニ:青い空に白い雲・・・。青天と花の楽園だね・・・。例の病気のことなんか忘れてしまいそう・・・。
ミュウ:地面に咲く小さな花に癒やされる・・・。
地面の至るところに咲く芝桜にも癒やされます。
遠くから見るだけでなく、足元に咲く芝桜を覗いてみると、自然と心が和みます。
ビクティニ:春の時期は、桜のお花見もいいけど、芝桜の鑑賞も癒やされるよね。
ミュウ:無数に咲く小さな花にも生命力を感じさせるね。
ゴンベ:美味しいものが食べられるのも幸せだけど、たまにはお花見も最高だっぺ~!
にょろもう:やっぱりお花はいいよね。
シャワさん:釧路湿原や知床では、色々なことがあったなあ・・・。
芝桜公園では、芝桜の鑑賞やゴーカートなどが楽しめる他、ニジマス釣りも楽しめます。
この釣り堀で泳ぎ回るニジマスは北海道の川ならどこでも生息しています。ニジマスは一般的に炭火焼きや塩焼きにすると美味しい川魚です。1時間1,500円でできますが、帰りの飛行機の時間ということもあり4匹釣って50分で終了。
藻琴山から湧き出る『銀領水』という湧き水は飲めます。水質が非常によく、 藻琴山が銀色に輝いている姿から、その湧き水の名前になったのだとか。
さて、女満別空港から出る飛行機は15:10に出発予定なので、もう空港へ行かなければなりません。最後にこの1枚で芝桜とお別れをしたいと思います。春の道東よ、ありがとう!そして・・・さようなら・・・(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
さて、レンタカーの旅は、女満別でクルマを返却して終わり。
女満別空港からは、飛行機で関東へ帰ります。
ビクティニ:楽しい時間もあっという間に過ぎちゃうもんだな・・・。
ミュウ:そうだね。えーっと確かぼくたちが乗る便はJAL564便、15:10に出る飛行機だったね・・・。
作者:飛行機のチケットは取りましたよ!集合時間の14:30までロビーに集まってください!
ビクティニ&ミュウ:さすが!でも、お腹が空いた。
道東最後の昼食はサーモンいくら丼です。今回の旅で最後のごはんタイムになります。
ビクティニ:いただきます!うまい!北海道で最後のご飯はやっぱりうまい!
ミュウ:美味しい!
ゴンベ:うまいっぺ!
にょろもう:おいしい!
シャワさん:北海道とはもうお別れか・・・。でも、うまいぞ!みんなに自慢したいな。
女満別空港のロビーには食事ができる他、様々なお土産がそろった売店もあります。
作者:みなさん、揃いましたか?
ビクティニ:OKだい!
ミュウ:あとはゴンベくんたちがトイレから戻ってくるはずだけど。
作者:ちなみに、お土産には定番の『白い恋人』や炊き込みご飯の素、バターまで買っちゃいましたよw
ゴンベ:みんな、おまたせだっぺ!
シャワさん:悪い、待たせたな!
にょろもう:おトイレは済ませたよ!
作者:全員揃いましたね?では搭乗口へ参りましょう!
さあ、我々が乗るJAL564便 羽田空港行きは既に出発準備に取り掛かっています。
ビクティニ:さらば、道東・・・。
ミュウ:いつかまた来るからね。
これで、関東へ帰路に就きます。空港では大空町の観光協会のスタッフと思われる方々からお見送りがありました。我々はそのお見送りを受けながら、女満別空港を後にします・・・。
女満別空港から発った飛行機は、どんどん上昇していきます。女満別の田園地帯から離れ、網走湖や能取湖などを見下ろしながら、飛行機は南下していきます。
ビクティニ:釧路湿原よ、網走よ、知床よ、阿寒湖よ、摩周湖よ、屈斜路湖よ、芝桜よ・・・さようなら・・・。この思い出は決して忘れない・・・。
ミュウ:今回は天気に恵まれていて良かったね。もう大冒険しているみたいでドキドキしちゃった。
十勝山脈の見える北海道の大陸からはどんどん遠ざかっていき、やがては本州の太平洋側上空を飛行していきます。
北海道の大陸から抜けた飛行機は東北地方を通過し、やがては関東へ入っていきます。そして、東京の都心部も見えたところで徐々に高度が下がり、羽田空港に着陸しました。
17時ちょうど、羽田空港に到着しました。
ここで、今回の北海道旅行はおしまいです。
みなさん、最後までご閲覧ありがとうございました!
ビクティニ:お疲れ様。
ミュウ:北海道の旅は楽しかったね!
作者:お疲れさまでした!これにて道東紀行は終了です!
2021年『GW道東紀行』 終わり