ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

2023年 正月旅行 山陰・長崎方面 九州のディズニー?!長崎のテーマパーク“ハウステンボス”を周遊!

皆さん、こんにちは。

今回は、長崎県佐世保市にある“ハウステンボス”を満喫します。

 

朝焼けのハウステンボス
ハウステンボスから眺める大村湾の朝焼けが美しいです。

西洋の港町に海と陸の見える景色がまるで地中海のようです。

ビクティニ:こんなにきれいな朝日を見たのは初めて!

ビクティニポンチョのピカチュウ:来てよかったね

くまモン:ハウステンボスの朝焼けも最高だモン!

 

ハウステンボスのホテルの朝食

ハウステンボスのホテルでの朝食です。

大村湾の朝焼けを眺めながら、長崎名物の食事をするのはまた格別です。

ビクティニ:長崎には初めて来たけど、海の景色が風光明媚で最高

ビクティニポンチョのピカチュウ:しかも目の前に海だもんね

くまモン:長崎もいいもんだモン

 

泊まったウォーターマークホテル
昨日泊まったホテルは、本当に素敵なホテルでした。

もし、長崎に行く機会があったら、またハウステンボスに行きたいですね。

ビクティニ:最高なホテルだった。また泊まりたいね

ビクティニポンチョのピカチュウ:さあ、今日はハウステンボスで遊ぼう!

ビクティニ:そうだね。どこから行こう・・・?

 

ハウステンボス ハーバータウン
ここは『ハーバータウン』という場所です。

見ての通り、港町をイメージしています。

ここはハウステンボスの園内ですが、無料ゾーンなので、まだ普通のコンビニや薬局などがある普通の街と言った感じです。あとはお土産屋も見受けられます。

ビクティニ:大きな錨だね・・・

ビクティニポンチョのピカチュウ:まるでディズニーみたい

 

ハーバータウンから見るドムトールン
ハーバータウンからは『ドムトールン』という高い塔が見えます。

高さは105メートルあり、80メートルの場所には展望台があります。

西洋の高い塔にヨーロッパの街という風景は、ここにいるだけでも海外にいるような感覚になります。

ビクティニ:日本にいるとは思えない。本当にヨーロッパにいるみたい。これが異国情緒ってやつかな?

くまモン:このテーマパークはオランダをモチーフにしているんだモン!

 

ハウステンボス周遊には自転車が便利
ハウステンボスは結構広いので、レンタサイクルで回るのが便利です。

ここで自転車を借りて回ってみましょう。この日、レンタサイクルを借りる親子連れが列をなしていました。一人乗りから、二人乗りのタイプもありますが、一人乗りのアシスト自転車でハウステンボスを周遊します。

ビクティニ:ハウステンボスをサイクリングもいいね

くまモン:ここは結構広いから自転車がいいモン

ビクティニポンチョのピカチュウ:あのゲートから街へ行けるみたいだよ

作者:では参りましょう!

 

ハウステンボス タワーシティ

ハーバータウンからゲートを通ると『タワーシティ』が見えます。

ここからはハウステンボスの中心街になります。

風景だけでも見るといかにもヨーロッパという雰囲気です。

ハウステンボスは『花と光の感動リゾート』をモットーにオランダをテーマとした、日本一広いテーマパークです。ハウステンボスの面積は152ヘクタールあり、モナコ公国と同じ広さの街があります。これは東京ディズニーランドの約2倍(東京ドームで言うと33個分)に匹敵する広さです。また、『佐世保市ハウステンボス町』とあるように佐世保市の町名にもなっています。

ビクティニ:このあたりは運河かな?まさにヨーロッパにいるみたいだ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:もう日本とは思えないぐらいかも

 

園内の馬車車両

時期によっては、馬車のツアーも開催されています。何でも約130年前のアンティーク馬車が使われているそうで、異国情緒を漂わせる街並みの中を馬の歩む音を聴きながら散歩するのも楽しいのではないでしょうか。訪問当時は馬車の存在を知らなかったのですが、次にハウステンボスへ来た時はぜひ馬車にも乗ってみたいですね・・・。

 

光のファンタジアシティ
銀河の惑星や海の美しさ、そして一面に広がる花々を体験するデジタル系のアトラクションエリアがあります。

ここでは、デジタルやリアルを表現したイマーシブな体験ができ、非日常的な体験で日頃の喧騒を忘れさせてくれます。

ビクティニ:このあたりはなにやら興味深いアトラクションがあるね。どこがいいかな・・・?

ビクティニポンチョのピカチュウ:とりあえず『宇宙のファンタジア』にいってみようよ

 

宇宙のファンタジア
宇宙のファンタジアでは、大迫力のサウンドとともに宇宙の光や神秘的なファンタジーの世界へと誘い込むアトラクションになっています。

宇宙研究のデータが集まる『Space Gallery』をもとに、スペースシップに搭載されたAIシステムで銀河の旅が始まります!

途中では、銀河の旅を巡るに必要な光をチーム同士で協力し合うというゲームも用意されています。光を集めて星座を完成させ、銀河へ旅立つという設定のようです。このゲームでは、親子連れの子どもたちが走り回って星座を完成させていました。

ビクティニ:これは『さそり座』だ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:これは『おひつじ座』だね!

そして、エネルギーを貯めると、いよいよ宇宙の世界へ!そこには、我々の想像を絶する多種多様な色や形をした神秘的な宇宙の光景に目を奪われます。

ビクティニ:すごい!こんな宇宙見たことない!不思議なことがあるものだね・・・

ビクティニポンチョのピカチュウ:これはすごい!!宇宙にはどんな作り話よりも想像がつかないぐらい、幻想的な光景もあるんだね!

 

ハウステンボス アムステルダムシティ
ハウステンボスの中心街ともいえる『アムステルダムシティ』には様々なお店があり、とても賑やかです。

長崎名物のお土産をはじめ、ガラス製品、有田焼など、長崎ならではの伝統工芸品が売られていますが、その中でもミッフィーグッズを取り扱っているお店があります。見るだけでも楽しいですが、ミッフィーのぬいぐるみも形相がセンスよく、ノーマルのものもあれば、ブラウン仕様のミッフィーもあるので、ミッフィーファンには大人気です。

ビクティニ:ミッフィーのお店があるよ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:オランダと言えばミッフィーってイメージがあるもんね

作者:そういえば、昔の幼稚園時代にミッフィーのビデオ見た記憶がありますね。懐かしいですね・・・。

 

ミッフィーと初対面

ということで、ミッフィーのぬいぐるみとともにハウステンボスを散策してみます。

ミッフィーに西洋の街並みの風景はよく似合います。

ミッフィーは小さなうさぎの女の子で、オランダの絵本作家ことディック・ブルーナ氏が描いた絵本の主人公です。当初、オランダ語の『ナインチェ』の絵本を最初に日本で翻訳出版(1964年)した際、『うさこちゃん』と訳されましたが、同時に英国では『ミッフィー』で翻訳出版されたことから、『ミッフィー』に統一し、その名前が世界中に親しまれています。

くまモン:キミはミッフィーだモンね!ボクはくまモンだモン!よろしくだモン!

ミッフィー:こんにちは!わたしはミッフィーです。オランダからやってきました。よろしくね!

 

アムステルダムをイメージしたハウステンボスの水路

ハウステンボスの水路です。

ヨーロッパの街並みに水路の風景はとても素敵です。

まさしく水の都という雰囲気です。

これはオランダにある“アムステルダム”という都市をイメージしており、本場の運河や西洋の街並みが特徴的であるように、ハウステンボスのアムステルダムシティでもそれを再現しています。

ビクティニ:運河のある西洋の街の風景はどこかで見たような気がする。・・・あ!思い出した。たしか北海道の小樽でも似たような風景を見たよ

ビクティニポンチョのピカチュウ:この風景はもう日本じゃないみたい・・・

 

三連風車のある風景

ハウステンボスの象徴ともいえる『三連風車』が見えてきました。

このあたりは『フラワーロード』といわれるスポットで、いわゆるハウステンボス最大の『映えスポット』にもなったりする場所です。

この写真では三連レンガアーチと跳ね橋からの角度で撮っているため、2つの風車しか映っていませんが、エントランス側からの角度で見ると、まさに3つの風車が見られるそうです。

なお、このような洋風の風車がある風景は、ここの他に『オランダ村(西海市)』でも見られます。

ビクティニ:西洋の風車だ!このような風車は日本ではなかなか見ないよね

ビクティニポンチョのピカチュウ:きっとここはオランダのテーマパークだから、オランダの風景をイメージしているんだろうね

 

ハウステンボスの風車
これぞ、ハウステンボスの特徴ともいえる西洋の風車です。

ハウステンボスにはいくつか風車が建てられており、しかも2種類あるそうです。

こちらの写真はフラワーロード、いわゆる花畑のある風車ですが、これは『ボルダー風車』といわれるものです。

写真の風車軸の真下の文字を見れば分かるように、これらの風車には名前があり、おのおの『WAKER(ワケル)』、『DROMER(ドローマル)』、『SLAPER(スラペル)』という愛称で呼ばれているようです。 

川や湖、牧場、そして花畑にそびえる風車の風景こそオランダのイメージですが、実はこれには意味があるのです。

本場のオランダでは、古くから人々の生活に欠かせないもの・・・そう、その『風車』です。実は風車の起源となったのが紀元前のことで、かつては『製粉用』として利用されたのがその始まりだと言われています。当時、オランダは国土の4分の1が海抜〇メートル以下つまり海面下に等しい干拓の土地で占めていたのです。そこで風車を利用して排水するという案が出ます。入り江に築堤を設け、風力を利用して排水する方法が実用化、現在でもその方法で排水がされているのだとか。これも、オランダ人のアイデアによって生まれた『先人の知恵』ともいうべき代物ですね。

ビクティニ:近くで見ると風車ってこんなに大きいのか・・・

ビクティニポンチョのピカチュウ:羽がゆっくり回っているのが風車らしくて雰囲気あるよね

 

ハウステンボスの象徴『風車と花畑』

花畑や洋風の風車との組み合わせこそ、まさにハウステンボスを象徴する風景です。

風車の花畑も季節のよって異なりますが、1月なのでパンジーやビオラの花が植えられています。

一年中、様々な種類の花々が見られるのはハウステンボスならではの風物詩でもあります。花畑と風車の風景は、まさしくオランダの風景そのものです。特に春から夏にかけては、国内最多品種のチューリップが咲き誇り、その時期こそ“ハウステンボスが最も華やかな季節”ともいえるでしょう。

ビクティニ:彩り豊かな花々と風車が、いかにもヨーロッパの風景!

ビクティニポンチョのピカチュウ:パンジーとビオラの花に風車、西洋の街・・・ヨーロッパの風景だよ!

くまモン:ハウステンボスの風車と花畑の景色はいつ見ても癒やされるモン!

ミッフィー:故郷のオランダを思い出すわ

 

アンブレラストリート
『アトラクションタウン』にある、『アンブレラストリート』には約700本ほどのカラフルな傘が吊り下げられています。

ここもハウステンボスの『映えスポット』にもなっています。

ビクティニ:ここはカラフルな傘がたくさん飾られているよ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:天井に飾られた傘がきれい!

くまモン:これもハウステンボスの映えスポットなんだモン!

ミッフィー:MOOI!(きれい!)

このあたりもお店やレストランが立ち並ぶ賑やかなスポットです。

ここも、長崎ならではのお土産が購入でき、長崎名物のカステラをはじめ、オランダのお酒、チーズなどがお土産で売られています。

 

ハウステンボスでのランチ
さて、早めですが、ここでランチタイムにしましょう。

ランチは、佐世保牛を使ったサーロインステーキをいただきます。

一同:いただきます!

ビクティニとポンチョピカチュウ:おいしい!!

くまモン:うまかばい!!

ミッフィー:LEKKER!!(おいしい)

 

ハウステンボスのダンスショー
昼食を食べ終えた頃、一層にぎやかな音楽が聴こえていたので見てみるとダンスショーが催されていました!

お花の妖精『ちゅーりー』をはじめ、テディベアの『ルーク』と『ルーナ』というハウステンボスのマスコットキャラクター、ダンサーが陽気な音楽とともにダンスショーを披露しています。

しかも、普段はあまり聴かない海外らしいミュージックなので、とても楽しい気分です。

 

園内に展示されたクラシックバス
園内にはボンネットのクラシックバスが展示されています。

このボンネットバスは、かつてハウステンボス内を走っていたようです。今は、園内の一定の場所で展示されています。ナンバー見ると日本では見ないタイプのようですが、おそらくオランダのナンバープレートでしょう。

ビクティニ:園内にはバスらしきものが展示されている。飾りかな?

ビクティニポンチョのピカチュウ:見るからに海外っぽいね

 

水辺と三連風車
水辺の風景に三連風車の風景も似合います。

手前の柵に飾られた花と水辺、風車、三連アーチのレンガ橋・・・。

本場のオランダにも劣らぬ風光明媚な雰囲気に楽しげな音楽が流れているのが、マッチしていますね。

ビクティニ:ここから見る風車も穏やかな風景だね

ビクティニポンチョのピカチュウ:楽しい音楽と風車の風景が似合うね

 

アドベンチャーパーク
ハウステンボスのアトラクションには、あたかもジュラシックを思わせるアトラクションも楽しめます。

例えば、『恐竜の森』というアトラクションでは、ミッション遂行型のゲームが人気があります。こちらのアトラクションでは、多くの親子連れで列をなしていました。そういえば、小さい時に西武園ゆうえんちの近くにあった『恐竜館』で大きな恐竜を見てかなり怖がった記憶があります。

今でも恐竜が若干トラウマなので、他に楽しめるアトラクションを探してみます。あとは迷路とか高いところを滑空するアトラクションもあるようですが、自分は高いところをジェットコースターのような絶叫系も苦手で、かといって迷路もどっちかというと脱出ゲームみたいで不安になるし・・・。

 

どうぶつのトロッコ
ということで、アドベンチャーパークで無理のない楽しみ方としては『どうぶつのトロッコ』があります。

これは、ただただ漕ぐだけのアトラクションなので、恐竜が苦手な人や脱出ゲーム系や高いところが苦手な人にはちょうどいいのかもしれません。

ビクティニ:かわいいトロッコが来たよ。これはトラさんかな?

ビクティニポンチョのピカチュウ:かわいいよね。

作者:なんか、昔に家族で西武園に行った時の記憶が懐かしくなってきた・・・

 

ふれあいどうぶつコーナー
また、園内にはうさぎやモルモットといった小動物とのふれあいコーナーも用意されています。

ここでは、うさぎやモルモットに餌をあげることができます。

ビクティニ:ちょっとした動物園って感じだね

ビクティニポンチョのピカチュウ:うさぎやモルモットがかわいいね

作者:小学時代、休み時間とかでうさぎ小屋に行っては雑草を取ってうさぎにそれを食べさせたりしたっけな・・・

 

カナルクルーザー
川からハウステンボスの街や風車を眺めるのにはカナルクルーザーもおすすめです。

アドベンチャーパークとタワーシティを結ぶ遊覧船で、ハウステンボスの歴史や街の案内までしてくれます。園内を流れる全長6kmの運河をゆっくり航行しながらクラシックな雰囲気とともにハウステンボスならではの田園風景や街並みの景色を楽しむことができます。

初めてハウステンボスに来る人には、おすすめのアトラクションともいえるでしょう。

 

ハウステンボスの運河で泳ぐ白鳥
ヨーロッパの街並みの運河を優雅に泳ぐ白鳥を見ていると不思議と穏やかな気分になります。

冬になると白鳥が見られるのも、海に面した環境であるからこその風物詩ですね。西洋の街並みのある水辺に白鳥の泳ぐ風景は、まさしくヨーロッパらしい光景です。

 

ハウステンボスの水辺を泳ぐ魚
また、ハウステンボスの運河には様々な魚が泳いでいます。

これは『マツダイ』というスズキ目マツダイ科マツダイ属の汽水魚です。

鱗の黒い魚体がマツボックリに似ていることから、その名前の由来になっています。

海水と淡水の両方に生息し、長崎県では大村湾や有明海、五島列島周辺などに生息しています。

 

長崎産みかんソフト
ヨーロッパの運河を眺めながら食べるみかんソフトもなかなか乙なものです。

長崎はみかんが盛んな地域でもあるため、長崎名物のみかん味のソフトクリームを食べながらハウステンボスの街並みを眺めていると、まさしくヨーロッパと長崎の文化が交わった気分になります。

くまモン:みかんソフト美味しいモン!でも冬だから寒いモン・・・

ミッフィー:おいしいわ

 

九十九島産の焼き牡蠣
焼き牡蠣もいただいてみましょう。

九十九島で採れた牡蠣を焼いたのをヨーロッパの街並みを見ながら食べると、また違った感覚で和洋の雰囲気が味わえます。ちなみに焼き牡蠣は大粒5個で600円です。

ビクティニ:長崎でも牡蠣が名物みたい。いただきます!・・・すごくうまい!広島の牡蠣より格段かも!

ビクティニポンチョのピカチュウ:濃厚でおいしい!

くまモン:天草の牡蠣も美味しいもんけど、長崎の牡蠣も美味しいモン!

ミッフィー:LEKKER!!

 

スタッドハウス ギヤマンミュージアム

ハウステンボスには、3箇所の美術館があります。

アムステルダムシティの『スタッドハウス』という大きな屋敷の中にある『ギヤマンミュージアム』もその1つです。

ここでは、ベネチアングラスなど世界各国から集めたガラス芸術が展示されています。

『ギヤマン』とはガラスのことを言います。オランダ語では『ダイヤモンド(DIAMAMT)』が語源とされ、江戸時代の頃にはその名前で呼ばれていたそうです。

様々な色や形のガラス芸術品が展示されています。見れば見るほど興味深くなるのが不思議なものです。
写真のカラフルなガラス品は『香水瓶』というもので、蒸留法で抽出した花の有香成分をアルコール溶液にとかしこんで『香水』ができます。14世紀以降、趣向を凝らした香水瓶はガラス製品としての重要な品目となっていったのです。
 

装飾にも使われるガラス芸術品

 
至るところに展示されているガラス芸術品を見ていると、あたかも宮殿にいるかのようです。
我々が普段使われているガラス製品は、日用品だけでなくインテリアや装飾にも使われたりしています。
 

ボヘミアングラスについて

 

ガラスという概念は、紀元前の時から存在していたのです。

もともとは装飾品といった物で使われましたが、9~10世紀にはビーズやガラス玉などが造られます。12世紀には教会用のステンドグラスや窓ガラス、貴族用のガラス器など、本格的なガラスの実用化がなされました。さらに13世紀以降は一般的にもガラス器の生産が盛んとなり、ガラス工場も建てられ、次第に実用化されていきます。その後も、時代とともに様々なガラスの種類が誕生し、色の付け方も工夫がなされ、『色ガラス』も実用化されていきました。

これが、『ボヘミアングラス』の歴史です。
『ボヘミア』は、中部ヨーロッパ、いわばチェコ西部のいち地方のことで、ボヘミアングラスもその地域で作られましたが、隣接する西ドイツやポーランドで作られたものもそれに定義されます。
 

世界のガラス

 

ガラスの歴史は『メソポタミア文明』の時代からはじまります。
コアガラスなどの手法から、器や装飾品がつくられたことがガラスのパイオニアとして誕生しました。
その後、エジプト、ローマへとその文化は引き継がれ・・・最初は不透明だったガラスは、技術の進歩によって徐々に透明になっていきました。
やがては12世紀以降は色つけのものも誕生し、色絵ガラスはもちろん、ベネチアやボヘミア、オランダでは、透明度の高い美術品を生み出します。さらにそのガラス技法が世界中に伝わり、日本に初めてガラスの製造文化が受け入れられたのが18世紀頃のことで中国の技法から伝わります。日本で最初にガラスの製造技術が伝授されたのがここ長崎で、主に色ガラスを使ったものが多く作られたそうです。
その後、江戸や薩摩にもガラス文化が伝わり、江戸では『江戸切子』といわれるカットガラスが有名となりましたが、時代の進歩とともに、医療用や温度計などでも実用化されました。薩摩では、『薩摩切子』という芸術品が誕生し、色被せのカットガラスとしては世界最高の芸術品だったそうです。
 

様々なガラス芸術品

 

青から赤までの色ガラスと、クリスタルのように透明なカットガラスが品のいい見栄えです。

色ガラスは、ガラスの表面に金属の酸化剤を着色剤として色付したガラスのことを言います。
青の色ガラスを作るときは、原料のガラスにコバルトや銅を調合することで青色の帯びたガラス品ができます。このように美しい見栄えから『コバルトブルー』とも言われています。銅を使ったものはコバルトより若干淡めの青色になります。
赤色のガラスを作るときは、原料のガラスに金属の酸化物を調合することで赤色のガラス品ができます。鮮やかな赤色は、金を用いて作られます。これを『金赤』と呼んでいます。他にも銅を用いても赤いガラスを作ることができます。
カットグラスとは、ガラス表面に木製または金属製のグラインダーで削り、幾何学的な文様を施す技法です。
透明なグラスには、主に鉛の含有量が多く、多面化されたガラスは反射率・屈折率が増します。これを『クリスタルガラス』と言われています。
 

ガラスのシャンデリア
エントランスの吹き抜け天井には豪華絢爛なシャンデリアが吊るされています。
このシャンデリアは世界最大級のものだそうで、幅2.2メートル、高さ3.5メートル、重さ750kgあります。ここまで透明感のあるガラスを製造するのがかなり困難なほど製造できないといわれる逸品なんだとか。
このシャンデリヤには4628個のガラスパーツに65個のガラスの火屋(ほや)から作られ、17世紀後半にカットした水晶のパーツを使用し、18世紀には水晶やクリスタルのドロップをつけたものが作られ、さらに豪華さを増しています。
これは『グラビュール技法』という高度な技法が用いられ、火屋に朝顔がデザインされ、さらに透明なガラスや緑・赤のパーツを組み合わせた、東洋的な雰囲気を醸し出しています。
フランス製で、1840年に完成したものだそうです。
 

スタッドハウス前の花時計

 

スタッドハウスの前に設置された花時計も素敵なものです。

時計盤中央に施された雪のマークがよくできています。

ビクティニ:まるで宮殿のような雰囲気だね

ビクティニポンチョのピカチュウ:周りに植えられたビオラやパンジーが素敵だよ

 

アムステルダムシティの花壇
 
アムステルダムシティの中央広場にある花壇も彩り豊かに施されています。

大きくそびえる屋敷にレンガの花壇にたくさんの花々が植えられた風景も、これまたヨーロッパの風景を醸しています。

ビクティニ:まさしく楽園みたいな雰囲気だ・・・。センスがいい上に落ち着いて雰囲気が楽しめるから最高!

ビクティニポンチョのピカチュウ:ディズニーみたいに混んでないのもいいよね
くまモン:やっぱりハウステンボスは楽しいモン!

ミッフィー:MOOL!!
 

ハウステンボスのライブ

スタッドハウスの近くで、何やらライブが催されていました。
どうやら欧米系の音楽のようですが、英語なのかオランダ語なのか良く分からなかったですが、音楽自体は陽気な感じで楽しかったです。
 

観覧車から見る大村湾

 

観覧車にも乗ってみましょう。

ゴンドラからは大村湾と眼下にハウステンボスの街並みの全景が見渡せます。

 

ビクティニ:こんなに素敵な風景を見たのは初めて!この角度から見るハウステンボスと大村湾は、まさにヨーロッパ!まるで本場の地中海やヨーロッパにいるようだ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:確かに日本とは思えない景色だよね。大村湾って湖みたいな形をしてるもんね
 

ハウステンボスのイルミネーション

夕暮れのハウステンボスは一段と素敵な雰囲気です。

光に包まれた花畑にイルミネーションが施された風車、そして夜空に浮かぶ満月・・・素晴らしい条件でハウステンボスの夜景に感動しました。

ビクティニ:見事なイルミネーションだ!光に包まれた花畑と風車のイルミネーションもまた美しい!おまけに月も出ていて最高!

ビクティニポンチョのピカチュウ:これはとても素敵な光景だ!

くまモン:だからハウステンボスは大好きだモン!でも熊本からでは行きにくいんだモン・・・
ミッフィー:Geweldig!!
 

噴水ショー

 

噴水ショーも行われていました。

青い光に包まれた噴水も素晴らしい演出です。まさに花と水辺のコントラストの美です!

ビクティニ:池袋サンシャインの噴水みたいな演出ぶり!
ビクティニポンチョのピカチュウ:噴水と花畑のコントラストが素晴らしい!
 

夜のアンブレラストリート

アンブレラストリートの夜景も、美しい光景です。

天井に吊るされた無数の傘が光の反射によって芸術的な照明になっています。

ビクティニ:夜のアンブレラストリートも素敵!

ビクティニポンチョのピカチュウ:ここもきれいだね!
くまモン:最高だモン!
ミッフィー:MOOI!!
 

夕食に佐世保バーガー

さて、夕食に『佐世保バーガー』をいただきます。

佐世保バーガーはいわゆるご当地グルメの1つですが、もともとは第二次世界大戦後から間もない1950年代のこと、佐世保に置かれていた米海軍基地から伝わったものとされています。

当時の佐世保において音楽や食、ファッションなどのアメリカ文化が浸透していったのです。そして『佐世保バーガー』もその1つとされ、1950年頃の米海軍基地から直接レシピを聞き作り始めたのがはじまりとされています。いわば、佐世保は日本において初めてハンバーガーという食べ物が浸透するようになったことから『ハンバーガー伝来の地』と言われています。当初は基地の近くにお店を構えて米国人向けに販売されていましたが、様々なお店のオープンとともに独自アレンジを展開し、いわゆる佐世保流の『佐世保バーガー』として親しまれ、現在に至っています。

ビクティニ:これが噂の佐世保バーガーだね!いただきます!・・・超うまい!

ビクティニポンチョのピカチュウ:マックのバーガーより美味しい!

くまモン:手作り感があって美味しいモン!

ミッフィー:LEKKER!!

 

ハウステンボスの夜景

 

ハウステンボスの街の夜景もこれまた素敵な光景です。

街にも至るところでイルミネーションが施され、街灯や街の明かりでハウステンボスの夜景が美しく醸し出しています。

ビクティニ:とても素敵な夜景だ!小樽の夜景もきっとこんな感じかもね

ビクティニポンチョのピカチュウ:ディズニーの夜景もいいけど、人混みもそれ程ないし、周りは自然に恵まれた環境だから、異国情緒のテーマパークを楽しむのにはちょうどいい場所かもしれないね

くまモン:やっぱりハウステンボス大好きだモン!

ミッフィー:GEZELLIG!!

 

★ハウステンボスでの映像★


www.youtube.com

 

ハウステンボスの夜

さて、そろそろハウステンボスとお別れの時間が来たようなので、退場し長崎へ向かうことにします。

ハウステンボスの夜も煌やかで、退場時の音楽も心なしか寂しさを感じてしまうのは不思議なものです。

ビクティニ:初めてにしてはとても楽しめた!冬に訪れると星空や月がきれいに見れて最高な1日だったよ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:また来たいね。ハウステンボスが九州で一番行きたい場所かもね。さあ、もうじき電車が来るみたいだから、それで長崎へ行こう

19:12発 快速シーサイドライナー長崎行きに乗車

 

長崎駅に到着

 20:41 長崎駅に到着

ここで1泊し、明日は長崎市内を観光して帰ります。

ビクティニ:ここが長崎駅か。初めてきたけど、県庁所在地の駅としては唯一鉄道の行き止まりみたい。新幹線ができた後だと、やはりこれまでの印象が大きく変わるものだね

 ビクティニポンチョのピカチュウ:このあたりは周りは海だからここで鉄道は終わってるんだね。駅前のイルミもきれいだね

作者:さて、ここで1泊して明日はちょっと市内観光して帰ります

 

『九州のディズニー?!長崎のテーマパーク“ハウステンボス”を周遊!』をお伝えしました