こんにちは。今回は、大沼公園でワカサギ釣りをしようと思います。
正月の日とは打って変わって晴天です。ホテルの部屋から見る冬の駒ヶ岳が道南の冬を物語っています。
ビクティニ:晴れた日の駒ヶ岳がふさわしい!
ミュウ:まさに冬の北海道だね。
大島路の遊歩道(千の風モニュメント)から見た駒ヶ岳です。晴れた駒ヶ岳と冬の大沼湖は絵になります。大晦日に来た時には、雪が降っていたのですが、この日は晴れています。
ビクティニ:今日は晴れていてよかったね。・・・そうだ、ワカサギ釣りはどうだい?
シャワさん:お!いいんじゃないかな。
ゴンベ:もちろん、やりたいっぺ!ワカサギ食べてみたいっぺ!
ミュウ:やっぱり外は寒いね・・・。
冬の大沼公園といえば、凍った湖や沼の上でのワカサギ釣りが冬の風物詩の一つです。
大沼公園では、ワカサギが採れることでも知られ、もはや名産品にもなっているくらいです。ワカサギ釣りなら、釣りの初心者でも楽しめます。また、自分で釣ったワカサギはその場で唐揚げにして食べることが出来ます。我々が今回ワカサギ釣りを行った場所は『太公園』という釣り堀です。なお、随時実施しているので特に予約をする必要はありません。
【ワカサギ釣りの時期】12月1日~3月中旬ごろ
氷上(天然)わかさぎ釣り
<遊漁料>大人600円・小人300円<用具レンタル一式>500円
★興味のある方はこちらを御覧ください★
http://onumakouen.com/activities/?ctgr_id=5&item_id=LND0000264
ということで我々もワカサギ釣りを初めてみることにします。まずはビニールハウスにて受付をします。すると釣り竿やバケツ、餌が渡されるので、それらを受け取ったら釣り堀へ。氷上に開いた穴(釣り堀)に柄杓で氷を掬います。
餌はこちらの虫エサを用意します。餌の両端に釣り針を刺してその餌をハサミで切断します。こうすることで、ワカサギはその餌の匂いで釣り針に寄りやすくなるという寸法です。ただし、餌を切断する際は釣り糸は切らないように注意しましょう。
写真だと分かりにくいのかも知れませんが、釣り糸のルアーを重りにし、釣り竿を台に乗っけて釣り糸を吊るした状態にしておきます。こうすることで、釣り糸は絡みにくくなります。ちなみに、絡まったり釣り糸を切ったりしてしまうと400円とんじゃうので気をつけてくださいね。
・・・ということで、釣り糸が絡まないようにまっすぐ穴に入れたら釣り竿の先っぽが動くのを待ちます・・・。釣りは2時間制になります。
ビクティニ:さあ、何匹釣れるかな・・・。
ゴンベ:ワカサギの唐揚げ食べてみたいっぺ!
早速釣り竿の先っぽが動いたところで、引き上げてみると・・・なんと!たったの10秒で簡単に2・3匹釣れました!!いやあ、最初はなかなか釣れないのかと思っていましたが、驚くほど早く釣れるのは本当に簡単なんですね。釣れたら、ワカサギのエラ部分を斜め下に引っ張れば釣り針から外せます。もちろん、ワカサギを外す時は釣り糸が絡まないように注意しましょう。・・・ちなみに途中で糸が絡まってしまったので、400円が・・・orz
さあ、2時間の釣りで随分釣りましたが、その釣った数は・・・・・・
56匹でした!
ビクティニ:さあ、2時間たったから数えてみよう。1・2・3・4・5・・・・・・・・・・・・56匹だ!
ゴンベ:すごいっぺ!!こんなに釣ったら唐揚げもたらふく食べられるっぺ!早速唐揚げにするっぺ!
釣れたワカサギは、油を熱した鍋に入れられます。ワカサギを一気に鍋に入れた瞬間に「ジュワーッ」という音が食欲を注ぎます。
・・・ということで、ワカサギの唐揚げが出来上がりました。ワカサギの唐揚げにはカレー粉や塩をふりかけていただきます。
ビクティニ:さあ、ワカサギの唐揚げが出来上がったよ!
ゴンベ:いただきま~すだ!!
ワカサギ釣りの後は、大沼公園を散策してみます。呉竹島や日の出島から見る駒ヶ岳はビュースポットとされ、撮影スポットとしては、綺麗に駒ヶ岳が撮れます。あとは、ハクチョウも見れたら最高の絵にはなりますね・・・。
さて、大沼公園駅に戻ってきました。ここから列車で函館まで移動し、さらに函館港からフェリーで青森まで移動。今日で北海道とはお別れすることになります・・・。
大沼公園14:02発 特急スーパー北斗10号 函館行き
特急列車で函館まで南下します。
便や時間帯にもよりますが、大沼公園駅と函館駅の列車で北海道&東日本パスで通るなら当然、普通列車の方が望ましいのですが、我々が乗車した列車が特急なのでフリーパスは使用できません。もし、時間の都合で特急を使わざるを得ないのであれば、多少面倒でも渋々乗車券と特急券を買うしかありません。また、フリーパスで北海道新幹線経由するなら『特定特急券』でも十分かと思われます。
★特急利用時の料金(2020年2月現在)★
大沼公園→新函館北斗駅
乗車券:340円
特急券:320円
合計:660円
大沼公園→函館駅
乗車券:640円
特急券:630円(自由席)
合計:1,270円
14:27 函館駅 到着
函館駅には特急北斗のキハ183系が停泊していました。おそらく臨時便かと思われます。
函館駅で昼食を取ろうと思いましたが、どこも混んでおり、時間がないのでチラシ寿司をいただきました。
函館から函館港フェリー乗り場までは路線バスで移動し、17:30発の便で青森港まで進みます。津軽海峡フェリーは、青森と函館を安く行き来するならとても便利です。
どういうことなのかというと、北海道新幹線と比べるとかなり安いです。北海道新幹線で新青森駅から函館までの所要時間は約1時間半に対してフェリーでは3時間半とかなり長いですが、その分運賃は安く行けるというわけです。
運賃に関しては・・・
北海道新幹線<新青森⇔函館>
北海道新幹線(函館本線はこだてライナー含む):乗車券3,630円+指定席券4,530円=合計8,160円
津軽海峡フェリー<青森港⇔函館港>
津軽海峡フェリー:スタンダード:2,460~3,450円
つまり所要時間がそれだけかかる分、4,710~5,700円も安く移動が出来るんです!そして、スタンダードなら定員を気にする必要はないので、多少時間がかかっても安く移動したいのなら津軽海峡フェリーで移動するのが効率的な方法かと思われます。
デッキでは軽食コーナーやインフォメーションなどがあります。移動中に食事をする際に軽食コーナーは必須ですね。フェリーにはスタンダードの他、個室もありますが、移動するだけなら、スタンダードで十分です。もっとも、移動時間が約3時間半なので問題はありません。
ビクティニ:夏休みに乗ったフェリーほどではないにしても結構広いね。・・・というかもう夕食だ。
ミュウ:お腹すいたね。
ということで、フェリーの軽食コーナーにて夕食を購入。ちょうど北海道名物の『かにめし弁当』が売られていたので、大変嬉しいです。
ビクティニ:僕の大好きなかにめし弁当じゃないか!いただきます。
ミュウ:いただきます!
シャワさん:最後の最後で北海道名物のものが食べられるのは結構嬉しい!いただきます!
ゴンベ:いただきますだ~!
夕方に函館を出港してから約3時間半の航路で21:10に青森港に到着。ここでタクシーに乗り換えます。
ちなみにフェリーに乗船した時点で到着する港から駅まで移動するためなら、タクシーを事前に予約しておくと、タクシー料金は定額運賃で移動することが出来ます。例えば、青森駅西口なら900円、東口は1,200円、新青森駅1,000円、青森空港4,200円、浅虫温泉は4,800円で移動が出来るのでとてもお得なんだそう。なので、マイカー移動でない鉄道移動なら青森港からのバスは無いので、函館から青森まで移動する際、津軽海峡フェリー+タクシー事前予約しておくことをオススメします!
ビクティニ:ついに本州に戻ってきたよ!
ミュウ:ここも寒いね・・・。
ということで、青森駅に到着。ここは西口なのですが、駅舎としては小規模です。東口はここの反対側にありますが、なんと跨線橋を渡らなければならないので、東口まで行きたいなら、入場料(150円)を購入する必要があります。しかし、今回はフリーパスを持っているため、そのまま通ることが出来ました。
現在の青森駅は跨線橋になっています。まるで昭和の雰囲気が漂っているかのようです。しかし、近年は改築工事が行われており、自由通路も改札を通らなくても済むように橋上駅舎化するとのことで、2020年度に向けて工事が進められているようです。
昭和30年代当時の青森駅の駅舎の写真です。昔の青森駅の駅舎はこんなに小さかったんですね。さっきの西口の駅舎がなんか小さかったですが、当時の駅舎は規模がもっと小さく、今のようにロータリーが整備されていなかったんですね。
青森の名物といえば、やっぱり『ねぶた』です。まわりのねぶたを模した行灯も素敵です。
さて、今回の旅で最後のホテルにチェックイン。このホテルでは青森市で唯一温泉のあるホテルだったので、寒い日にはとても便利です。
ビクティニ:駅から近い上に温泉もあるのはすごく有り難い・・・。さて、明日はもうこのまま帰るから、経路を考えておこう・・・。
ミュウ:せっかくフリーパスを持っているんだから、このまま在来線で帰るんだね。
シャワさん:作者いわく「途中の仙台からは新幹線を使う」とか言ってたよ。
ゴンベ:最後の日も美味しいものが食べられたらいいっぺ。
6日目終わり
最終日へ・・・