ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

【GW青森&函館旅3日目】十和田湖と奥入瀬渓谷の大自然を満喫

皆さん、こんにちは。

今回は遊覧船で十和田湖をまわり、奥入瀬渓流をハイキングしてきました。

 

朝の十和田湖

朝の十和田湖はとても清々しいものです。小川のせせらぎに鳥のさえずりが聞こえてきます。

 

朝食

十和田湖を見ながらの朝食も美味しいものです。秋田県と青森県の県境を横目に食べる朝食は楽しく感じます。

ビクティニ:それにしても十和田湖はなぜ県境にあるんだろうね。

ミュウ:カルデラ湖だから、昔は周辺に火山とかあったからなんじゃないかな?

ゴンベ:うまいっぺ~!

にょろもう:湖が見れるのはいいね~。

ビクティニポンチョのピカチュウ:おいしい!

 

十和田湖 遊覧船

ここの遊覧船では、十和田湖の湖上の景色を楽しみながら船旅を楽しむことができます。

十和田湖の遊覧船には、中山半島を回るBコースと休屋から子ノ口を結ぶAコースがあります。今回は中山半島を回るBコースで十和田湖を見てみましょう。

ビクティニ:遊覧船で十和田湖を見てみようよ!

ミュウ:十和田湖って結構広いんだよね。

 

中山半島の岸辺をゆく遊覧船
ということで、遊覧船で十和田湖を回ってみてみましょう。

このコースは8時45分に桟橋を出航し、50分で十和田湖をまわり、9時35分に戻ってくるコースです。

十和田湖遊覧船は、十和田観光電鉄が運営するクルーズで、GWから秋にかけて運航されています。

十和田湖は『十和田八幡平国立公園』に位置し、約20万年前の火山活動によって陥没された地形に湧き水や雨水などで水が流入し、湖として形成されました。このような湖は『カルデラ湖』といわれています。この湖は淡水湖で、最大深度は一番深いところで327メートルと国内で3番目の深さを誇ります。面積は61k㎡、周囲長46kmと東北地方にある湖としてはかなりの大きさで、海抜400メートルほどの場所にありながらも、この湖の水自体が湧き水であるため水温が低く、夏場には涼しみの場にもなったりします。また、冬場でも凍結することなく、一年中を通して水が流れているため、『神秘の湖』ともいわれています。上空から見てみると胡桃(くるみ)を割った断面図のような形状で、南岸には2つの半島が突き出ているのが特徴的です。西寄りには『中山半島』東寄りには『御倉(おぐら)半島』がそれぞれ突き出ています。

中山半島は、ホテルやお店などで立ち並ぶちょっとした町になっている『休屋』や十和田神社のあり、海岸には『乙女の像』が鎮座されています。また、海岸沿いには『恵比寿大黒島』という小島も浮かんでいます。

 

御倉半島と中湖(なかのうみ)

一方、御倉半島は『御倉山』といわれる溶岩ドームで形成されています。この半島も外輪山の火山活動によってできたもので、崖の岩石は溶岩でできているというのが想像できます。

十和田湖は、大きく分けて『東湖(ひがしのうみ)』『中湖(なかのうみ)』『西湖(にしのうみ)』の3箇所の水域に分かれています。そのうち『中湖』は、中山半島と御倉半島を挟むような場所にありますが、このあたりの『中湖』は特に水深が深い水域とされています。

 

十和田湖 湖上
十和田湖の周りは、十和田山をはじめとする外輪山の火山群に囲まれています。

さらに、この湖より北20kmには八甲田山がそびえ立っています。

十和田湖の成り立ちは、現在でも火山活動を続けている『十和田火山』から始まります。約20万年前から火山活動をしてきた十和田火山は、約5万5千年前から1万5千年前のあいだに、大規模な噴火を繰り返してきました。その大量な火砕流を噴出するとともに、火山体の中心部が陥没をはじめます。少なくとも3回の火砕流噴火によって陥没が進み、約1万5千年前に現在の十和田湖の原型とされる四角形のカルデラが形成され、そこに水が溜まってできたのがいわゆる十和田湖という形となり、現在に至ります。のちに湖の決壊によって大洪水で奥入瀬渓谷が生まれます。最新の噴火も約1千年前に起こったことから、火山の生きた湖といっても過言ではないでしょう。

十和田湖は今や観光地であり、様々な動植物が四季の彩を見せてくれます。夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色となり運が良ければハクチョウが見られることもあります。

十和田湖の東側から奥入瀬川が太平洋へ流れており、途中の14kmは『奥入瀬渓流』が続きます。奥入瀬渓流も原生自然が保たれた環境なので、十和田湖は天然ダム、あるいは天然の湖であることから、まさに憩いの湖なのです。

 

JRバス 休屋ターミナル

さて、遊覧船を楽しんだところで『奥入瀬渓流』を散策しようと思います。

実は、奥入瀬渓流館に停めてから自転車とバスで回ろうかと考えていたので、近くのビジターセンターに聞いてみたのですが、JRバスでも回れるとのことです。ただ、バスの本数がものすごく少ないということなので、奥入瀬渓流の名所ポイントから子ノ口まで歩いて行くというプランを立てることにします。

ということで今回は雲井の滝までバスに乗車し、そこから子ノ口まで奥入瀬渓谷を散策するため、雲井の滝までのバス乗車券を購入します。

ここはJRバスのターミナルで、ここから青森駅や八戸駅へ向かうバスが発着しています。

大きい荷物はバスターミナルのコインロッカーに預け、路線バスのりばで待ちます。しかし、この日は時々大雨が十数分も降っていて、天候は少々不安定です。

まずは10:40発青森駅行きの路線バスで『雲井の滝』まで行きます。なお、雲井の滝までの運賃は860円です。

 

★実際の映像はこちら★


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奥入瀬渓流の小川のせせらぎ
休屋からバスで約25分ほど・・・奥入瀬渓流の『雲井の滝』付近にやってきました。

ここは、十和田湖から東に流れる奥入瀬川の途中にあり、所々に苔が生えています。奥入瀬川本流が流れている他に、周囲の支流や小川が本流へ流れています。小川でも激しい水しぶきをあげています。

ビクティニ:ここが奥入瀬渓流か・・・。ずいぶん鬱蒼としているね。

ミュウ:色んなところから水が湧き出ているね。

 

雲井の滝
まずは、雲井の滝から見てみましょう。

雲井の滝は、本流へ注ぐ沢の奥の方から流れていきます。

近くで見てみると三段にわたって流れ落ちているので、なかなかダイナミックな滝です。雲井の滝は高さ25メートルと水量が豊富で、ほとんどの滝が奥入瀬渓流の左岸側(上流から見て左岸側)にあるのに対し雲井の滝は右岸側にあります。バス停からすぐ降りた場所にあるため、わかりやすいです。この滝はこれから訪れるであろう銚子の滝と並ぶ奥入瀬渓流を代表する滝です。近くに行けば水しぶきがかかり、夏に訪れると余計に涼しさを感じ取れます。

ビクティニ:大きな滝だね!すずしい~!

ミュウ:三段になってるのがすごいね!

にょろもう:さいこう~!

ゴンベ:沢の水飲んでみたいっぺ~

ビクティニポンチョのピカチュウ:ここにいるとほんとに山奥にいるって感じ・・・

 

奥入瀬渓流 案内図
奥入瀬渓流の案内図があるので確認してみます。

奥入瀬渓流の遊歩道は、子ノ口から奥入瀬渓流まで全長14kmあります。

先ほどバスから下車した場所である『雲井の滝』は、子ノ口~奥入瀬渓流館のうち、ほぼ中間地点に位置しているようです。雲井の滝から子ノ口までは6kmも歩いて行くことになるのですが、所要時間は概ね2時間ぐらいといったところでしょうか。雲井の滝に到着してから、子ノ口まで到着するのは13時過ぎかと思われます。十和田湖のある上流方面は滝が多いエリアのようですが、十和田市側の下流方面は渓流になっているようです。雲井の滝からさらに先の方にある『石ヶ戸』というエリアが休憩所になっているようです。中でも下流の方の石ヶ戸から紫明渓まで歩いていくのが大変そうですね・・・(^^;)

 

白布の滝
奥入瀬渓流には様々な滝や支流が常に奥入瀬川に注がれています。

渓流のあちらこちらから流れ出る滝や小川を見ていると、あたかも地球の生命線が感じ取れます。

奥入瀬川を流れる水は十和田湖だけでなく、奥入瀬渓流にある多くの滝も奥入瀬川の源流部として一年中太平洋へ流れています。

そんな奥入瀬渓流の滝には場所によってそれぞれ違った形状を持っています。大きな滝があれば、糸のように細い滝もあるので、滝の形状の変化を見るのもなかなか面白いものです。

そして、奥入瀬渓流にある滝にはそれぞれの名前が付けられています。例えば、白布の滝は流れ落ちる水の形状が白絹を垂らすように見えることからその名前が付けられています。この滝は道路側にある雲井の滝とは反対側の場所にあるため、近くでは見れませんが、滝壺に流れ当たる水しぶきの音がハッキリ聴こえます。一見小さい滝に見えて、落差は30メートルと結構高いところから流れ落ちています。

 

奥入瀬渓流に生息する夏鳥について

夏になると南の地域からやってきた鳥が奥入瀬渓流で過ごします。

冬を越すと南から日本へやってきて、秋には南の地域へ戻り冬を越す鳥を『夏鳥』といいます。その中でも夏に奥入瀬渓流でよく見られるのがキビタキで、木の上をいどうしながら虫を捕る習性があります。オオルリも木の梢にとまりながら美しいさえずりを奏で、エゾムシクイは鳥としては珍しく藪の中で『ヒッツキー』というさえずりを奏でます。アカショウビンは、派手な赤色なのが特徴でまさしく南からの渡り鳥ですが、個体数が少ないことから奥入瀬渓流で見られるのはごく稀なのだそうです。

 

奥入瀬渓流を下る奥入瀬川
十和田湖から流れてきた奥入瀬川は、奥入瀬渓流を経て太平洋へ流れています。

奥入瀬川は全長約71kmある二級河川で、十和田湖から流れる河川としては唯一の河川です。そのうち14kmが奥入瀬渓流を下っています。その上流にあたる奥入瀬渓流も十和田八幡平国立公園にあり、国の特別名勝ならびに天然記念物に指定されています。

この渓流には、十和田湖の子ノ口から奥入瀬渓流館までの14kmは遊歩道や道路が整備され、初夏から夏にかけては新緑、秋には紅葉で賑わいます。また、渓流沿いにはたくさんの滝や小川が流れているため、遊歩道でも水溜まりがあったりする箇所も見受けられます。

 

奥入瀬渓流に生える高山植物
奥入瀬渓流にある遊歩道の道端では、様々な高山植物が生えています。

海抜が500メートルもない環境にも関わらず、天然の高山植物が見受けられるのも珍しいのではないでしょうか。他にも、他の地域ではなかなか見られない原始的な植物も見受けられます。

奥入瀬渓流では、春から夏にかけて様々な草花が見られます。

今回、奥入瀬渓流に訪れたのはGWで東北地方でいうと春の季節です。この時期では奥入瀬渓流に咲く草花は、キクザキイチリンソウをはじめニチリンソウ、エンレイソウ、スミレサイシンなどの花が東北の春を彩ります。東北地方の春は関東と比べて遅いので、5月になると本格的な春を迎え、雪解けとともに次々と開花が始まり、森林の地面には花畑となり、奥入瀬の春が楽しめます。中でも落ち葉の地面に咲くキクザキイチリンソウやニチリンソウの白い花が、奥入瀬の春を美しく彩ってくれます。

 

雲井の流れ

雲井の滝から上流にある『雲井の流れ』も奥入瀬渓流の景観の一つです。

段差のある所では小さな滝ように流れ、水しぶきの音を立てつつ小さな岩を掻き分けるように流れる奥入瀬川は迫力を感じさせます。

『雲井の流れ』の他にも『阿修羅の流れ』や『白銀の流れ』『三乱の流れ』などの奥入瀬川の流れの名所があります。

 

 

奥入瀬渓流に生える笹

奥入瀬には、草花の他に笹も自生しています。

奥入瀬渓流に生える笹は、葉が太いクマイザサと葉が細いチシマザサが生えています。このように高山で見られる笹が見られるのも、この地域ならではの景観です。

 

カツラの木

 

奥入瀬渓流に生えるカツラの木もブナやトチノキとならんで十和田八幡平国立公園を代表する樹木の一つです。

春や夏には新緑、秋には紅葉を彩ります。根元には萌芽することから、太い幹が何本も株立ちしてそびえているのが見受けられます。夏から秋にかけて樹液の甘い匂いがこの渓流に漂います。

 

奥入瀬の苔

奥入瀬渓流に訪れると、川の石や倒木など所々に苔が生えているのが見られます。

しかし、よく見てみると同じ苔でも形状がそれぞれ違って見えます。

 

玉簾の滝

雲井の滝から2kmほど歩いた所に『玉簾の滝』があります。

玉簾の滝も道路沿いの所にあり、文字通りすだれのような形をしていることから、その名前が付いたのです。こちらの滝は高いところから落ちるというより、岩壁を伝って流れている感じです。

 

白絹の滝

川から遠いところから流れ落ちている滝も見られます。
『白絹の滝』は、ここから見るのには森林に阻まれてよく見えませんが、この奥に細い滝が流れています。小さな滝なのかここからではあまり滝の音が聴こえません。

 

白糸の滝

軽井沢や富士山などの観光地ではよく聞く『白糸の滝』は有名ですが、奥入瀬渓流にある白糸の滝も結構な高さから轟音を立てつつ落ちています。

不老の滝

『不老の滝』です。不老という縁起のいい名前ですが、水量は少なくちびちび流れ落ちています。

姉妹の滝

ここからでは見えにくいですが、道路の向こうに『姉妹の滝』が見えます。文字通り、『姉滝』と『妹滝』の二つの滝からなっています。

 

九段の滝

『九段の滝』は、文字通り段になっている岩壁を伝えるように水しぶきを上げながら流れ落ちる姿が迫力あります。落差15メートルの滝で水量は少なめですが、独特な流れ方をしているので見ごたえは感じられます。

 

佐藤春夫 奥入瀬渓谷の詩

詩人である佐藤春夫もこの奥入瀬渓流の美しさに惹かれて詠んでいたのですね。

 

銚子大滝
奥入瀬渓流で定番の滝スポット・・・『銚子大滝』です!

近くで見てみると、激しい水しぶきが感じ取れます。

銚子大滝は横幅15メートル、落差7メートルと奥入瀬渓流にある滝の中でも最大の滝であり、奥入瀬を代表する観光スポットです。また、奥入瀬川本流にある滝としては唯一の滝でもあります。この大きな滝が十和田湖に魚が登ることができず、十和田湖は長年魚が生息していない湖だったとされています。案内板によると、十和田湖を銚子(とっくり)に例えると、奥入瀬川に入って間もない所に大きな滝がある場所が注ぎ口にあたることから、『銚子大滝』という名前になったのだそうです。

この滝は、有名な観光スポットというだけあって、すぐ近くにバス停があります。

ビクティニ:色んな形の滝を見てきたけれど、この滝はとても大きい!すごい迫力だ!

ミュウ:水しぶきが心地いいね。

にょろもう:滝に当たってきたけど、すごい水!でも最高!

ゴンベ:ずいぶん歩いたから喉乾いたっぺ。いただきます!ゴクゴク・・・うまいっぺ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:でも、確かにこの水は美味しいかも!

 

奥入瀬渓流 子ノ口水門

さて、銚子大滝からしばらく十和田湖方面へ歩いていくと、これまで歩いてきた鬱蒼とした森の中から、次第に明るい所に出てきます。
途中で小さな水門がありますが、これは東北電力の管理施設のようです。ここで奥入瀬川に流す水の量や時間、流す季節などはこの水門でコントロールされています。もともと湖水の流出は奥入瀬川のみですが、実は別の場所に取水口が設けられ、そこから山の中のトンネルを通り、焼山にある十和田発電所まで水が引かれています。そこで発電に使われ、下流にあるいくつかの発電所を経由し、最後は農業用水として利用されます。そうすることで奥入瀬川に流れる水をコントロールでき、観光のための河川維持はもちろん、発電や灌漑(かんがい)という利用ができるようになっているのだそうです。

 

奥入瀬渓流から十和田湖へ
水門から歩いていくと、河口に架かる橋と山々が見える開けた場所にやってきました。

ここは十和田湖の河口付近です。バスから雲井の滝で降りてから約2時間、6kmも歩き続けてようやく十和田湖にたどり着いた時の達成感と感動は大きいです。それを祝福するかのように、川面に太陽の光が美しく輝いています。

 

奥入瀬遊歩道の終点
ということで、ここまで歩くと奥入瀬遊歩道の終点になります!

雲井の滝からずっと歩いてきたと思うと、まるで冒険しているかのようでここまでたどり着いた時は大いに達成感があります。もし奥入瀬渓流館からここまで歩くと考えれば、1日かかったでしょうね・・・。

ビクティニ:長かったけどまるで冒険家になったようで楽しかった!

ミュウ:色んな滝があって面白かった!

 

子ノ口
さて、ここは『子ノ口(ねのくち)』といわれる地点で、いわゆる奥入瀬渓流への入り口に当たります。

十和田湖から流れる水はここを通り、この先にある奥入瀬川を下って太平洋へと流れていくのです。その途中この川に続く谷間の奥には、先ほど歩いてきた奥入瀬渓流が14kmも続いているというわけです。もっとも奥入瀬の森の中から歩いてきたので、我々にとっては奥入瀬渓流の出口みたいなものです( ^∀^)

ビクティニ:最初は鬱蒼とした森の中にいた時は不安だったけど、歩いていくうちに緑の自然と滝の景観には癒された。そして、最後に開放感のある十和田湖に着いたときは明るい気持ちになったよ!

ミュウ:奥入瀬渓流ってこんなに深い谷の中を流れているんだね。鬱蒼とした森の中から明るい十和田湖に着くのがとても不思議な感じになったよ。

 

子ノ口バスターミナル

ということで、子ノ口にはバスターミナルがあるので帰りの十和田湖行きのバスを待ちます。

ちなみにここには遊覧船の発着場があるので、休屋まではどちらも行けます。また、バスターミナルにはちょっとした売店もあるので、バスの待ち時間にお土産を買うのもいいかもしれません。さて、帰りのバスが13:43発のはずですが、渋滞にはまったのか、あるいは観光客でごった返しているのか、なかなかバスは来ません。待っているうちに既に14時を回って、ようやくバスが来たのは定刻から30分のこと・・・orz

ビクティニ:ずいぶん遅れたみたい・・・。こんなに遅れるのなら、遊覧船で戻れば良かったかなあ・・・。

ミュウ:まあいいじゃない。バスが来れたんだから。

作者:それもそうだね。

 

十和田湖の湖畔にあるレストランで昼食

とまあ、奥入瀬渓流のハイキングが楽しめたところで休屋に戻り、バスターミナルのレストランで食事にしました。十和田湖と湖畔を眺めながら食事をするのも十和田湖ならではの楽しみです。メニューにはきりたんぽ定食があったのですが、昨日の夕食に食べたので、ハンバーグ定食をいただきます。

ビクティニ:奥入瀬渓流を探検したら腹ペコだよ。いただきます!・・・うまい!

ミュウ:美味しい!冒険したかいがあったね!

にょろもう:十和田湖を見ながらの食事は最高!

ゴンベ:うまいっぺ!ここは空気が澄んでるから食事も美味しいっぺ。

ビクティニポンチョのピカチュウ:うん、何キロも歩いて運動になったよ!

 

東北道のサービスエリア

さて、十和田湖と奥入瀬渓流を十分に満喫したところで、新青森駅までクルマを走らせて返却。そして、新青森駅から北海道新幹線で道南へ参ります!

十和田湖から樹海ラインを通り、小坂町を抜けて東北道で青森方面へ北上します。しかし、十和田湖から青森市街までのクルマ移動は流石に長いので途中でトイレ休憩を挟みます。

ビクティニ:ところで何時の新幹線に乗るの?

作者:ちょっと待ってね。・・・よし16:45発の新函館北斗行きの新幹線で行こう!

ミュウ:今からだと間に合うのかな・・・?

 

その後は、高速を超特急で飛ばして無事に新青森駅へ到着。レンタカーの返却完了。その後は新幹線に乗ることになるのですが・・・

 

・・・ギリギリながら無事に16:45発の新幹線に乗車できたのでありました。いやあ、良かったですな。事前に新幹線の切符を購入して正解でしたよ。

 

さて、我々を乗せた新幹線E5系は、津軽海峡の下を通る青函トンネルを抜けて、無事に北海道へ上陸!

 

新函館北斗駅に到着!

ということで、17:47新函館北斗駅に到着。

青森から津軽海峡を抜けて北海道にやってきたのは2019年の大晦日以来です。

ビクティニ:久しぶりに新函館北斗駅にやってきたよ!

ミュウ:やっぱりここは北の方だからちょっと寒いね・・・。

 

函館大沼プリンスホテルで宿泊

新函館北斗駅からタクシーにて15分ほど・・・函館大沼プリンスホテルに到着です。

大沼国定公園にあるので、窓越しには白樺も見れます。まさしく北海道の自然の中にいるようです。

ビクティニ:ようやく到着した・・・。今日は奥入瀬まで行って青森から一気に青函トンネルを抜けて北海道までやって来れたのは不思議な気分・・・。

ミュウ:長かったね・・・。

 

ホテルの夕食

ホテルの夕食も豪華絢爛で美味しかったです。海鮮丼やらラーメンやら天ぷらやら・・・いろんなメニューがあって満腹になりました。

ビクティニ:2020年の正月に泊まったのが懐かしいな・・・。いただきます!美味しい!

ミュウ:北海道のものはみんな美味しい!

にょろもう:きょうのおいらせけいこくを歩いて楽しかった。

ゴンベ:おいしいっぺ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:おいしい!

 

ホテルの部屋

ホテルの部屋はとても広く快適です。

暖かみのある雰囲気で、心が落ち着きます。温泉も最高で、露天風呂の向こうには庭園が見えるので、大変素敵なホテルです。大沼国定公園に近い場所にあるので、函館に行くときは大変おすすめしたいですね。

ビクティニ:明日は大沼公園へ散策に行こうかな

ミュウ:いいかもね。

にょろもう:さっきとおったすごい長いトンネルは何だったのかな

ビクティニポンチョのピカチュウ:『青函トンネル』だよ。日本一長いんだって

ゴンベ:函館では美味しいものたらふく食べたいっぺ

 

GW青森・函館旅3日目 終わり

4日目へ・・・