前回の広島からの続きです。
9時頃にホテルを出まして、広島駅から新山口駅まで9:26発こだま731号博多行きで移動します。車内は空いており、車窓から見える山陽路の風光明媚な景色はどんどん流れていきます。
そうこうしている間に10:11に新山口駅に到着しました。ここから『SLやまぐち号』で津和野へ向かいます。その前に、駅弁を購入しておきます。駅弁は山口県ならではの名産『ふぐ』をふんだんに使った『ふくふく弁当』を購入しましたw
さて、いよいよ『SLやまぐち号』の旅のはじまりです。私らが山口線ホームに入った時にちょうどSLが入線してくるところです。接近ベルとともに1番線に滑り込んでくるSL列車・・・、これが蒸気機関車『C57型1号機』です!
我が幻ポケ二匹と『SLやまぐち号』の機関車『C57-1号』
『SLやまぐち号』は新山口駅を10:48に出発します。出発合図ベルとともにC57型の高らかな汽笛が響き渡り、新山口駅を跡にします・・・。
最初は市街地を抜け、平坦な田園地帯をかなり速度で駆け抜けます。まずの停車駅は『湯田温泉駅』です。『湯田温泉』は歴史が古く山口県を代表する温泉です。別名『白狐の湯』ともいわれています。昔来たときに良く泊まりに行きましたなw
山口市の街並みを抜けると再び田園地帯に入り、徐々に坂道を上っていきます・・・。やがて仁保駅に到着。ここで7分ほど停まります。それにしてもかなりの親子連れで賑わっていますw
仁保駅
仁保駅で停車中の『SLやまぐち号』
ここからが25パーミル(高さ25m/距離1000m)の勾配とトンネル群が続きます・・・。
中でも山口線で一番長いトンネルは『田代トンネル(長さ1897m)』です。これだけ長いトンネルとなると流石に展望車での撮影ができませんw
田代トンネル通過中
田代トンネルを抜けると篠目駅に到着します。
篠目駅は、かつて山口線を走っていた蒸気機関車が給水・給炭を行うための施設が存在していました。
構内に残された給水塔や腕木式信号機は、まさに当時の名残ですw
篠目駅を出ると『長門峡』という観光名所を行きます。『長門峡』は有数の自然の宝庫で、ハイキングや釣りなどで賑わっています。長門峡を出るとしばらく田園地帯を行きます。この辺はかなりの速度で田園地帯を駆け抜けていきます。
地福駅では9分間停車します。
延々と田園地帯を駆け抜けていきます。
行きの動画はこちら→
SLやまぐち号に乗車するビクティニとミュウ H29/3/20
長いトンネル(白井トンネル)を抜けると島根県に入ります。
しばらく走ると津和野に到着します。『SLやまぐち』なのに島根w
津和野駅に到着
機関士さんと我が伝ポケたち
津和野駅
津和野駅のすぐ近くにはデゴイチが展示されています
ここでレンタル自転車を借りて津和野の町を散策してみます。
津和野の町並み
津和野は古くから『城下町』としての歴史が古く、森鴎外の旧宅や太鼓谷稲荷神社、津和野城跡などの観光地があります。また、町並みの水路に鯉が泳いでいるため、『鯉の町』としても有名です。
古くから多くの商店が並び立つ津和野の町並み
見ての通り、水路に鯉が泳いでいます
風情のある門
遅めの昼食タイム。風光明媚な空間で駅弁を楽しむ伝ポケたち
さて、昼食を済みまして太鼓谷稲荷神社をお参りに行きます。
大きな鳥居の先には長い階段が延々と続いています
長い階段を上った先には太鼓谷稲荷神社です。ここでお参りさせていただきましたw
高台から見える津和野の町並みと里山が絶景ですね(^^
稲荷うどんもごちそうになりました
ソフトクリームもいただきました
SLが出発の準備をしているところです
『SLやまぐち号』の蒸気機関車C57型1号機の機関室です。複雑に配置されたバルブや計器類がかっこいいです(☆▽☆)
ビクティニ「たくさんの機械やメーター、そして灼熱のボイラー。これこそ、まさにSLのロマンが感じられるお☆」
C57のボイラーです。火室の中で燃えている炎に機関車の生命力が伝わります(≧▽≦)
C57の運転席です。横の窓から上半身出して指さし確認しながら操作する機関士さんを想像するとやはりロマンを感じてしまいますw
さて、SLに再び乗車します。津和野を出て新山口まで一気に駆け下ります
ビクティニ「動輪も重圧感があってかっこええ~!」
津和野駅を後にしまして新山口へ帰ります
帰りの道中の様子1
さらば津和野・・・
帰りの道中の様子2
田園地帯が風光明媚ですね
帰りの道中の様子3
この田園地帯を抜けると峠道を下っていきます
車内の様子
ビクティニ「子供たちは賑やかだなw」
ミュウ「でも天気は雨気味みたいだよ」
帰りの道中の様子4
ここから一気に下り坂を下ります
帰りの道中の様子5
下り坂を下ったSLやまぐち号は山口駅、そして終着駅の新山口駅に到着します
帰りの道中動画はこちら→www.youtube.com
峠道を一気に駆け下りてきた『SLやまぐち号』はようやく新山口駅に到着しました。ここでSLとはお別れですね・・・。寂しくなります・・・。
ビクティニ「SLやまぐち号よ・・・ありがとう。この思い出は忘れない・・・。またいつか会おう!」
この後17:46発のぞみ54号で帰宅したのでありました・・・。
おしまい