ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

十日町の『きもの祭り』と二度目の『おっこっと』号

 

こんにちは。今回は十日町の『きもの祭り』を見てきました。さらに、2度目の『おいこっと』号にも乗車してきました。

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野沢温泉の温泉街です。朝の温泉街も清々しいものです。

ビクティニ温泉饅頭が食べたい・・・。

ミュウ:もうやっているんしゃない?

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ということで、温泉饅頭もいただきました。このせいろから出ている湯気が温泉街らしく、いい雰囲気が出ています。

ビクティニ温泉饅頭が美味しい!いい香りだし。

ミュウ:中のあんこからも湯気が出ているよ。

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小さな川にパンジーが咲いています。これは風情がありますね。この小川の水自体がなんと『温泉』なんです!f:id:okuchichibu551:20190519162406j:plain

令和を迎えても未だに咲いている枝垂桜もこれまた美しいですね。

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お土産屋さんでも『令和記念』のキーホルダーも売られていました。

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これが野沢温泉のシンボルの一つである『麻釜熱湯湧泉』です。いわゆる『麻釜』(おがま)です。かつて、村人たちが麻をこの湯だまりにひたして、皮をむいたことからその名前が付けられたと言われています。

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この源泉では、地元の方がここでゆで卵を煮たり、野沢菜や山菜などを茹でたりするのにも利用されています。そのことから、別名『野沢温泉の台所』とも言われています。ちなみにこの源泉の温度は・・・なんと100℃というほぼ熱湯に近いお湯がコンコン湧き出ているということなんです。ちなみに、この麻釜の内部は地元の方々しか立ち入りできないようになっています。

ビクティニ:昨日、僕たちが入ったお風呂はかなり熱かったのはここから直接各温泉宿や日帰り温泉に引いているからなんだね。

ミュウ:だから作者さんが入りやすいように水で埋めていたんだ。

作者:そうだよ。でないと気長に入れたもんじゃないから(笑)

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ということで、今度は善光寺十日町の『きもの祭り』に行こうと思います。

それにしても、長野県らしく山々の残雪が日本有数の豪雪地帯を物語っていますね。

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さて、飯山駅に戻って来ました。ここから長野方面に行こうと思いましたが、我々が駅に到着した時刻が10:10だったので、長野方面に行く列車がなんと次が12:17発の長野行き。ということは2時間後・・・。ってもうお昼になるじゃん!!

反対に十日町方面が11:15発。どちらも時間があるので、どうせなら周辺のお寺でも見てこようと思います。

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飯山市は『お寺の町』としても知られ、数多くの寺院があるということから、昔から仏教の町としても知られているのです。ちなみに写真のお寺はJR飯山線の踏切の前にある『西敬寺』というお寺です。

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中でも飯山市で有名なお寺『正受庵』(しょうじゅあん)です。飯山市の上倉にある正受老人こと再興者、道鏡慧端(どうきょう・えたん)が開山した臨済宗に属する小さな庵です。また、禅道場としても有名なお寺です。
道鏡慧端は松代藩真田信之(幸村の兄)の子で、故あって飯山城で生まれ育ち、若くして仏教に帰依し、江戸や東北各地の寺院で修行を積んだといいます。やがて悟りを開き帰郷した道鏡慧端のために飯山城主松平忠倶がこの庵を建設して、師の至道無難から贈られた「正受」の扁額を飾ったことから、正受庵と名付けられたのだそうです。

また「全国古寺名刹百選」にも選ばれており、NHKの大河ドラマ真田丸』でもこの庵と正受老人が

登場しています。

ビクティニ:結構風情があるね。

ミュウ:外人の観光客もいるんだね。

作者:さて、お参りもすんだし御朱印もらってこよ。すみません、御朱印ください!

住職さん: 御朱印をもらうのは良いけど、ちゃんと感謝の気持ちをもってお参りするように。

作者:はい。・・・っていうか、ちゃんとお参りしたのに???

ビクティニ:なんか作者、住職さんからなんか言われてるけど?

ミュウ:さあ・・・あ!そろそろ駅に戻る時間だ!

作者:あ、そうだった!十日町で『きもの祭り』があるんだった!

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ということで飯山駅に戻って来ました。菜の花が大変綺麗です。

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11:15発の越後川口行きで十日町へ向かいます。これだけ本数が少ないにも関わらず、そこそこの人数で乗車しています。そして、車両のラッピングにはあの『おいこっと』のキャラクターがプリントされています。

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途中の戸狩野沢温泉駅から1両編成になります。それにしても停車時間が長いのは気のせいでしょうか?

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千曲川(信濃川)の景色が綺麗ですね。

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未だに昔ながらの駅名標が残っている駅もあるようです。これは平滝駅で撮ったものです。

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森宮野原駅で20分も停まります。ここで対向列車と行き違いが行われます。ここから先は交換できる駅が無いからか、停車時間が結構長いです。まるでJR北海道釧網本線に似ていますねw

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森宮野原駅の駅舎です。・・・駅というより公民館のような感じです(笑)

そして、この駅にはなぜかイルミとネオンが施されています。ちなみにここでは、トマトジュースとかが売られていたようです。

ビクティニ:もうお昼だ。駅前には何も無いのかな・・・?

ミュウ:食堂みたいなお店も見当たらない・・・。

作者:まあ、昼ご飯なら十日町で食べればいいかな。

ということで、この後は列車内でしぶしぶ発車時間を待つことに・・・。

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そして、ようやく対向列車が来たところで発車します。

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ビクティニ信濃川は日本一長い川で有名なんだよね。最終的には日本海まで流れ出るのかな。

ミュウ:こないだの大井川なんかあまり水が無かったね。逆に信濃川は水量がそこそこだね。

ビクティニ:まあ、大井川にはたくさんダムが造られたから、下流はなんか砂漠みたいな感じになってしまったのかな・・・。

 

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ということで、午後1時過ぎに十日町駅に到着です。ホームには、『十日町きものまつり』ののぼりが立てられています。

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ということで、先日に購入した自前のきものを着てみます・・・。確かに黒いハットの帽子に和服という組み合わせは結構似合うかと思いますが、なんといか襟の隙間から普段の洋服が地味に露出しているし、足回りは下駄でなく普通の靴なので、なんとなくちょっと違和感がありそうな感じですw でも、正月や夏祭りとかのシーズンにはもってこいかもしれませんが、旅行に着物を着る機会があるとすれば、特別の時でしか着る機会がないでしょうね・・・。

ビクティニ:作者さん、きもの姿がなかなか渋いね!

ミュウ:かっこいいよ!

作者:そ・・・そうかな・・・?

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第43回 十日町きもの祭りの様子です。ほとんど女性や子供が出演しています。

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ミュウ:可愛い~(*´ω`*)

ビクティニ:着物もカラフルだな・・・。

作者:それに比べて自分の着物は色的に若干地味だけどねw

十日町きもの祭り 実際の様子★


十日町きもの祭りの様子

 

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お昼には商店街にあるお好み焼き屋さん「しょうはち」で昼食をいただきました。

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ビクティニお好み焼き美味しい。

ミュウ:そば入りより美味しいね。

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ここのお菓子屋さんでも令和元年のメッセージが掲げられています。f:id:okuchichibu551:20190521212744j:plain

さて、十日町駅からは長野駅まで移動しますが、ここで乗車するのは・・・。

 

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じゃじゃ~ん!!まさかの2度目の『おいこっと』号です!直前の切符購入でGW真っただ中なのにも関わらずまだ空席があったのは奇跡ですなぁ~(笑) 

ちなみに、2回目の『おいこっと』号の切符は先ほど飯山駅みどりの窓口で購入しました。

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 ということで、先ほど和菓子屋さんで購入した柏餅と越後湯沢駅売店で購入した笹団子(みそ味)を車内でいただきます。

ミュウ:ぼくは柏餅を食べる!

ビクティニ:笹団子の方が美味しそうだから、笹団にしよう。

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GWの時期にジョイフルトレインといえども車内は相変わらずまばらですw

ビクティニ:人気が少ない分、のんびり列車旅ができるのは良い事だ。これぞ「穴場」ってやつかなw

ミュウ:その一方で北海道のノロッコ号は混雑が凄い事になっているのかもね・・・。

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大自然に囲まれた環境の中を行くローカル線の旅は本当に長閑で、実際『おいこっと』号の車内はそこまで混雑していないので、人込みを避けたいなら『おいこっと』号でのんびり旅というのもおすすめだと思われます。また、ローカル線としては比較的マイナーな方であるという事もあり、純粋にローカル線の旅を楽しむなら、この飯山線が良いかと思います。

ビクティニ:やっぱり大自然の車窓は長閑すぎて何もかも嫌な事を忘れてしまうな~。

ミュウ:令和早々のんびり旅もいいよね。

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2度目の記念撮影です!

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昨日下車した飯山駅から先でも長閑な田園地帯が広がっています。

ビクティニ:夕暮れの原野がまるで桃源郷のように美しい・・・。

ミュウ:田舎の田園風景は綺麗・・・。

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だんだん平野地帯に入って行くと、りんご畑が広がっています。長野はりんごの産地としても有名です。そして奥には北陸新幹線の高架橋が見えます。

ビクティニ:リンゴ狩りもしてみたい。

ミュウ:また今度やりたいね・・・。

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終着駅の長野駅に到着です。ここで『おいこっと』号とはお別れです。いや~、なかなか楽しい車窓でしたw

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夕食は、駅ビルで信州そばとソースカツ丼をいただきました。

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そして、その後は新幹線で帰路に就いたのでありました・・・・。

 

令和記念旅編 上州越後信州旅日記 完

おしまい