ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

まかいの牧場&休暇村富士で春の世界遺産“富士山”を満喫

皆さん、こんにちは。

今回は、富士山の山麓にある『まかいの牧場』に訪問してきました。その牧場の特徴としては、富士山の西南部にある『朝霧高原』に位置し、そこから富士山の絶景が眺められる牧場として知られています。また、空気の澄んだ朝霧高原で育った牛から採った牛乳がとても美味しいことでも有名です。

 

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まかいの牧場へのアクセスは新富士駅からバスまたはレンタカー

『まかいの牧場』へのアクセスは、東海道新幹線の新富士駅から路線バスまたはレンタカーで行くことができます。

路線バスは、河口湖行きのバスで『まかいの牧場』というバス停で下車できますが、バスの本数が1日5本と少なめなので、時間を気にせずに牧場へ行くのであれば、レンタカーを借りた方がいいでしょう。

ビクティニ:いよいよ、富士山の見える牧場に行くのか・・・。楽しみだな。

ミュウ:今日は天気は晴れだから、富士山が見られるかもね。

 

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まかいの牧場 入り口

新富士駅からレンタカーを借りて、国道139号線を北上すること、約30分・・・。『まかいの牧場』にやってきました。

『まかいの牧場』はこの牧場の創業者である馬飼野利雄によって、この富士山の見える朝霧高原に開拓された観光牧場です。

まかいの牧場という名前になったのは、鎌倉幕府の時代に遡ること建久4(1193)年5月、それは鎌倉幕府が開かれた翌年のことです。鎌倉幕府の武将であった源頼朝は、時代の権威を示すため、富士山の麓(朝霧高原)に壮大な『巻狩り』が行われました。これは、広い原野に生息する動物を四方で取り囲み、追い出すように狩り取る武士の遊びであり、いわゆる武術の研磨を目的として行われていたのです。頼朝の命により、全国から馳せ参じた武士は、なんと9万9千4百騎とされ、家来たちを加えれば、実に7十万人にも上ったといわれています。その際、頼朝は「朝霧高原にて軍馬の育成をせよ」と命じられ、それが『馬飼野(まかいの)』という姓を受けられたことから、『まかいの牧場』という名前になったのです。
第二次世界大戦の最中だった当時、現在の中国遼寧省撫順市に家族で入植し、満州(現在の中国)に開拓しましたが、日本の敗戦(戦後)と同時に開墾した農地や財産を全て失いました。そして、日本に帰国するも、困難な状況にあったものの、なんとか必死の思いで帰国できたといいます。
ようやく引揚者として富士山麓白糸村の故郷に帰れましたが、受け入れられる生活の場所すらなく、再び開拓者として朝霧高原に入植することとなったのです。戦後の朝霧高原は土地も荒れ農作には適した環境でない過酷な状況にさらされ、離脱する開拓者もありましたが、最後まで希望を持ち続けて我慢を重ねて、ようやく牧場を築き上げました。開拓当初は生活に欠かせない食材や水・電気でさえも無く、困窮した生活から始まり、一朝一夕休まず働きっぱなしの毎日だったといいます。そして、ようやく酪農開拓者として乳牛や育成牛の生産牧場として励み、やがて観光客や一般人が自由に入ることができる牧場として、動物ふれあい広場をはじめ、様々な体験教室・アスレチック・レストラン・売店など、徐々に備えられるようになりました。入植から50年・・・様々な苦労を経て、酪農や乳製品の製造などをはじめ、動物たちのふれあいなどを併せた『観光牧場』として今日に至っています。また、最近では『ゆるキャン』というアニメでも、この牧場が舞台になっています。

ビクティニ:澄んだ空気・・・まさに富士山の高原だ!

ミュウ:今日は晴れていてよかったね。でも富士山が霧に包まれていて見えない・・・。

 

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 ★まかいの牧場の様子★


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動物ふれあい牧場

まかいの牧場では、羊や山羊、ウシ、うさぎなどの動物たちと気軽にふれあえることができます。しかも、スタッフの方々が動物たちの健康管理を徹底しているので、動物たちが生き生きとした姿で暮らしているのが間近で見られるのです。

ビクティニ:まずは、動物たちを見てみよう。

 

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北海道からやってきた羊

ふれあい牧場では、羊やウサギ、ヤギの他にマーラやマラなどの動物たちが飼育されています。

羊の中には、北海道から来た羊もいるのです。こちらの羊は『サフォーク種』というタイプの羊で、顔までは羊毛がなく、黒くなっているのが特徴的です。これはもともとイングランドでサウスダウン種のオスとノーフォーク・ホーン種のメスを掛け合わさせることで、生み出された種類です。その交配で生まれた子羊はどちらの親の種類と比べても良い特徴を持っている考えられてきたものとされ、その種類の名前はサフォークという地名からちなんでいます。日本では、昭和42(1967)年にオーストラリアから輸入されたサフォーク種を北海道で飼育し始めたといいます。そのため、このサフォーク種の羊は北海道のある牧場から持ってきたものと思われます。

 

まかいの牧場と北海道の『羊と雲の丘』は友好牧場

まかいの牧場は、富士山の麓にある静岡県の牧場ですが、実は『羊と雲の丘』という友好牧場が北海道にあります。

『羊と雲の丘』は北海道士別市にある牧場で、サフォーク種の羊をはじめ、世界中の羊が見られます。また、士別市は、めん羊が見られるまちとして有名で、めん羊が放牧されているのが見られるのです。平成29(2017)年には友好牧場15周年ひつじ交換式が行われ、両牧場で2頭が交換されています。一見、北海道とは縁のない富士山の景色が見える牧場でも、北海道の牧場と深いつながりがあったんですね。

 

まかいの牧場の羊たち
こちらが、一般的な羊です。羊は純粋に草だけをエサとし、聴力がよく、270~320°と優れた視野を持っています。また、明るいところを好み、影や暗いところが苦手という性質をもっています。羊毛を狩ると『ウール』といわれる繊維の材料ができます。

 

ヤギ

ヤギは、古くから家畜として飼育されています。

用途によっては乳用、毛用、肉用、乳肉兼用などに用いられ、それらの品種には数百種類に及びます。山岳部や乾燥地帯で生活する人々にとっては貴重な家畜にもなっています。特にユーラシア内陸部の遊牧民にとっては、ヒツジ、ウマ、ウシ、ラクダとともに五種の家畜の一つとされ、羊と比べて乾燥に強いことから、重宝されているのだそうです。ヤギは、草だけでなく、木の実や木の芽、木皮もエサとして食べています。また、ヤギは高いところを好みます。

 

マーラ

この牧場では、家畜には欠かせないヤギや羊、ウシなどの他に、日本ではなかなか見られないマーララマも飼われています。

マーラは、アルゼンチンなどに生息するテンジクネズミの仲間です。

昼行性で、夜間は地面に掘った穴の中で休みます。普段はペアで暮らすことが多く、オスはメスに従うという習性を持ち、メスが採食や育児を行う時は、オスが見張りをします。繁殖期や食物が豊富な場所では、複数のペアが集まり、大規模な群れをつくることもあるのです。移動する時は、跳躍するように走行します。その時の速度は時速45kmにも達すると言われています。

 

ラマ

ラマはラクダの仲間で、体高約1.2メートル、体重70~140kgの体格を持ち、南アメリカのアンデス地方に多く生息しています。

一見アルパカに見えますが、ラマのほうがアルパカより大きく、耳は先端が丸くて、長めです(アルパカの耳は短い)。アルパカの毛はふわふわなのに対し、ラマの毛は硬めで短いです。また、ラクダの仲間の割りには背中にはコブがなく、全身には毛を纏っています。白い毛のものもいれば、茶色の毛のもの、あるいは白と茶色で混ざっているものも存在します。足から頭までの体長が1メートル程度、頭から尻尾までの長さが2メートル程度。まつげが長く、目はパッチリしているのが特徴です。性格はおとなしく、人には慣れやすい生き物であることから、用途としては、南アメリカでは主に荷物を運ぶための家畜として飼育されています。

 

ジャージー牛

朝霧高原は乳業が盛んで、多くの乳牛が飼育されています。

富士山麓にある朝霧高原は富士の自然に恵まれた環境で、乳牛を育てるのに適していることから、乳業用の牧場が多く存在し、本州で有数の酪農地帯にもなっています。

まかいの牧場で飼われている牛には、普通の乳牛の他に、ジャージー牛も飼われています。ジャージー牛は、世界的に広く分布し、日本の牛の品種としては2番目に頭数が多いです。バターなどの乳製品の製造している国(デンマークやニュージーランドなど)では非常に重宝される品種です。
ジャージー牛は、毛の色が淡褐色から濃褐色までの単色であるのが特徴で、体格としては普通の牛よりやや小型です。その牛の品種から採れる牛乳は『ジャージー乳』といわれ、乳質が濃厚で、入死率が5%、無脂固形分率9%を超えます。乳は脂肪率が大きいため、バターが作れやすいです。また、カロチンを多く含まれているため、黄色が濃く乳量が少なめですが、持続性としては長持ちします。

 

ウサギ

観光牧場はもちろん、動物園や小学校の校庭などでも一般的に飼われているのがウサギです。

牧場におけるウサギの家畜用途は特にありませんが、昔は食用とされていたようです。

見ての通り小動物で、全身が柔らかい体毛をしていることから、可愛がられています。多くの種が体毛の色彩は、背中が褐色や灰色、黒、白、茶色、赤茶色、ぶち模様などで、お腹が淡褐色か白を纏い、耳が大きいのが特徴です。これは、カラスなどの敵から身を守るため音や風のする方へ耳の正面が向けるように耳介を動かすことができるためです。また、大きな耳に毛細血管が透けるように見えるのは、自らの耳に風を当てることで体温調節が出来るようになっているからです。エサは人参を好みます。人参のエサは100円で売られているので、エサをあげることができます。

 

モルモット
モルモットもいました。ウサギに似ていますが、どちらかというとハムスターみたいです。エサの人参を小さくちぎってあげると食べてくれます。

 

乗馬

まかいの牧場では、にも乗れます。

牧場なら必ずと言っていいほど馬はよく見かけ、普段は体験できない乗馬も出来ます。

まかいの牧場で乗る乗馬は、ショートコース(500円)ロングコース(800円)がありますが、乗馬を楽しめればいいという人にはショートコースでも十分に楽しめます。さらに馬にゆられながら富士山を眺められます。しかし、私が乗馬した時の富士山は霧がかかっていて見えなかったですorz

ビクティニ:晴れなら富士山が見られると思ったのに・・・。

ミュウ:晴れると富士山に積もった雪が霧になるからかな・・・。

 

ソフトクリーム

ソフトクリームも牧場ならではの楽しみの1つです。

まかいの牧場のソフトクリームは、まさに朝霧高原の牛乳を使用した本格的かつ生の牛乳がその場で味わえます。この空気の澄んだ牧場で食べるソフトクリームは、まさに北海道に来たという感覚でさえも伝わります。まかいの牧場に来た時にはぜひとも味わっていただきたいものです。

ビクティニ:こんなソフトクリーム、他の観光地で食べるより一段美味しい!まさに本物のミルクだ!

ミュウ:このソフトはすごく美味しいね!味が濃厚!

 

放牧場

放牧場には多くの羊が放牧されています。

まだ3月で平日とはいえ、春らしい気候ということもあり、結構多くの羊が放牧されています。

本来なら、ここからは綺麗な富士山が見えるはずですが、やはり霧に包まれていて、見えないようです・・・orz そして、わたしが放牧場から見た富士山を撮ろうとしたら、羊が近寄ってきました。「エサちょうだい」と言わんばかりに近寄ってくる羊たちですが、しばらくするとどこかへやり過ごしてしまいます。余談ですが、さっきのふれあい牧場やこの放牧場でも100円でエサが売られているので、時間やお金があったら動物にエサをあげてみては?わたしが動物にエサを差し出すと、食欲旺盛にベロを出しながらエサを吸い込むように食べたり、容器となるコーンもエサの入ったまま丸呑みしてしまう羊も(笑)

 

羊飼いのゴルフ

この牧場では、羊飼いのゴルフができる他、吹き矢やアーチェリーも楽しめます。

我々は羊飼いのゴルフを楽しみました。ゴルフのコースは2種類あり、どちらも9ホールあります。両方が楽しめるグランド(500円)1コースだけで楽しむハーフ(300円)がありますが、ハーフで十分楽しめます。

私とビクティニたちでハーフコースを楽しみましたw

ビクティニ:意外と簡単かもw今度のゴルフもぼくの勝ちだね☆

ミュウ:なかなかホールに入らない・・・。

作者:たまには大自然の中で運動もいいものだね。あとは富士山が見えればね・・・。そういえば、以前に小岩井農場でもやったな・・・。

 

グランピング 受付(森のかくれ家)

この牧場ではBBQが楽しめる他、グランピングも楽しむことができるのです。

牧場でグランピングが楽しめるのは、珍しいほど国内で有数だそうで、このまかいの牧場でもグランピングが楽しめるのも、なかなか粋な体験プログラムだと思います。

グランピングとは、Glamorous(グラマラス)・Camping(キャンピング)の造語からで、大自然ならではの贅沢さや快適さのコンテンツを含んだ割りと最近に登場したキャンプ形式だそうです。この牧場のグランピングは、大層なテントでくつろいだり、富士山を見ながら焚き火に当たる事ができます。もちろん、私のような一人旅でも受けてけてくれます。BBQなら要予約ですが、当日でもOKなプチグランピングは予約の必要はありません。もっとも、当日は平日だったのか、あっさり取れたのですがね() なお、グランピングやBBQはこの『森のかくれ家』で受付を受けます。

 

まかいの牧場 BBQ

さて、事前に予約したBBQのプランの受付を済ませて、BBQの昼食といきましょう。今回は平日ということもあり、我々以外にBBQをする人はいないようだったので、スタッフの方が富士山の見える席を用意してくれました。

まかいの牧場のBBQのテラスは、富士山が見えるような開放的な感じになっていて、お肉や野菜を焼きながら澄んだ空気を吸いながら富士山の絶景が楽しめます。
BBQのプランには『岡村牛(おかむらぎゅう)プラン』(4,500円)と『幸寿豚(こうじゅとん)プラン』(2,700円)がありますが、今回は『幸寿豚プラン』の方を申し込みました。『幸寿豚』富士のブランド豚で、ジューシーかつ甘みがあるのが特徴です。メニューには、お肉や野菜の他に、自家製のパンや富士山の天然水も用意されています。
そして、昼食を食べている頃には、富士山にかかっていた霧が晴れて、晴天の富士山を見ることができました!

ゴンベ:これが楽しみだったんだっぺ~!いただきま~すだ!モグモグ・・・うんめ~!いつも食べる豚肉とは違うくらいサイコーだっぺ~!

シャワさん:空気の澄んだ朝霧高原でBBQもたまにはいいよな。あとは富士山が見えれば・・・。

ビクティニ:そうだよね・・・って霧が晴れて富士山が見えてきたよ!すっげー綺麗だぞ!本当に来てよかった!

ミュウ:え、ほんと?うわ~綺麗だね~!!

 

プチグランピング

BBQの後は、『プチグランピング』を楽しみます。

『プチグランピング』は、事前予約なしで空きがあれば、5,000円で当日でも気軽にグランピングが楽しめるというものです。他にも、『デイグランピング』もありますが、こちらは7,000円でグランピングとともに岡村牛のステーキBBQが楽しめるプランがあります。どうせ予約するなら、そちらの方がもっとグランピングが楽しめたかもしれませんね・・・。
焚き火でマシュマロを気長に焼きながら、富士山の絶景や澄んだ空気の大自然を自分の肌で感じることができます。また、テントの中は広々としていて、風を感じながら、富士山の大自然が満喫できるのです。先程のBBQで出るデザートにまかいの牧場で採れた新鮮な牛乳も提供してくれました。まかいの牧場の牛乳は、市販のスーパーで買う牛乳や普段飲む牛乳よりも、これまた一段と濃厚で美味しかったです。なんでも、2019年には関東生乳品質改善共励会で最優秀賞を受賞したのだとか。ちなみに、チーズケーキもまかいの牧場自家製のノンホモ牛乳を使用しているので、とても濃厚なスイーツが楽しめます。まかいの牧場や静岡のお土産にも好まれています。

ビクティニ:焚き火は最高に楽しい!ぼくは炎タイプだから焚き火に当たると元気が出てくるんだ!まるで北海道の知床にいるような気分!

ミュウ:ここは静岡だけどね・・・。でも、GWに北海道へ行きたいよね。

 

まかいの牧場から見る富士山

午後になると、霧が晴れて富士山が見えるようになりました。

まかいの牧場から見える富士山はとても絶景です!放牧場でのんびりしている羊たちと富士山のコラボレーションは、まさに『世界遺産の見える牧場』ですね!これを写真に撮ってSNS映えする人も少なくないのではないでしょうか。富士山の景色は、完全に晴れて雲1つ無いスッキリとした富士山が見られれば、若干雲が被った富士山も見れます。今日は、雲が少し被ったような姿で富士山が撮れました。みなさんも、静岡や山梨へ旅行に行く時、天気が良ければ富士山の写真を収めておきたいと思います。

 

 

サルビアの花畑
まかいの牧場にはサルビアの花が咲いていました。この牧場では、四季折々の花々を見ることができます。

 

クッキーづくり体験

『食の体験工房』では、クッキーづくりソーセージづくりバターづくりなどの食の体験もできます。

今回はクッキーづくりをしました。参加料が800円、体験時間が40分と気軽に体験できます。

材料として用意するものは、薄力粉、砂糖、卵1個、固形バター(食塩なし)を使用します。まずは、砂糖をすべてボウルに入れ、卵は黄身だけを入れます(白身は使わない)。それらを入れたら、ボウルに入れたものをヘラでダマがないよう、ペースト状によく混ぜ合わせます。次に薄力粉を入れますが、全体の5~6分の1ずつ徐々に薄力粉を加えつつ、ヘラで生地を切るよう混ぜ合わせていきます。最初はそぼろ状になりますが、徐々に薄力粉をボウルに入れながら練り合わせていきます。生地として出来上がったら、自分の好きな形でクッキングペーパーに置きます。その際、生地が厚すぎても薄すぎてもいけません。厚すぎると生地の中まで熱が通らなくなり、逆に薄すぎると焦げてしまいます。ヘラの柄と同じぐらいの厚さが丁度いい具合です。チョコチップで生地に飾りにできます。ちなみに、今回はGWに北海道へ行くことを前提にキタキツネやタンチョウ、北海道の形、汽車、そして、自分の好きなポケモンにしました。
形を整えたら、オーブンに掛けます。オーブンで焼く時間は30分ほどかかるので、その合間にお土産屋さんでお買い物するもよし、牧場でのんびり過ごすもよしです。

 

クッキーの完成
焼いてから30分・・・。クッキーの出来上がりです!見ての通り、丁度いい焼き具合です。焼き上がったら、袋に詰めてお持ち帰りです。

 

休暇村富士

さて、まかいの牧場を楽しんだ後は、富士山の見える田貫湖の湖畔にある『休暇村富士』に宿泊します。

このホテルは、天然温泉の大浴場から富士山が眺められるので、人気があります。

我々がチェックインする時には、駐車場がやや満車に近い感じになっていました。また、このホテルへのアクセスは東京駅から高速バスが出ているため、クルマでなくても気軽に宿泊できますが、いろんな所をまわりたい私としては、レンタカーで回る方が時間を気にせずに過ごせるかと思います。

ビクティニ:おお、湖畔にあるホテルを選んだね。

ミュウ:大自然に囲まれた所で過ごせるのは夢のよう・・・。

 

休暇村富士 夕食
夕食は、静岡ならではの地場産ものや富士宮やきそば、しぞーかおでん、海鮮ものなど、メニュー豊富なものが多かったです。他にも、静岡茶や富士山の天然水、ステーキなども提供されていました。

ビクティニ:静岡地場産のものはみんな美味しいものばかりだ!いただきま~す!おでんがうまい!出汁のふりかけがきいている!

ゴンベ:富士宮やきそばも美味しいっぺ~!

ミュウ:サラダも美味しいよ!

シャワさん:寿司やお刺身もうまい!

 

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休暇村富士のお部屋

休暇村富士のお部屋は基本的には洋室になっています。

ベッドが快適で、全客室のバルコニーからは天気が良ければ富士山が眺望できるようになっています。そうでなくとも、窓をちょっと開ければ、富士の大自然の空気が部屋に漂います。鳥のさえずりなどで朝の目覚めや朝の田貫湖を楽しめます。

ビクティニ:こんな大自然で過ごせるのは幸せな気分・・・。

ミュウ:函館に行った時の旅行を思い出すね・・・。

ゴンベ:もう食べられないっぺ・・・。

シャワさん:明日は日本平に行くみたいだけど、富士山見られるかな・・・。

 

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客室から見る富士山

朝の客室からは、富士山の絶景と田貫湖が見られます。

休暇村富士での楽しみは、鳥のさえずりが聞こえる朝と朝日の富士山が見れることです。さらに春ということもあってか、時折ウグイスの鳴き声まで聴こえてきます。窓も少し開ければ、富士の大自然の空気がもっと肌に染みたのかもしれません。

作者:よく寝た・・・。お!富士山が綺麗に見えるぞ!

ビクティニ:おはよう・・・。おお・・・本当だ、朝の富士山は綺麗だ!澄んだ大空に富士山と湖が芸術的!やっぱり静岡から見る富士山もまさに日本を代表する景観ということもあるね!

ミュウ:これは綺麗だね!

 

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休暇村富士の朝食
朝食も干物や蒲鉾、わさび漬け、塩辛など、静岡地場産のものがふんだんに使われています。

ビクティニ:朝食も静岡の食材がたくさん使われている!いただきま~す!モグモグ・・・うまい!

ミュウ:おいしい!

ゴンベ:うまいっぺ~!

シャワさん:うまい!

 

 

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キャンプ場から見た富士山と田貫湖

さて、朝食を終えて田貫湖の周辺をサイクリングしてみます。

休暇村に宿泊すると、1時間320円で自転車を貸してくれるので、朝のサイクリングにはまさにうってつけです。

田貫湖は、面積が32ヘクタール(0.312平方km)、深さ8メートル、そして周りの長さが3.3kmと小さな湖ですが、湖越しに見える富士山との景観は見事にマッチしています。田貫湖は、断層活動によって隆起した窪地で、農地用水の確保から湖として拡張した人造湖ですが、この湖の周辺がサイクリングロードハイキングコースになっています。この湖を回るのに徒歩では60分自転車なら30~40分ほどで回れます。また、湖畔にはキャンプ場があり、多くの家族連れで賑わっていました。

ビクティニ:おお、湖の向こうに見える富士山のシルエットがこれまた美しい!やはり世界遺産の景観は絵になるね!

ミュウ:雲に包まれた富士山も綺麗だよね!

シャワさん:田貫湖の水面に富士のシルエットか・・・。まさに大自然の芸術だ!

 

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田貫湖湖畔の桜
田貫湖の湖畔には桜の花が満開に咲いていました。3月下旬がちょうど見頃なんですね。桜の花を見ながら、時折聴こえるウグイスの鳴き声がまさに春の訪れを感じさせます。

 

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親水園地
田貫湖の北サイドには親水園地があります。ここでは夏場になると水遊びで賑わうでしょうね。また、このあたりは釣りスポットにもなっていて、ヘラブナ釣りで賑わっています。

 

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田貫湖の北サイドから見た富士山

田貫湖の北サイドでは、富士山が一層綺麗に見えます。

遮るもののない湖上の向こうに見える富士山がこれまた美しさを醸し出します。

この日に見える富士山の根元にかかる雲がより幻想的な景観を醸し出しています。湖と富士山の景観なら、どんな景色でも美しい景観です。富士山の標高が3,776メートルという日本一の山岳なだけあって、威風堂々なスケールですね。

 

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カルガモ

カルガモの親子が悠然と田貫湖を泳ぐ姿に癒やされます。

また、この湖の周辺にはカルガモの他にもメジロやヤマガラ、カケス、オオバン、ツグミ、ジョウビタキ、ヒドリガモ、シジュウカラ、セグロセキレイなどの野鳥が見られます。そのため、湖や木の上などにカメラを向けるバードウォッチャーも所々で見受けられます。

 

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田貫湖の向こうに見る休暇村
我々が宿泊した休暇村も見えます。こうして風光明媚な景観にホテルがあると、泊まりに行きたくなりますよねw

 

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ダイヤモンド富士

時期が合えば『ダイヤモンド富士』が見られることもあるそうです。

『ダイヤモンド富士』は、太陽と富士山の山頂が重なって生じる光学的な現象で、文字通り太陽の朝日があたかもダイヤモンドのように輝いていることから、そのように呼ばれているといいます。いわば、天体的な現象が生み出した芸術というものとして、多くのカメラマンが訪れるのだとか。ちなみに『ダイヤモンド富士』の見頃は見える場所によって異なりますが、田貫湖からだと、4月下旬頃または8月下旬頃に見られるのだそうです。

 

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富士山と記念撮影

最後に休暇村の展望デッキから記念撮影をしました。

客室から見る富士山も十分綺麗に見えますが、展望デッキサイクリングコースから見ると、田貫湖の水面に近いため、富士山の景観がより美しく見えます。

ビクティニ:富士五湖から見る富士山もいいけれど、やはり静岡から見る富士山もとても綺麗だ!

ミュウ:これこそ、日本を代表する景色だよね。

ゴンベ:こりゃ、3度の飯より楽しいっぺ~!

シャワさん:水と富士の山・・・、まさに自然の芸術だ!さすが、世界遺産の景観だ!

 

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休暇村富士を後に・・・

さて、田貫湖のサイクリングを満喫しまして、休暇村富士をチェックアウトします。

ビクティニ:朝の富士山の景色が見れて最高だったな~。

ミュウ:夕食も朝食も美味しかったよね。日本平から見る富士山はどうかな?

www.qkamura.or.jp

 

 

これから、東名高速を通って日本平へ参ります。

 

『まかいの牧場&休暇村富士で春の世界遺産“富士山”を満喫』をお伝えしました。