ビクティニと昔ロマンのブログ

好きなポケモンと旅行に出掛けたり、鉄道名所(景観路線や歴史ある鉄道スポットなど)スポットめぐりや風光明媚な鉄道旅、日本の観光地の歴史や景観めぐりなどを紹介するコーナーです。よろしゅうお願いします。

北海道紀行2023GW 4日目 釧網本線の旅 3回目のノロッコ号&釧路川カヌーと釧路湿原を眺望!

みなさん、こんにちは。

今回は、三度目のくしろ湿原ノロッコ号に乗車しカヌーツアーにも参加します。

 

釧路プリンスホテルの朝食

釧路プリンスホテルの朝食です。

釧路の港町が見下しながら食べる朝食は美味しいものです。

ビクティニ:ここから見ると釧路の町並みはどこか異国情緒が感じられるね。

ビクティニポンチョのピカチュウ:まるで外国にでもいるみたい。

ぐんまちゃん:新潟の港町みたい。

アルクマ:長野にはこの風景はないクマ。

 

幣舞橋

ノロッコ号の時間まではまだ時間があるので、釧路市内を散策してみましょう。

ここは“幣舞橋”という釧路の観光名所の1つで、北海道三大名橋にもなっています。

太平洋へ流れていく釧路川の河口付近に架けられています。

この橋は明治22(1889)年に架けられ、当初は“愛北橋”という木造橋として造られましたが、その橋は全道で一番長かったそうです。後に“初代の幣舞橋”として改称および誕生したのが明治33(1900)年のこと。そして、現在の“幣舞橋”は初代から数えて五代目で、昭和51(1976)年に完成したものです。

また、橋の欄干には“四季の像”という4つの像が立ち、春夏秋冬をテーマにした各々の4つの像には『春の像(舟越保部氏作)』『夏の像(佐藤忠良氏作)』『秋の像(柳原義達氏作)』『冬の像(本郷新氏作)』が配置されています。

天候の良い日には夕日の名所にもなったりするので、釧路十景ならびに日本百名橋にもなっています。

幣舞橋の名前になったのは、アイヌ語で『ヌサ・オ・マイ』、つまり『幣場のある場所』が由来となっています。

ビクティニ:釧路の幣舞橋を見るのもこれで2回目かな。

ビクティニポンチョのピカチュウ:街中とは言えども自然とよく合う橋だね。

ぐんまちゃん:初めて見たけど、まるでヨーロッパのような橋!

アルクマ:信濃川や千曲川ほど川幅が大きくないけど、釧路川もけっこう広い川だクマ!

 

ラッコのクーちゃん

一時期は、このあたりの河口付近には、『クーちゃん』というラッコが現れたそうです。

なんか、20年前に多摩川で現れたアザラシの『タマちゃん』を思い出しますね。しかし目撃されたのは2009年とのことなので、流石に最近はあまり見ることはないのでしょうが、一応“特別住民票”として登録されているようです。

 

愛北橋

橋の下にある通路には、幣舞橋の変遷なるものが展示されています。

ここでは初代から4代目までの橋が展示されています。

これは、幣舞橋の前身こと“愛北橋”です。

見た感じでは、江戸時代の日本で見るような典型的な木橋です。

 

初代 幣舞橋

これは初代の幣舞橋です。

1898年に“愛北橋”が崩落したあとの官営によって架け替えられたようです。

この頃から“幣舞橋”へ改称されたのですね。

 

二代目 幣舞橋

二代目の幣舞橋です。

初代の橋が1909年に崩落し、架け替えられたものです。

まるで東海道五十三次に出てくるような木橋です。

 

三代目 幣舞橋

三代目の幣舞橋です。

1915年に二代目の橋が崩落し架け替えられたものです。

これまでの橋と比べるとだいぶ立派な橋になりましたが、それでも当時は木造のままです。

しかし、後に新しい4代目の橋がかけられることになるので、川の氾濫などによって壊れることなく、引き継ぎのために解体されたようです。

 

四代目 幣舞橋

昭和に入り1928年・・・四代目の幣舞橋が造られました。

この橋は、これまでの木造から初めてコンクリート製の橋となっています。

そして、1976年に現在の五代目の幣舞橋に交代し、現在に至っています。

 

釧路市の公園に展示されているC58型蒸気機関車
公園内には、かつて道東を走ったC58型蒸気機関車が展示されています。

北海道のC58型機関車は、根室本線や釧網本線、石北本線などの路線で、貨物列車や旅客列車、果ては混合列車(客車と貨車が交じるように連結された列車)として活躍しました。

こちらのC58-106号機は昭和14(1939)年1月19日に大阪汽車にて製造され、根室本線や釧網本線で活躍したものです。また、昭和29(1954)年8月にはお召し列車を牽引したことがあるようです。最後に根室本線の帯広~釧路間にて行われたさよなら運転を最後に引退しました。鉄道開業100年記念と同時に、この公園で保存されることとなり、静かに余生を送っています。

この機関車が釧路湿原を走る姿を想像すると、風情が感じられたことでしょう・・・。

 

釧路駅からノロッコ号に乗車
さて、釧路駅に来た時、ちょうどホームにノロッコ号が入線してきました。

11:06の発車なので、あと30分ほどで発車します。それまで、売店で昼食用(のつもりだった)と夕食用のお弁当をそれぞれ2つ購入。そして、準備ができたら改札を通り、ホームへ移動します。

ビクティニ:さあ、いよいよノロッコ号に乗車だよ!ノロッコ号で塘路駅についたら、カヌーツアーへ出発!

ビクティニポンチョのピカチュウ:今回もタンチョウは見れるかな?

 

くしろ湿原ノロッコ号

さあ、くしろ湿原ノロッコ号で釧路湿原へ旅の始まりです!

くしろ湿原ノロッコ号は、釧路湿原を通るJR釧網本線をのんびり走る観光列車で、基本的には釧路駅から塘路駅まで約1時間かけて運行されています。

時期によっては川湯温泉まで運行されることがあるようです。

塘路方面へは機関車が先頭に立ちますが、かえりは機関車に押されるように戻っていきます。

また、車内の2号車には売店があり、ノロッコ号のグッズや様々なお菓子などが売られています。中でも超濃厚なミルクをふんだんに使用した『ノロッコ号プリン』は人気だそうです。もちろん、今回の旅でもそのプリンをいただきました。

ビクティニ:みんな、これからノロッコ号に乗車し、釧路湿原を冒険するよ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:ノロッコ号にカヌーなんて久しぶりだね。

ぐんまちゃん:これが『ノロッコ号』なんだね。なるほど、湿原らしく緑色なのね。

アルクマ:ぼくと同じ色なのは嬉しいクマ!

 

★くしろ湿原ノロッコ号&釧路川カヌー下り★


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釧路湿原の車窓

11:06 くしろ湿原ノロッコ号 釧路駅を出発。

最初は釧路の街中を走り釧路川を横切ると、すぐに東釧路駅へ到着します。

東釧路駅でJR花咲線(根室本線)と分岐し、ノロッコ号は釧網本線に入ります。

釧路の市街地のはずれに出ると、あたり一面に広がる原野が車窓に映ります。やがて、次第に車窓の景色が変わってくると、釧路湿原国立公園に入っていきます。

ビクティニポンチョのピカチュウ:だんだん原っぱや林の広がる車窓に変わっていく・・・。

ビクティニ::ここから釧路湿原国立公園だよ。草原のように広がる景色がまさに釧路湿原そのもの!

 

岩保木水門
しらばく進むと、進行方向左側には大きな水門が現れます。

“岩保木水門”です。

この水門は、釧路川を仕切るためのもので、人工河川としてできた『新釧路川』ならびに旧流路の『釧路川』の分岐点に位置しています。この角度から見る岩保木水門は、釧網本線の列車からでないと見れない、なかなか乙な撮影スポットです。

釧路川は、かつて釧路の市街地を流れ、太平洋へ注がれる河川であったことから、洪水が起きるたびに市街地は大きな被害を受け、港湾は川の流れによってもたらされる土砂で埋め尽くされることがあったそうです。中でも大正9(1920)年8月の洪水の被害は甚だしく、市街地は1週間以上も水没する羽目になったのです。そこで、阿寒川の付替えおよび新釧路川の開削、ならびに大規模な河川改修が行われます。その最中、昭和6(1931)年には新たに本流となった新釧路川および旧流路との分岐点に設けられたのが、岩保木水門なのです。

岩保木水門には旧水門と新水門があり、写真に写る大きな建造物が『新水門』になります。その右側には、林に隠れてかろうじて屋根が見える建物が『旧水門』です。

旧水門は、昭和6年に分岐点を設けた時に完成した水門です。上部構造物が木造であるため、その趣のある姿から、歴史的建造物として保存されています。全幅20メートル、高さ5メートルの扉体が2門あります。しかしながら、その旧水路を利用した木材運搬を行う予定だぅたそうですが、ちょうど同時期に釧網本線が開通したことで、木材輸送は鉄道にて行われたことから、岩保木水門が出来てから1回も開くこともなく、平成2(1990)年には運用終了を迎えています。一方、新水門は平成2年から運用されています。旧水門は、今では観光名所となっており、またカヌーの拠点にもなっています。

 

岩保木水門を過ぎると、ノロッコ号は釧路湿原駅に到着します。

この駅では、大半の観光客が下車していきました。ツアー客や団体が多かったようです。細岡展望台が目当てで下車されたのでしょう。

このあと、列車は細岡駅に停車し、終着駅の塘路駅まで進んでいきます。

 

ノロッコ号から見る釧路川と湿原
さて、長いようで短いノロッコ号の旅もいよいよ大詰めです。

しかし、塘路駅までの道のりもこれまた長く続きます。

細岡駅を過ぎると、進行方向左側の車窓には釧路川が見えます。このあたりはまさしく釧路湿原の根源といってもいいでしょう。この車窓からは、湿原に生息する様々な野生動物を目にすることができます。中でもタンチョウが有名で、運が良ければ出会えることがあります。

ビクティニ:タンチョウはいるかな?・・・あ!・・・なんだアオサギか・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:前来た時はタンチョウが見えたんだけどなあ・・・・。

ぐんまちゃん:これが釧路湿原なんだね。まるで尾瀬みたいだね。

アルクマ:なんだか、上高地みたいだクマ!

 

ノロッコ号から見る釧路川とカヌー

ノロッコ号の車窓からは、釧路川を下るカヌーの姿が見えます。

我々もこれからカヌーに参加することになるのでしょう・・・。

 

ノロッコ号から見るキタキツネ

反対側の岸を見てみると・・・

なんと・・・・

キタキツネが走っているではありませんか!!

釧路湿原の生き物は、概ねタンチョウやエゾシカがお馴染みだったりするのですが、キタキツネが見られることもしばしばです。他にも、シマエナガやシマフクロウ、オジロワシなどの動物が生息しています。

 

塘路駅に到着

11:51 塘路駅に到着。

くしろ湿原ノロッコ号の旅は、釧路駅から塘路駅まで約50分の長いようで短い旅でありました。

普段はノロッコ号の終着駅である塘路駅では、カヌーツアーの拠点にもなっています。

ということで、事前に予約したツアー会社に申し込みをして早速参加しましょう。

まず、塘路駅から塘路湖湖畔まで送ってもらい、現地にて準備を行った上で、カヌーツアー開始です!

ビクティニ:さあ、ここからカヌーツアーに出発だよ!今回も塘路湖から出発し、アレキナイ川や釧路川を下って細岡駅付近まで下っていきます。

ビクティニポンチョのピカチュウ:前とはあまり変わらないのね、でも途中で休憩はあるみたい。途中でタンチョウがみれるといいね。

 

塘路湖

さあ、釧路湿原のカヌーツアーのはじまりはじまり~。

今回で釧路湿原のカヌーは3回目になります。

まずは、塘路湖からスタートします。

塘路湖も釧路湿原国立公園の一部で、釧路湿原の東側に位置している淡水湖です。周囲18km、面積は62ヘクタール、最大水深7メートルの海跡湖です。そのため、本来は海水域に生息する甲殻類の一種とされるクロイサザアミが生息しており、かつてここが海であった名残を思わせます。

塘路湖はアイヌ語で『トー・オロ(沼のまたは湖のところ)』に漢字を当てたのがその名前の由来となっています。このあたりは、オジロワシやアオサギなどの野鳥が生息する特別地域・鳥獣保護区にもなっています。

ぐんまちゃん:ここは塘路湖という場所だね。まるで榛名湖みたい。

アルクマ:聞いた話だと、本当にここは海だったらしいクマ!

 

釧路湿原を飛ぶアオサギ

ちょうど塘路湖の真上を飛ぶ水鳥の姿がありました。

“アオサギ”という野鳥です。

一見するとタンチョウのようにも見えますが、実際は全くの別物なのであしからず。しかし、アオサギも釧路湿原に生息する立派な水鳥です。素人ではなかなか見分けがつかないですよね・・・。

 

アレキナイ川
塘路湖から国道391号と釧網本線の橋下をくぐると“アレキナイ川”に差し掛かります。

アレキナイ川は釧路川の支流の1つですが、ほとんど高低差がないため、流れは非常に穏やかです。アイヌ語で『来る川』という意味で、かつては舟が行き交う場所だったそうです。

また、川幅が狭いため、間近で動物が見られることがあるため、このあたりは野生動物の撮影スポットにもなったりします。そして、周りの雰囲気も北の大地にいるとはいえ、あたかもジャングルの中にいるようで不思議なものですね・・・。

ビクティニ:タンチョウはいるかな~?

ビクティニポンチョのピカチュウ:このあたりは動物がいそうだよね。

 

エゾシカ発見!
さっそく岸辺でエゾシカを見つけました!

しかし、枯れヨシに隠れているのでハッキリ見えませんが、明らかにエゾシカの姿です!

エゾシカは、道内ならどこにでもいたりしますが、釧路湿原では割りとよく見かけます。過去にも北海道へ行っては何度もエゾシカに出くわしたものですが、こんな間近にエゾシカを見たのは初めてかもしれません。

 

オジロワシ
オジロワシも釧路湿原に生息する野鳥として代表的です。

オジロワシは、北海道を代表する鳥類の一種であり、ロシアに生息する野鳥でもあります。

オジロワシの生態としては、夏の間は樺太などの極東ロシアで繁殖し、冬になると越冬のためにここ北海道で過ごし、春になるとロシアへ戻ります。これを“冬鳥”といいます。

しかし、一年中道内で過ごす個体もいます。これを“留鳥”といいます。したがって、この時期は5月なので、写真のオジロワシは“留鳥”ということになるでしょう。北海道で生息するオジロワシは釧路湿原以外にも知床や野付半島、根室、道北などにも生息しており、冬期以外でも目にすることができます。なお、道内で越冬する個体数は約1,700羽(そのうち、つがいが約140組)といわれています。

オジロワシは全長70~98cm、体重は3~7kgと日本に生息する野鳥としては国内最大級で、翼を広げると2メートルを超えるそうです。他にも似たような種類でオオワシがあります。オジロワシは、淡褐色や淡黄色の羽毛で覆われた頭部、短い12枚の羽がややくさび形にまとまった形状、色彩が白い尾羽が特徴的です。一方、オオワシは羽の部分や脚、尾羽の部分が白いのが目立つのが特徴。

今回はアレキナイ川で見つけたので、こんな間近でオジロワシが見れたのが初めてなので、とても感激です!

 

釧網本線の普通列車(釧路行き)
釧網本線の列車本数は、ノロッコ号を除くと1日5~7本しかありませんが、タイミングが合えば釧網本線の列車が見れます。

これは、釧網本線の普通列車として活躍するキハ54系500番台です。

写真の列車は、釧路方面へ向かうノロッコ号を除く始発から4番目の列車です。この列車が去ると次の塘路駅発の18時12分までありません。ということは次の釧路行きが来るのが夕方過ぎになるのでしょうね・・・。

ちなみにこのような普通列車は、釧網本線のみならず、花咲線や石北本線、宗谷本線などで活躍しています。

 

釧路川との合流地点
アレキナイ川を2kmほど下っていくと、釧路川と合流します。

今回は、塘路湖から細岡駅付近まで約10㎞ほど下っていくカヌーツアーになるので、残り8㎞ほど下っていきます。

釧路川はJR釧網本線の線路が見えたあたりで合流します。

写真の左側の線路のある方が下流、右側の方が上流になります。

 

釧路川
釧路川に差し掛かり、細岡駅付近までの8㎞の間、本流を下っていきます。

先程のアレキナイ川よりかなり川幅が広くなっています。

釧路川は、ここから更に上流にある屈斜路湖を起点に、弟子屈町や標茶町、ここ釧路湿原、釧路港を経て太平洋へ注ぐ、全長154㎞の一級河川です。

一級河川にしては高低差がほとんど少なく、釧路川本流にはダムが1箇所も無いのが特徴です。そのため、ここはカヌーをするのには大変適した環境でもあります。

釧路川は、アイヌ語で言う『クスリ(薬・温泉)』に由来しています。また、源流である屈斜路湖もアイヌ語で『クスリ・トゥ(薬・温泉の湖)』と呼ばれているため、そこから流出する河川を意味するという説や、上流の屈斜路湖周辺には多く温泉が湧き出ているため、温泉の成分が含まれる川であるという説もあるようです。

釧路川の沿岸にもエゾシカやタンチョウをはじめ、オジロワシ、アオサギ、シマフクロウ、シマエナガ、キタキツネなどの野生動物が生息しています。

ビクティニ:釧路川だよ!釧網本線の線路がすぐ近くにあるのも不思議だよね。

ビクティニポンチョのピカチュウ:この辺も湿原だけど、ここは開けているね。

ぐんまちゃん:こんなに広い川なのに、流れは静かだね。みなかみ町の利根川が流れは激しいのに、ここはずいぶん穏やかだ・・・・。

アルクマ:千曲川はわりと流れが激しいのに、ここはとてもゆったりしているクマ!

 

釧路湿原の中で休憩

途中の川岸で休憩をしました。

というか、これまで釧路湿原のカヌーを参加してきましたが、途中で休憩するというパターンは初めてです。

このあたりでタンチョウが見れるのかと思ったのですが、やはり一向にタンチョウが現れる気配はないようです。湿原地帯の岸辺は、ヨシという草が生えていて、何となく沼地っぽいですね。釧路湿原は、『泥炭層』という地層によって形成されています。というのも、ここの大昔は海の中にあった場所だからです。その経緯については、これから行くことになっている細岡展望台でお話します。このあたりは国内唯一の爬虫類ことキタサンショウウオが生息し、いかにも草の中からエゾシカが出てきそうです。

休憩中にはコーヒーを淹れてくれました。

 

木に止まっていた2羽のオジロワシ

釧路湿原を飛び舞うオジロワシ

さて、再びカヌーこぎのスタートです。

ここで2羽のオジロワシが木に止まっている姿で現れました!

しかも、生でオジロワシの鳴き声を聴いたのは初めてです!

その後、2羽のオジロワシはどこかへ飛び去っていきました。我々の間近でオジロワシが飛翔する姿は、勇ましく感じます!日本最大級の鳥類というだけのことはありますね・・・。

 

木に止まっているオジロワシのシルエット
この後、何度もオジロワシが木の枝に止まっている姿を目にすることができました。

このあたりにはオジロワシの巣が何箇所かあるようで、その周辺では必ずといっていいほど、オジロワシの姿が見られるのではないでしょうか。釧路湿原に棲むオジロワシは、川のサケやマス類などの魚を捕って狩りをしています。

タンチョウを目にすることはありませんでしたが、間近でオジロワシの勇ましい姿が見れただけでも満足です。オジロワシの鳴き声も独特すぎて、普段はあまり聴くことはないので、なかなかいい経験にはなったかと思います。

 

釧網本線の列車(網走行き)

また、遠くから列車の走行音と警笛が聞こえてきます。

今度は釧網本線の網走行きです。14:45に塘路駅を発つ列車ですが、なんと始発から数えて3番目の列車だそうです。・・・3番目にしてはだいぶ遅い時間で運行されています。余談ですが、昔の釧網本線はC58という蒸気機関車が客車列車や貨物列車がここを行き交っていたのです。その頃の釧路湿原はもっと風情が良かったのでしょうね・・・。

 

釧路川から見るエゾザクラ

釧路川からは、エゾザクラが咲いているのが見えます。

写真の中央に写る小さなピンク色がエゾザクラで、4月下旬から5月上旬にかけて咲く、春の北海道ならではの風物詩です。

 

釧路湿原から見る雄阿寒岳

釧路川の上流側には、雄阿寒岳のシルエットが映し出されています。

釧路湿原から見る雄阿寒岳もまた道東らしい風景です。

雄阿寒岳は、阿寒カルデラのカルデラ火山で、周辺には阿寒湖があります。

 

エゾシカの親子

さて、今回のカヌーツアーの終点となる細岡駅付近に到着する頃には、最後のところでエゾシカの親子の姿が見えました。

岸辺で草を食べているエゾシカたちの姿もまた、北海道の自然風景そのものです。

 

細岡展望台

カヌーのツアーを終えた後、細岡展望台へやってきました。

晴れ渡った釧路湿原のパノラマは絶景です!

果てしなく広がる湿地と、蛇行するように流れる釧路川が見えます。

釧路湿原は、東西25㎞および南北36㎞、ならびに総面積22,070ヘクタールを有する国内最大級の湿原で、日本で最初にラムサール条約湿地に登録された場所です。

展望台から見てみると、先程までカヌーで下っていた釧路川からとは違って、釧路湿原の雄大さに思わず感動してしまいます。

ビクティニ:こんなに雄大な釧路湿原を見たのは初めてだ・・・(´;ω;`)

ビクティニポンチョのピカチュウ:ここから見る釧路湿原はとても絶景だね!

ぐんまちゃん:ぼく感動しちゃった・・・(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

アルクマ:これは絶景だクマ!湿原のはずなのに草原のように見えるのは不思議な光景だクマ!

 

細岡展望台と釧路湿原について
釧路湿原について改めて説明すると、先程も述べたように大昔は海の中にあった場所です。

というのも、今から約1万年~6千年前までの間、気温の上昇とともに陸地に海水が入り込む、いわゆる『海進』によって、この湿原全体が海の底に沈んだといわれています。その後、徐々に『海退(海水が引くこと)』が進行し、約4千年前には湾の口の部分が砂州によって閉ざされたことで淡水湖が形成され、そこに植物が生えて周辺から流れ出た土砂によって埋め込まれていきます。そして、『泥炭層』が徐々に堆積していったことで、現在のように“釧路湿原”が形成されたのです。

釧路湿原は基本的に陸地ですが、“宮島岬”“キラコタン岬”といったような地名があるように、まさしくここが海の中にあったという名残を思わせます。つまり、大昔はこの湿原が海だった時代にそれらの岬が存在したということになります。

もちろん、釧路湿原の成り立ちについても、ガイドさんからの説明がありました。

 

釧路湿原ビジターセンター
さて、今回参加したカヌー下りおよび細岡展望台へのツアーは無事に終了し、ここビジターセンターにて解散ということになりました。

ここは先程の細岡展望台の近くにあり、釧路湿原駅へは5分ほどでアクセスできます。

この後、網走方面へ向かうのですが、次の網走行きが16:51発とまだ時間があるので、こちらのビジターセンターでしばし見学してみましょう。

ビクティニ:カヌーに釧路湿原の眺望ツアーはなかなか楽しかった。今回はタンチョウは見れなかったけど、オジロワシやエゾシカは何度も見れた。アオサギは初めて見たし、オジロワシの鳴き声も初めて聴いたよ。

ビクティニポンチョのピカチュウ:いろいろ新しい収穫になったんじゃないかな?

 

釧路湿原ビジターセンター

ビジターセンターでは、釧路湿原についての解説をはじめ、この湿原に生息する様々な生き物たちについての解説を見ることができます。また、ここでは売店もあり、コーヒーやソフトクリームもいただけます。

ビクティニ:カヌー後のアイスもなかなか格別!

ビクティニポンチョのピカチュウ:おいしい!

ぐんまちゃん&アルクマ:おいしい!!

 

釧路湿原の生き物たち
ビジターセンターでは、釧路湿原に生息する生き物たちのはく製が展示されています。

釧路湿原を代表する生き物こそタンチョウが代表格ですが、他にもエゾリスやエゾフクロウ、ヤマセミなどの生き物が生息しています。先程のカヌーでよく見るのがエゾシカやオジロワシなどですが、釧路川のカヌーや列車、車からの視線では見ることができない場所で各々の生き物たちが暮らしているのです。

 

四季折々の釧路湿原
四季折々の釧路湿原には様々な動植物が生態系を作っています。

釧路湿原では、春になるとミズバショウやオオバナノエンレイソウなどが花を咲かせます。釧路川とその支流にはイトウというサケ科の大きな魚が泳いでいます。その体長はなんと2メートルにも及ぶ日本最大級の淡水魚です。かつてはこの湿原で多く見れたかも知れませんが、最近は数が少ないことから幻の魚と呼ばれたりすることもあるそうです。

キタキツネが走ってくる姿を先程のノロッコ号の車窓から見えましたね。キタサンショウオは釧路湿原にしか生息していない上に、川岸やヨシ群生の中で生息しているので、見つけるのにはかなり困難そうです。

オジロワシやアオサギは目にすることができました。というか、空を飛んでいる水鳥っぽいのがタンチョウって思ってしまいますが、実はアオサギだったなんてこともあったりします(笑)

 

冬の釧路湿原
冬になると、釧路湿原では頻繁にタンチョウの姿が見られます。

タンチョウは渡り鳥というイメージになりがちですが、実際は1年中道東で暮らしています。

5月といったこの時期になると産卵の時期になりますが、冬になると食料を求めて越冬しますが、北海道は雪が多いため、なかなか食料は見つかりません。そのため、鶴居村では給餌をしてタンチョウたちが餌のある場所へ集まってくるのです。上の写真は冬の道東の景色とタンチョウたちの姿です。この光景は冬の北海道でしか見られない、芸術的なものです。ぜひ生で見てみたいですね。

 

釧路湿原の成り立ち
これは釧路湿原の成り立ちを示したものです。

もっと大昔の2万年前の氷河期はまだ海水が浸水していなかったようですね。もともと流れている釧路川も存在していたんですね。阿寒湖や屈斜路湖、摩周湖も大昔からあったようです。

氷河期が終わると、気温の上昇で海水の水位が上がり1万年前には海水が浸水してしまいます。それから何千年もの間、海の中に沈んでいたんですね。その後は徐々に海水が引かれて堆積した土砂が湖を作り、その場所に次々と植物が生えたことで『泥炭層』が発達し、今の釧路湿原ができたということですね。その周辺には先程のカヌーの出発地点となった塘路湖をはじめ達古武湖、シラルトロ湖などの海跡湖ができたのも、まさに自然が生み出した地形ですね。

 

道東の地形
道東は、他の地域にはない特徴的な地形を持っています。

釧路湿原以外にも、霧多布湿原や根室、厚岸湖、摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖、知床、野付半島など、魅力的な自然がたくさん点在しています。

また、道東のタンチョウは釧路湿原以外でも、霧多布湿原や風蓮湖、野付半島などでも見られることがあります。

特に、知床は人気で多くの観光客が訪れ、ヒグマやエゾシカ、シャチなどが見れる人気観光地だそうです。知床半島には、斜里岳をはじめ羅臼岳、硫黄岳、知床岳などの連峰が連なります。また、更に東側には北方領土の国後島があります。

こういった変わった地形を見るのもなかなか面白いものです。ただ、2022年に起こった観光船の事故だけはとても痛ましい出来事だったのは未だに鮮明に覚えています・・・。

 

釧路湿原駅
さて、列車が到着する10分前になったので、ぼちぼち駅へ向かいます。

ビジターセンターから釧路湿原駅までは、案内に従って階段を下れば到着できます。

ここ釧路湿原駅は、先程のビジターセンターや細岡展望台への最寄り駅になっています。駅舎がログハウスづくりになっているのがまた素敵なものです。

もちろん、周りには民家は1軒もないので、もっぱら観光駅になっています。

ビクティニ:次の列車が16:51に来るはずだ。それで北見へ行こう。・・・でも、事前に購入した切符は塘路駅から乗る前提で買ったので、列車に乗ったら整理券をもらわないと・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:確か塘路駅からの切符を買ったもんね。とりあえず、整理券を取って今日の目的地である北見駅で切符と一緒に見せればいいんじゃない?

ぐんまちゃん:駅は素敵だけど、ここは無人駅みたい・・・。

アルクマ:ここは田舎というか、大自然の中にある駅だクマ。小海線よりすごいかもクマ・・・。

 

細岡駅

16:51釧路湿原発 普通列車 網走行きに乗車。

先程のカヌーツアーの終点となった細岡駅を通り過ぎます。

この駅は利用者はほぼ0人ですが、カヌーツアーの拠点にもなっているので、カヌーの時期には需要があるようです。

 

塘路駅

当初はここから釧網本線の列車に乗る予定でしたが、今回のカヌーツアーでは釧路湿原ビジターセンターで解散したので、近くの釧路湿原駅から乗車。なので、今回は塘路駅はスルーします。

ビクティニ:前のツアーに参加後は、たしかここで解散したんだよね。

ビクティニポンチョのピカチュウ:そうそう。

 

釧網本線の列車から見る釧路湿原
釧網本線の車窓からは夕暮れの釧路湿原が見えます。

あらためて列車から雄大な湿原を眺めてみると、不思議な気分になります。塘路駅から先もしばらくは釧路湿原の景色が続きます。

ビクティニ:車窓から見る釧路湿原の風景も感動・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:タンチョウが見れなかったのは残念だけど、オジロワシは見れてよかった。

 

湿原から牧場の風景へ・・・
釧路湿原を過ぎると、列車の車窓はだんだん牧場の風景へと変わっていきます。

このあたりは牛が放牧されている長閑な風景です。ちなみに、かつては五十石駅や南弟子屈駅があったのですが、五十石駅は2017年、南弟子屈駅は2020年に廃止されたようです。

ビクティニ:釧路湿原の景色が終わっちゃった。ここからは牧場の風景だ。

ビクティニポンチョのピカチュウ:がらりと風景が変わるのが列車旅の楽しみなんだよね。

 

標茶駅

標茶駅に到着。ここで対向列車との行き違いのため12分間ほど停車しました。

この駅は標茶町の中心駅なので、飲み物を買うため運転士さんに列車から降りました。しかし、この駅では自販機はどこにも見当たらないようですorz

仕方がないので列車に戻り発車を待つことに・・・・。

ビクティニ:おかしいな?この駅なら自販機は置いてあるはずなのに・・・

ビクティニポンチョのピカチュウ:駅前にも自販機すら見当たらないなんて・・・。ここは相当田舎みたいだね・・・。

 

車内で北海道名物の駅弁をいただく

釧網本線の列車内で、夕食用に買っておいた駅弁をいただきます。

釧路駅で購入した『サーモンいくら弁当』です。

四人:いただだきます。

ビクティニ:うまい!さすが北海道名物は違うな・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:いくらもサーモンも美味しい!

ぐんまちゃん&アルクマ:とてもおいしい!

 

摩周駅

摩周駅は、弟子屈町の中心駅です。

この駅は、先程の標茶駅より観光地っぽい印象のある駅です。

摩周駅の周辺には、阿寒国立公園があり、摩周湖はもちろん、屈斜路湖や阿寒湖の最寄り駅でもあります。

ビクティニ:摩周駅の昔は弟子屈駅だったんだよね。

ビクティニポンチョのピカチュウ:摩周湖の最寄り駅だもんね。

 

釧網本線 野上峠越えの車窓

川湯温泉駅を過ぎると、釧路エリアとオホーツクエリアの境界線を越えていきます。

その境界線にある『野上峠』は釧網本線の勾配区間です。

また、このあたりは釧網本線で数少ないトンネル区間があり、エゾシカといった野生動物も出没することがあります。

ビクティニ:だんだん日が暮れてきた・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:キツネやシカがいそうだね。

ぐんまちゃん:湿原から牧場、そして森の中・・・。車窓の景色がだんだん変わっていくのが楽しい。

アルクマ:ヒグマが出てきたらビックリだクマ。

 

斜里岳の車窓

野上峠を越えると、こんどは畑と斜里岳をはじめとする知床連山が見えてきます。

このあたりの畑で育てているのはじゃがいもかたまねぎでしょうね。

車窓に映る富士山のような山は斜里岳です。ここでも南斜里駅が2021年に廃止されています。

 

知床斜里駅

知床斜里駅に到着。

ここは文字通り世界自然遺産こと『知床』の最寄り駅です。

知床へ行くには、ここでバスに乗り換えることになります。・・・が釧網本線は日中の時間帯ではほとんど列車本数がなく、公共交通機関で知床まで行くのには、よほど計画を立てないと難しいかもしれません・・・。

 

網走駅に到着

19:47 網走駅に到着。

さらにここから北見方面へ向かうため、石北本線の列車に乗り換えます。

ビクティニ:網走駅に到着したけど、今日は北見に泊まるので、ここからさらに石北本線の列車に乗り換えだ。

ビクティニポンチョのピカチュウ:白くて緑の帯を引いた列車なんだね。

 

石北本線で活躍するキハ40

石北本線の列車は『キハ40』という車両が普通列車として活躍しています。

JR北海道の非電化区間のほとんどはH100形に置き換えられている中、キハ40が走っているのが見られるのは根室本線の滝川~富良野~東鹿越とここ石北本線だけです。

見ての通り1両編成で、ワンマン運転で運行されています。

しかし、キハ40が見られるのはこれで最後かもしれません・・・。

 

石北本線キハ40 車内

石北本線の列車の車内です。

見た感じ、まさしく昔ながらの列車って感じですね。

列車の窓の向こうにホーロー駅名標を入れてみると、雰囲気を感じます。

ビクティニ:以前はここで下車した記憶があるな・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:昔はここで降りて、網走刑務所や知床へ行ったんだよね。

20:10 網走発 普通列車 留辺蘂行き発車

 

第二の夕食

石北本線の列車が網走駅を出発する頃に、2つ目の駅弁をいただだきます。

こんどは『カニ食べ比べ弁当』をいただきました。

ビクティニ:いただだきます。お!これは毛ガニだ。

ビクティニポンチョのピカチュウ:これはタラバガニみたい。

ぐんまちゃん:これはズワイガニだね。

アルクマ:3種類ともおいしいクマ!

 

夜の石北本線を行く普通列車

先程、網走駅を出発したこの列車は最終列車なので、ほとんど乗る人はいないようです。

静寂に包まれた普通列車の車内は、まるでアニメ銀河鉄道の夜のようにシュールな雰囲気です。この時間帯は、すでに車窓は真っ暗でただただ闇の中を駆け抜けているかのようです。この後も乗る人はそこそこいましたが、それでも全体的に乗客は少ないです。

ビクティニ:窓からは何も見えない・・・。

ビクティニポンチョのピカチュウ:夜になるとシカに遭遇しやすいよね。

ぐんまちゃん:なんか吾妻線の大前行きに乗っているみたい。

アルクマ:飯山線を思い出すクマ。

 

緋牛内駅

石北本線の中には変わった名前の駅名が見受けられます。

ここは緋牛内という駅名ですが、アイヌ語で『ススウシナイ(柳が群生する川)』が由来となっていますが、『石の多い川』という説もあるようです。ここは、もともと網走本線の一部だったのですが、昭和36(1961)年に石北本線に改称され現在に至っています。

 

北見駅に到着

21:44 北見駅に到着

釧路湿原から長い列車旅を経て、北見駅に到着しました。

最終列車の留辺蘂行きの普通列車は、我々を北見駅に残して発車していきました。この列車を最後に、旭川方面へ行く列車はありません。

ビクティニ:北見駅に到着。夜9時・・・だいぶ遅くなったね。ここは北海道だから列車本数は少ないんだよね。

ビクティニポンチョのピカチュウ:あれで最終列車なんだね。降りる駅を間違えたら大変だよ。

 

北見駅

北見駅は北海道北見市の中心駅です。

北見市はオホーツクエリアで一番大きな街で、面積も全国ベスト10に入るほど広大で、1,428k㎡。なんと道内1位、国内4位の広さを誇ります!

また、北見市はたまねぎの生産量は日本一です。国内のたまねぎ生産量も北海道がダントツで、全国の大半が北海道産なほど、北見産のたまねぎ生産量は全国の2割に当たります。そして北見産のたまねぎ生産量は、年間で約21万トンあります!

ビクティニ:北見に到着したよ!

ビクティニポンチョのピカチュウ:おつかれさん。長かったね・・・。

 

北見のホテル

この日は北見市内に泊まり、明日はまたレンタカーを借りて、丸瀬布や美幌峠などを回ります。

ビクティニ:この日はここでおしまい。ここの大浴場は温泉で最高だった!明日は、丸瀬布や美幌峠を回るらしいよ。

ビクティニポンチョのピカチュウ:今日はなかなか楽しい1日だったね。釧路湿原でノロッコ号に乗ったりカヌーに参加したり、でもここまで長い列車旅になっちゃったけどね・・・。

 

『3回目のノロッコ号&釧路川カヌーと釧路湿原を眺望!』をお伝えしました。